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第三幕 (岩山の頂上。右手にはモミの林が広がる。左手には入り口のような岩の洞穴があり、自然の広間が出来上がっており、その上には岩の頂がある。奥のほうは完全に見晴らしがよく、はるか向こうに様々な岩山が並んでいるのが見える。この岩山の斜面はほとんど崖のようであるだろう。嵐に追われる雲がつぎつぎと岩山の縁を通り過ぎていく。) 前奏曲と第一場 (ゲルヒルデ、オルトリンデ、ヴァルトラウテとシュヴェルトライテ、後からヘルムヴィーゲ、ジークルーネ、グリムゲルデ、ロスヴァイセ、ブリュンヒルデとジークリンデ。はじめ舞台にいる四人はみな武装し、岩山のあちこちに散らばっている。) ゲルヒルデ (一番高い所にいて、奥から近づいてくる黒雲に向かって呼びかける。) ホヨトホー!お帰りなさい!ハイヤハー!さあ! ヘルムヴィーゲ、こっちよ!馬に乗っていらっしゃい! ヘルムヴィーゲの声 (奥から) ただいま!ホヨトホー!ハイヤハー! (雲の合間から電光が走り、その中に馬に乗ったヴァルキューレが見える。鞍には戦死した英雄が載せられている。ヴァルキューレの姿は次第に近づき、岩山の縁を左から右へと走り去る。) ゲルヒルデ、ヴァルトラウテとシュヴェルトライテ (近づく仲間に呼びかけて) お帰りなさい!ハイヤハー! (ヴァルキューレを包む雲は右手のモミ林の中に消える。) オルトリンデ (モミ林のほうに声をかけて) あんたのブラウン坊やをあたしのグレイのそばに止めたら? あの子、あんたの馬といっしょに草をはむと喜ぶんだから。 ヴァルトラウテ (やはり林に呼びかけて) でも、あんた誰を乗せてるの? ヘルムヴィーゲ (林から出てきながら) ヘーゲリングのジントールトよ! シュヴェルトライテ だったらあんたのお馬さんは離しておいたほうがいいわ。 オルトリンデの馬にはヴィッティヒが乗ってるから。 ゲルヒルデ (ちょっと下に降りてきて) あの二人は敵同士だったものね。 オルトリンデ (ぱっと飛び上がり) たいへん!あんたのがあたしのお嬢さまに飛びかかったわ! (あわててモミ林のほうに走っていく。) (シュヴェルトライテとゲルヒルデとヘルムヴィーゲは笑い転げる。) ゲルヒルデ 男の争いのせいで馬も迷惑よね。 ヘルムヴィーゲ (林の中に呼びかけて) 落ちつきなさいよ、ブラウンちゃん。 もう戦争はこりごりだってば! ヴァルトラウテ (ゲルヒルデの代わりに高みに登り、後ろの右手に呼びかけて) ハロー!いらっしゃい!ジークルーネ、こっちよ! それしてもずいぶん手間取ったわね。 (右手を窺う。) ジークルーネの声 (後方右手から近づいてくる。) もう、仕事が多すぎたんだから! べつにあたしがビリってことでもないんでしょ? シュヴェルトライテとヴァルトラウテ (同じ方向に向かって) お帰りなさい!ホヨトホー! お疲れ様! ゲルヒルデ ハイヤハー! (馬に乗った姿が光に乗ってモミの後ろに入り、ジークルーネが到着する。下のほうから二つの声が響いてくる。) グリムゲルデとロスヴァイセ (左奥から) ただいま!ホヨトホー! みんないる? ヴァルトラウテ (左から) グリムゲルデとロスヴァイセだわ! ゲルヒルデ (同じく) 一緒に来たのね。 (光る雲が左から流れてきて、グリムゲルデとロスヴァイセの姿が見える。二人とも馬に乗り、戦死者を鞍に載せている。ヘルムヴィーゲとオルトリンデ、ジークルーネは林から出てきて、岩山の端まで行って二人に手を振る。) ヘルムヴィーゲ、オルトリンデとジークルーネ お帰りなさい、お二人とも! ロスヴァイセとグリムゲルデ! ロスヴァイセとグリムゲルデの声 ただいま!ホヨトホー! ハイヤハー! (二人の姿はモミ林の後ろに消える。) ほかの六人のヴァルキューレ ホヨトホー!ハイヤハー! ゲルヒルデ (林に向かって) 馬を休ませて草を食ませてあげるといいわ。 オルトリンデ (やはり林に向かって) 馬の配置には気をつけて。 さもないと争いはじめるわよ! (ヴァルキューレたちは笑う。) ヘルムヴィーゲ (皆が笑っている間に) グレイちゃんはもうとばっちりを受けちゃったのよ。 (皆はまた笑う。) ロスヴァイセとグリムゲルデ (モミ林から出てきて) ホヨトホー!ただいま! ほかの六人のヴァルキューレ お帰りなさい!お帰りなさい! シュヴェルトライテ 二人一緒だったの? グリムゲルデ 別々だったんだけど、今日一緒になったの。 ロスヴァイセ みんな揃ったのなら、早く行きましょうよ。 ヴァルハルに戻らなくっちゃ。 ヴォータンが勇士をお待ちかねよ。 ヘルムヴィーゲ でもまだ八人よ。一人いないわ。 ゲルヒルデ たぶんブリュンヒルデはまだ ヴェルズングのところにいるんだわ。 ヴァルトラウテ 彼女を待ったほうがいいわね。 ブリュンヒルデを置いて帰ったりしたら、 父さん、すごく怒るわよ。 ジークルーネ (岩の見張り台から) ホヨトホー!やっと来たわよ。 (後方に向かって) ここよ!こっちよ! (他のヴァルキューレに向かって) ものすごい速さで ブリュンヒルデが飛んでくるわ。 八人のヴァルキューレ (皆見張り台に登って) ホヨトホー!お帰りなさい! ブリュンヒルデ!ハロー! (皆は様子を窺ううちにふしぎそうになってくる。) ヴァルトラウテ 林に来たけど、馬はよろめいてるわ。 グリムゲルデ 走りすぎたんじゃない。グラーネが泡を吹いてるわ。 ロスヴァイセ いくらヴァルキューレでも、こんな速度は見たことない。 オルトリンデ 鞍に何を乗せてるの? ヘルムヴィーゲ 英雄じゃないわよ! ジークルーネ 女よ、あれは! ゲルヒルデ 何だってまた女を連れてきたの? シュヴェルトライテ 姉妹に挨拶もしないなんて。 ヴァルトラウテ (呼びかける) ちょっと!ブリュンヒルデ!聞こえないの? オルトリンデ 誰か馬から下りるのを 手伝ってやんなさいよ! (ゲルヒルデとヘルムヴィーゲは林の中にとんでいき、ジークルーネとロスヴァイセも追いかけていく。) ヘルムヴィーゲ、ゲルヒルデ、ジークルーネ、ロスヴァイセ お帰りなさい。ホヨトホー! オルトリンデ、ヴァルトラウテ、グリムゲルデ、シュヴェルトライテ 返事して! ヴァルトラウテ (モミ林を窺って) まあ、あの強いグラーネが倒れたわ! グリムゲルデ 急いで女を抱え下ろしてる。 オルトリンデ、ヴァルトラウテ、グリムゲルデ、シュヴェルトライテ (皆でモミ林に走っていきながら) 姉さん!姉さん!いったい何事? (ヴァルキューレはみな舞台にもどってくる。ブリュンヒルデは彼らに混じってジークリンデを支え、連れてきながら入ってくる。) ブリュンヒルデ (息を切らして) お願い、守って!何とか助けてちょうだい! 八人のヴァルキューレ どうしたの、そんなに急いで? まるで何かに追われてるみたいじゃない! ブリュンヒルデ ほんとうに追われてるのよ。生まれて初めてなの。 父さんが追いかけてくるの! 八人のヴァルキューレ (ぎょっとし、ショックを受けて) 嘘でしょう!ちょっと、何事よ?ねえ、話して。 父さんから追われてるんですって? 逃げてるって、ほんとうなの? ブリュンヒルデ (心配そうに辺りを見まわし、また戻ってくる。) ねえ、誰か天辺で見張っててくださらない? 北のほうを見て、父さんが来るかどうか教えて。 (オルトリンデとヴァルトラウテが見張り台に立つ。) 早くして!もう来てる? オルトリンデ 嵐が北から近づいてくるわ。 ヴァルトラウテ 力強い雲が湧きあがってくる。 ほかの六人のヴァルキューレ 父さんが自分の馬に乗ってくるわよ! ブリュンヒルデ まるで狩人みたいに追ってくるの。すごく怒ってるわ。 北から近づくのね。 お願い、助けて!この女性を守ってあげて! 六人のヴァルキューレ この女は何なの? ブリュンヒルデ 手短に話すわ。 彼女はジークリンデ、ジークムントの妹で妻でもあるの。 ヴォータンはヴェルズング族に ものすごい怒りを向けてるの。 ジークムントから勝利を奪えと 命じられたんだけど、 あたしは父さんに逆らって 彼を守ったの。 そしたら、父さんは自分の槍で制裁を加え、 ジークムントは死んでしまった。 でも、あたしは彼女と逃げてきた。 彼女を助けてもらおうと、やっとの思いでここへ… 恐ろしい罰から (弱気になって) あなたたちが匿ってくれるかもしれないと思って。 六人のヴァルキューレ (ひどくうろたえて) 姉さん!何て愚かなことを! まあ、ブリュンヒルデ!どうしましょう。 戦いの父の命令は神聖で、絶対よ。 それを、あなた、勝手に背いたってわけなの? ヴァルトラウテ (見張り台から) 北のほうから夜闇が襲ってくるわ。 オルトリンデ (同じく) 嵐が猛り狂ってる。 ロスヴァイセ、グリムゲルデ、シュヴェルトライテ (後方を振り返って) 戦の父が乗る馬が乱暴ないななきを上げてる。 ヘルムヴィーゲ、ゲルヒルデ、シュヴェルトライテ 泡を吹きながらすごい勢いで向かってくる。 ブリュンヒルデ ヴォータンが彼女に出会ったら、何をするかわからない。 ヴェルズングを滅ぼそうとしているみたいなんですもの。 お願い、誰か一番早い馬を貸して。 彼女を連れて何とか守らないと。 ジークルーネ あきれた、こっちにも逆らえっていうの? ブリュンヒルデ ロスヴァイセ、あなたはいい人だわ。 馬を使わせて。 ロスヴァイセ あたしの馬じゃ、うまく逃げられないわ。 ブリュンヒルデ ヘルムヴィーゲ、お願い! ヘルムヴィーゲ あたしは父に従うつもりよ。 ブリュンヒルデ グリムゲルデ!ゲルヒルデ!馬をお願い! シュヴェルトライテ!ジークルーネ!見捨てないでよ! みんなが困ってる時はいつも助けてあげたじゃない。 お願いだから、このかわいそうな人を助けてあげてよ! ジークリンデ (それまで陰鬱に、凍りついたようにじっとしていたが、ブリュンヒルデが彼女を守ろうと勢いよく抱きしめてくると、拒むようにぱっととびあがる。) 私のことで心を痛めたりなさらないで。 私は死んだほうがいいのだから。 あなたはわざわざ逆らってまで 戦場から連れてきてくださることはなかったのよ。 嵐の中に留まって、ジークムントが倒されたあの武器で 私も一撃を受けたらよかったんだわ。 そうしたら、彼とともに最期を迎えて、 深く結ばれたはずなのに! ジークムントから遠く離れて…ああ、離れ離れになって! 死が私を捉えてくれたら!これが過去のものとなるように! 逃がしてくれたことで あなたを恨みたくはない。 私の願いをどうか聞き届けて! 剣で私の心臓を突き刺して! ブリュンヒルデ いいえ、あなたは生きなくてはいけないわ!愛のためにね。 彼から受けた証を救わなくては。 (言葉に力を込め、必死になって) あなたの体内ではヴェルズングが育っているのよ! ジークリンデ (はじめは驚くが、すぐにその表情には沸き上がる喜びに輝く。) ああ、どうか助けて!子供の命を救って! どうかお願い、しっかりと守ってください! (後方は嵐のせいでますます暗くなる。近づく雷。) ヴァルトラウテ (見張り台から) ああ、嵐が来る。 オルトリンデ (同じく) 怖かったら逃げなさい! ほかの六人のヴァルキューレ その女を連れて逃げなさいよ!危ないわ! だけどあたしたちには助ける気はないからそのつもりでね! ジークリンデ (ブリュンヒルデの前にひざまずいて) あなたは親切な方よ。どうか母を助けて! ブリュンヒルデ (思い切りのよい決心をしてジークリンデを立たせる) では急いで逃げて。一人で行ったほうがいいわ。 私はここに残ってヴォータンの罰を受けるから。 怒りを私のほうに向けさせて、引き留めておけば、 あなたはうまく逃げ延びることができるはず。 ジークリンデ でもどこへ行けばいいの? ブリュンヒルデ 東のほうを飛び回った人はいる? ジークルーネ 東のほうには森が広がってるわ。 ファーフナ―がニーベルングの宝を全部運びこんでるのよ。 シュヴェルトライテ あの巨人は大蛇に姿を変えて、 洞窟に潜みながらアルベリヒの指環を守ってるわ。 グリムゲルデ 助けもない女をやるにはふさわしくないと思うわ。 ブリュンヒルデ でも森そのものは守ってくれるわよ。 ヴォータンもあそこは怖がって近づかないもの。 ヴァルトラウテ (見張り台から) すごい勢いで ヴォータンが来るわよ。 六人のヴァルキューレ ブリュンヒルデ、怖いでしょう! ブリュンヒルデ (ジークリンデに方向を指し示し) さあ、急いで東にお逃げなさい! 勇気を出してどんな苦労も耐え忍ぶのよ。 飢えや渇き、茨も石も、 困難や悩みも笑い飛ばして! ただ一つの事実だけを心に留めてね。 世界で最も尊い英雄が あなたの中で育っているという事実だけを! (ジークムントの剣の破片を鎧の中から取り出し、ジークリンデに差し出す。) その子のために、この剣の破片を大事に持っておいて。 彼の父の戦場から無事に持ってきたものよ。 この剣を新たに作り直し、いつかそれを振るう人、 私に彼を名づけさせて。 ジークフリート、勝利を喜ぶ人よ! ジークリンデ (深く感動し) 神聖な奇跡!あなたは崇高な乙女です! 忠実なあなたの聖なる慰めに感謝しています。 私たちが大事に思っていた彼のために、 この子を救いましょう。 いつかきっとこのご恩はお返しします。 さようなら。ジークリンデの苦しみを祝福として受け取って! (右手前景から急いで出て行く。岩山のてっぺんは黒い嵐の雲ですっかり覆われている。恐ろしい嵐が後方から近づき、右手が炎のように明るくなる。) ヴォータンの声 待て、ブリュンヒルデ! (しばらくジークリンデを見送っていたブリュンヒルデは後方を振り返り、モミ林のほうを見やってから不安そうに戻ってくる。) オルトリンデとヴァルトラウテ (見張りから下りてきて) ああ、とうとう着いたわ! 八人全員のヴァルキューレ かわいそうに、復讐が待ってるわ! ブリュンヒルデ お願い、助けて!怖くて震えがくるわ! パパは怒ったら何をするか知れないもの。 お願いだから怒りを静めて。 八人のヴァルキューレ (心配そうに山の頂上に逃げ、ブリュンヒルデも皆の後を追う。) いらっしゃい、こっちに!隠れていて! ぴったりあたしたちにくっついて、口を利いちゃだめよ! (皆はブリュンヒルデを自分たちの間に隠し、不安そうにモミ林のほうを窺う。林は炎の光でまばゆいばかりに輝き、後方は完全に真っ暗である。) ああ、困った!パパがかんかんで馬から飛び降りる! 復讐しようとすごい勢いでやってくるわ! 第二場 (前場の人々、ヴォータン) (ヴォータンは異常なほど興奮し、怒り狂いながら林から出てきて、高い所にヴァルキューレたちのほうにブリュンヒルデを探しながら進んでいく。) ヴォータン ブリュンヒルデはどこだ?あの反抗娘はどこに行った? おまえたち、悪いことをした女を隠すつもりか? 八人のヴァルキューレ まあ、パパったら、何をそんなに怒ってるの? あたしたち、そんなにギャンギャン怒鳴られる いわれはないはずだわ。 ヴォータン ばかにする気か?厚かましい女どもだ! ブリュンヒルデを隠してるのは分かってるのだぞ。 永遠に追放された女に近づくな。 あの子は自分の価値を自分で捨てたのだ! ロスヴァイセ 追われて、ここに来たんです。 八人のヴァルキューレ 守ってくれと頼んできました。 パパが怒ってるので、すごく怖がって震えています。 不安がってる姉さんに代わってお願いします。 まず怒りを和らげて、 もう少し優しく接してあげてください。 ヴォータン めそめそ、うるさい!女々しい集団だ! そんなやわに育てた覚えはないぞ。 勇敢に戦場に飛び出していく、 鋭い頑健な心の持ち主として 教育したはずだ。 それをまた、不実な娘を罰するからといって ギャーギャー、ワーワー泣くわけか? じゃ、おまえたちがやけに同情してるあの子が 何をしでかしたかよく聞かせてやろう。 あの子のように 私の内面をわかってくれた子はいなかった。 あの子のように 私のほんとうの意志を知る子はいなかった。 あの子そのものが 私の願いを叶える源だった。 それをいまやあの子はこの神聖な絆を断ち、 不実にも私の意志に背いて、 支配者の命令を公然とばかにして、 自分の意志だけでその武器を用いたのだ。 私の願いだけがあの子を作り上げたというのに! ブリュンヒルデ、聞いてるのか?おまえに鎧や 兜と武器を与え、喜びと愛情をたっぷりと注いで、 名づけ、命を与えたのは私ではないかね? 私が嘆くのを聞きながら、 なおも隠れてるつもりか? 臆病にも罰を免れるとでも思ってるのか? ブリュンヒルデ (ヴァルキューレの群れから力なく、しかししっかりとした足取りで進み出てきて、頂上から下り、ヴォータンのすぐそばまで歩いて行く。) 私はここよ、パパ。罰をおっしゃってください。 ヴォータン おまえを罰するのは私ではない。 罰はおまえ自身が作り出してしまったのだ。 おまえは私の意志であったが、 私に逆らう意志を持った。 私の命令を実行するだけの娘だったのに、 やることを自分で決めてしまった。 これまで私の希望の乙女であったが、 いまや自分の希望だけで動いている。 守護天使として働いてくれていたのに、 私に逆らって楯を用いた。 運命を選ぶ乙女であったのに、 私とは違う運命を選んでしまった。 英雄を助ける戦士であったのに、 私に逆らって英雄を助けた。 おまえのかつての姿を述べ立ててみたが、 これからの自分の姿は自分で作っていきなさい。 もうおまえは希望の乙女ではない。 ヴァルキューレも離脱した。 これからは残った資質を使うがいい。 ブリュンヒルデ (ひどくショックを受け) まさか、私を追い出すの?そのおつもりなの? ヴォータン もうおまえをヴァルハルから送り出すことはない。 英雄を選びに行かせることもしない。 素晴らしい勇士を連れて 私の広間に入ってくることもない。 神々の親しい食事の席で おまえが優しく私に飲み物を渡してくれることもなくなる。 私が子どもらしい唇にキスしてやることもない。 神々の集まりからおまえは別れて、 永遠の種族からは締め出されたのだ。 我々の絆は壊れてしまった。 おまえは私の目の前から追われる身になったのだ。 八人のヴァルキューレ (興奮してそれまでいた場所を離れ、だんだん下に降りてくる) ひどいわ!かわいそうに! 姉さん!かわいそうな姉さん! ブリュンヒルデ 与えてくださったものすべてを奪うの? ヴォータン おまえを従わせる者が奪うだろう。 私はこの岩山におまえを閉じ込める。 無防備な眠りにつかせて、 ここを通りかかって目覚めさせた男の 妻に捧げよう。 八人のヴァルキューレ (ひどく興奮して岩山から駆け下りてきて、不安そうに、ヴォータンの前に半ばひざまずいているブリュンヒルデを取り囲む。) いやよ、パパ!そんなおぞましいこと、やめて! 彼女は花をしぼませて、男の言うなりになるの? お願いよ、こっちの言い分も聞いて!残酷すぎるわ! そんな破廉恥な罰は取り消して! 姉さんと同じ罰を受けてもいいから! ヴォータン 私の申し渡しを聞かなかったのか? 不実な姉はおまえたちの集まりから去ったのだ。 もうおまえたちと一緒に馬を走らせることはない。 彼女は処女の花を摘み取られて、 夫となる男に女として尽くすのだ。 どんなに威張った男でも彼女は従わねばならない。 暖炉のそばに座って糸を紡ぎ、 周囲からあざ笑われ、もてあそばれるのだ。 (ブリュンヒルデは悲鳴を上げてくずおれる。ヴァルキューレたちは恐ろしがって彼女のそばからどたどたと逃げていく。) 結局は怖いんだろう!逃げたきゃ逃げろ! 彼女から離れて近寄るな! あえてここに留まろうとしたり、 私に逆らって かわいそうなこの子の肩を持つなら、 彼女と運命を共にしてもらうからな。 はっきりと言っておこう! 今すぐ出て行け!この岩山には二度と来るな! さっさと私の目の前から失せろ! さもなきゃひどい目に遭うぞ! 八人のヴァルキューレ いやよ!怖い! (ヴァルキューレたちは怖がってやたらに悲鳴を上げながら、ばらばらにモミ林にとびこんでいく。真っ黒な雲が岩山の端を覆い、林の中からはものすごい物音が聞こえてくる。雲からぎらぎらと電光が光り、その中にヴァルキューレたちが手綱をだらりと垂らしたまま必死になって逃げていくのが見える。まもなく天候は静まり、雲は切れ始める。続く場の間天気はすっかりよくなり、夕暮れから夜へと移っていく。) 第三場 (ヴォータン、ブリュンヒルデ) (ヴォータンと、相変わらず彼の足元に倒れ込んでいるブリュンヒルデだけが残る。長い、厳かな沈黙。二人とも姿勢を変えない。) ブリュンヒルデ (少しずつ頭をもたげ始め、恥じ入ったように言いだすが、次第に声は高まっていく。) 私の犯した罪はそんなに破廉恥なものだったの? ここまで名誉を奪われるに値するほどの罪なの? 私の行いはそんなに卑しいものだったの? これほどまでに貶められる必要があるほどひどいものなの? すべての名誉を剥奪されるほど 不名誉なことをしたとは自分では思えないのに。 (彼女は次第に起き上がり、膝をついた姿勢になる。) パパ、教えて!私の目を見て。 怒りを静めて、憤りを抑えて、 このわけのわからない罪を説明してください。 なぜそれほど頑なになって 最愛の娘を追放する気になったのですか? ヴォータン (姿勢を変えず、陰鬱な硬い声で) 自分のしたことを考えてみたまえ。罰の意味が分かるはずだ。 ブリュンヒルデ パパの命令を果たしただけよ。 ヴォータン ヴェルズングのために戦えと命じたか? ブリュンヒルデ 戦の支配者として、そうお命じになったわ。 ヴォータン だが、私はその命令を撤回したはずだ。 ブリュンヒルデ フリッカがパパの考えを撤回させようとした時、 パパは奥さまの意見に従って、 自分自身を敵に回したのだと考えました。 ヴォータン (小声で苦々しく) おまえは私をわかってくれてると思っていた。 だが知ってるつもりで逆らったから罰しているのだ。 おまえは私を臆病でばかだと思ったのだろうね。 おまえを罰するから私が怒っているとでも そう思っているのかね? ブリュンヒルデ 私は賢くはないけれど、ただひとつ パパがヴェルズングを愛していることは知っていました。 パパは大事なものを忘れさせようと圧迫され、 矛盾の中で葛藤していたんだわ。 あの時パパは一つのことだけに集中しなくてはならなかった。 それでどんなに苦しんでいるか、私には分かっていたの。 ジークムントを守ってあげられなくなった時のことだけど。 ヴォータン それを知っていて、それでもあの子を守ろうとしたのか? ブリュンヒルデ (そっと説明を始める) 私は物事の片面しか見ていなかったかもしれないけど。 だってパパはすっかり縛られたみたいになって、 ただ葛藤するばかりで、 誰かに助けを求めることもしないで諦めたんですもの。 いつも私は戦いでパパを助けてきたから パパが関わらない部分を私は見ることになったの。 ジークムントに私は会いに行きました。 死を告げながら彼の前に立ち、 あの人の目を見て、その言葉を聞いたの。 英雄の聖なる苦難を見せつけられ、 恐ろしい悲しみが耳に響いた。 自由な愛の気も狂わんばかりの苦しみ。 あまりの悲しみにあの人は信じられないほど抵抗したわ! 私はただびっくりし、ショックを受け、 ほんとうに震えが来たけれど、 とても神聖な感動も味わった。 私は恥じ入って、ただ立ち尽くすほかなかったわ。 彼のために尽くすことしかできないと感じ、 勝利であろうと死であろうと分かち合いたいと、 これこそが自分の使命と確信したの! この愛の感情を私に教えてくれたヴェルズング、 そしてこの種族を作り出したパパの意志、 私はこれらを心から信頼して、命令に背いたのよ。 ヴォータン それで、私が望んでやまなかったことをやったわけか。 だがそれは、やってはならぬと強いられていたことだった。 おまえはそんなに簡単に喜びが手に入ると思ったのか? もしそうなら、私はこんなにも苦しむ必要はなかった。 恐ろしい困難に危機を感じ、 怒りに我を忘れるようなこともしなかっただろう。 私が最も愛する者を見放すなど、簡単にすると思うか? ある世界を守るために、身を切られる思いでやったことだ。 自分自身に 破壊の矛先を向ける羽目に陥り、 気を失うような苦痛に苛まれた時、 本気で恐ろしいことを 考えつきさえした。 自分が作り上げた世界を すべて破壊して、 その中に自分の終わらぬ悲しみを葬ろうと。… こういう状況でおまえは呑気に喜んでいたのか。 おまえが心を躍らせながら 愛の喜びについて考えていた間、 私は神として苦渋の選択を強いられていたのだ。 自分の軽率な心に従って歩みを続けるがいい。 おまえはもう私から別れてしまったのだ。 私はおまえに会ってはならないし、 おまえと親しく相談することも できなくなってしまった。 別れて、何かを共に 作り出すことはできないのだ。 命と宇宙の続くかぎり、 私は決しておまえには会えないのだ! ブリュンヒルデ 私は愚かでお役には立てなかったのね。 相談を受けても驚くばかりで 理解できなかった。 私が分かっていたのは たった一つのことだけ。 パパが愛したものを愛することだった。 私はここを離れ、パパに会うこともできなくなるのね。 かつては一つだったものを分けてしまうことだわ。 いくら私を切り離しても、 私がパパの血を引いていることに変わりはない。 ねえ、パパ、それを考えてみて! 永遠に断つことのできない血筋を汚さないで。 自分を貶めるような恥辱をお望みにならないで。 私を嘲りの的にすることは パパ自身を卑しめることよ! ヴォータン おまえは愛の力に従った。 今後は愛さねばならない男に忠誠を尽くしなさい。 ブリュンヒルデ ヴァルハルを出て行って、 二度とパパと共に仕事を行えなくなって、 高飛車な男に尽くせとおっしゃるのなら、 せめて臆病な男だけはやめてください! 私の夫になる人は価値のない男であってはいけないわ。 ヴォータン おまえは戦いの父から別れたのだ。 私が選んでやる権利はない。 ブリュンヒルデ (そっと打ち明け話をするように) パパは高貴な種族をおつくりになったじゃないの。 あの種族からは臆病者はぜったいに現れないわ。 私、知ってるのよ。とても祝福された英雄が あの種族に生まれ出るはずなの。 ヴォータン ヴェルズングのことは言うな! おまえとだけではなく、この種族とも別れたのだ。 妬みが彼らを滅ぼしてしまったのだから! ブリュンヒルデ パパから逃げたあの娘さんが種族を救ったわ。 (秘密めいた声で) ジークリンデはとても神聖な証を体内に宿しているの。 きっとどんな女性よりも苦しみながら そっと守り抜いたその子を この世に送り出すでしょう。 ヴォータン 彼女を守れなどとは頼んでくれるな。 その子供のことも私の管轄外だ。 ブリュンヒルデ (あいかわらずひそひそ声で) 彼女、あなたがジークムントに作った剣を持ってるわ。 ヴォータン (激しい口調で) そして、粉々に砕きもしたのだ! 娘や、私の勇気を壊さないでくれ。 おまえに決められた運命をそのまま受け入れなさい。 私が選んでやることはできないのだから。 もう行かねば。ここから離れなくてはいけない。 もうかなり長くここにいすぎたよ。 命令に背いた娘から離れなくてはいけないのだ。 おまえが何を望んでいるか聞くわけにはいかない。 ただ罰が執行されるのを見届けるだけしかできないのだ。 ブリュンヒルデ せめて私が耐えられるような罰なんでしょう? ヴォータン おまえを深い眠りに閉じ込めて、 身を守ることもできずにいるおまえを見つけた男が 目を覚まさせて、夫になるのだ。 ブリュンヒルデ (ひざまずいて) 深い眠りに縛られていたら、 臆病な男でも簡単に捕まえられるわ。 これだけは聞いてください。 聖なる不安をもってお願いします! 眠っている私を何か恐ろしいもので守ってください。 恐れを知らない、自由な英雄だけが この岩山で私を見つけるように! ヴォータン それは過ぎた願いだ。そんなことはできないよ。 ブリュンヒルデ (父親のひざにしがみついて) お願い、これだけは聞いていただかなくては! パパの足を抱いている子どもを打ち砕いてくれてもいい。 踏みにじっても、足蹴にしてくれてもかまわない。 パパの槍でこの体を粉々にしてくれてもいい。 でもお願いだから、残酷なことはしないで! 私を辱めるようなことはなさらないで! (興奮し、必死になって) パパの命令で炎を燃え上がらせてください。 岩山のまわりに熱い火をめぐらせて、 もし臆病者が不遜にも この自由な岩山に近づこうとしたら、 その炎が追い払ってくれるように! ヴォータン (すっかり心を動かされ、感動してブリュンヒルデのほうに向きなおり、彼女を立たせると、心を込めてその目に見入る。) さようなら、勇敢で神聖な乙女よ! おまえは私にとって最も神聖な誇りだった! さようなら!さようなら!元気で過ごすように! (情熱的に) おまえと別れなくてはならない。 愛情を込めて おまえに挨拶してもいけない。 おまえが私のそばで馬を走らせることもなく、 食事の時に密酒を差し出してくれることもない。 こんなにも愛し、私の喜びでもあるのに、 別れなければならないのだ。 よし、花嫁の炎を燃やしてやろう。 どんな花嫁にも燃えたことがない炎だ! 燃え盛る火が岩山を囲み、 威圧的に脅していれば、 臆病者は怖がるだろう。 卑しい者はブリュンヒルデの岩山から逃げていけ! 花嫁に求婚できるのは 神である私よりも自由な男だけだ! (ブリュンヒルデは感動し、心を動かされてヴォータンの胸に身を寄せる。彼は長い間彼女を抱いたまま。彼女はまた顔を上げ、父の腕に抱かれたまま、深く心を打たれた様子でじっとヴォータンの目を見つめる。) 明るく輝くこのまなざし、 よく私は微笑んでキスしたものだった。 一生懸命の戦いに報いた時や まだ幼くて片言をしゃべっていたころ、 かわいい口を開いて英雄をほめようとした時にも。 おまえのきれいな目は 激しい戦いの時も輝き、 その度に私は希望にあふれ、 不安に思いながらも 世界の調和を夢見た。 今日この最後の日に もう一度だけ 別れのキスをしよう。 これからは幸福な男のために この目を輝かせなさい。 不幸な私からは別れ、 この光は閉じられなければならない。 (彼女の顔を両手で挟み) こうして私はおまえを仕事から解放し、 キスをして人間へと変えよう。 (彼は彼女の目に長いキスをする。彼女は目を閉じ、だんだん力をなくして父親の腕に倒れ込む。ヴォータンは優しく彼女を苔の丘に連れて行って寝かせる。彼女の上には大きなモミが枝を広げている。ヴォータンはじっと娘をながめ、それから兜をかぶせてヴァルキューレの大きな楯で体を完全に覆ってやる。それからも長い間眠ってしまった娘を見つめるが、やっとおもむろに顔を背け、それから悲しげなまなざしでまた見やる。それから厳かな決心をして舞台中央に歩いてきて、槍の矛先を大きな岩に向ける。) ローゲ、聞け!よく耳を澄ませ! おまえを最初に見つけた時、おまえは明るい炎だった。 やがて私の前から消え去った時も やはりゆらめく火の姿をしていた。 むかしおまえを捕まえたように、今日もう一度捕まえるぞ。 炎を上げて、 この岩山を取り囲んでくれ! (彼は次の節の間に槍で岩を三度突く。) ローゲ!ローゲ!ここへ来い! (岩から炎が現れ、だんだん明るく広がっていく。明るい松明のようである。激しく燃え盛る炎がヴォータンを取り囲む。彼は槍で炎の海に、岩山をぐるりと囲むように指示する。すぐに火は背景にも移動し、岩山をかこんで燃え上がる。) 私の槍の先を恐れる者は 決してこの炎を越えるな! (呪縛をかけるかのように槍を突き出し、それから心痛む様子でブリュンヒルデを振り返る。ゆっくりと向きを変えて出て行こうとし、もう一度振り返って見つめる。彼が炎を越えて姿を消すと、幕が下りる。) DRITTER AUFZUG Auf dem Gipfel eines Felsenberges. Rechts begrenzt ein Tannenwald die Szene. Links der Eingang einer Felshöhle, die einen natürlichen Saal bildet darüber steigt der Fels zu seiner höchsten Spitze auf. Nach hinten ist die Aussicht gänzlich frei; höhere und niedere Felssteine bilden den Rand vor dem Abhange, der - wie anzunehmen ist - nach dem Hintergrund zu steil hinabführt. Einzelne Wolkenzüge jagen, wie vom Sturm getrieben, am Felsensaume vorbei VORSPIEL UND ERSTE SZENE Gerhilde, Ortlinde, Waltraute und Schwertleite, später Helmwige, Siegrune, Grimgerde, Rossweisse, Brünnhilde, Sieglinde, Gerhilde, Ortlinde, Waltraute und Schwertleite haben sich auf der Felsspitze, an und über der Höhle, gelagert, sie sind in voller Waffenrüstung GERHILDE zuhöchst gelagert und dem Hintergrunde zurufend, wo ein starkes Gewölk herzieht Hojotoho! Hojotoho! Heiaha! Heiaha! Helmwige! Hier! Hieher mit dem Ross! HELMWIGES STIMME im Hintergrunde Hojotoho! Hojotoho! Heiaha! In dem Gewölk bricht Blitzesglanz aus; eine Walküre zu Ross wird in ihm sichtbar über ihrem Sattel hängt ein erschlagener Krieger. Die Erscheinung zieht, immer näher, am Felsensaume von links nach rechts vorbei GERHILDE, WALTRAUTE UND SCHWERTLEITE der Ankommenden entgegenrufend Heiaha! Heiaha! Die Wolke mit der Erscheinung ist rechts hinter dem Tann verschwunden ORTLINDE in den Tann hineinrufend Zu Ortlindes Stute stell deinen Hengst mit meiner Grauen grast gern dein Brauner! WALTRAUTE hineinrufend Wer hängt dir im Sattel? HELMWIGE aus dem Tann auftretend Sintolt, der Hegeling! SCHWERTLEITE Führ deinen Brauen fort von der Grauen Ortlindes Mähre trägt Wittig, den Irming! GERHILDE ist etwas näher herabgestiegen Als Feinde nur sah ich Sintolt und Wittig! ORTLINDE springt auf Heiaha! Die Stute stösst mir der Hengst! Sie läuft in den Tann Schwertleite, Gerhilde und Helmwige lachen laut auf GERHILDE Der Recken Zwist entzweit noch die Rosse! HELMWIGE in den Tann zurückrufend Ruhig, Brauner! Brich nicht den Frieden! WALTRAUTE auf der Höhe, wo sie für Gerhilde die Wacht übernommen, nach rechts in den Hintergrund rufend Hoioho! Hoioho! Siegrune, hier! Wo säumst du so lang? Sie lauscht nach rechts SIEGRUNES STIMME von der rechten Seite des Hintergrundes her Arbeit gab s! Sind die andren schon da? SCHWERTLEITE UND WALTRAUTE nach rechts in den Hintergrund rufend Hojotoho! Hojotoho! Heiaha! GERHILDE Heiaha! Ihre Gebärden sowie ein heller Glanz hinter dem Tann zeigen an, dass soeben Siegrune dort angelangt ist. Aus der Tiefe hört man zwei Stimmen zugleich GRIMGERDE UND ROSSWEISSE links im Hintergrunde Hojotoho! Hojotoho! Heiaha! WALTRAUTE nach links Grimgerd und Rossweisse! GERHILDE ebenso Sie reiten zu zwei. In einem blitzerglänzenden Wolkenzuge, der von links her vorbeizieht, erscheinen Grimgerde und Rossweisse, ebenfalls auf Rossen, jede einen Erschlagenen im Sattel führend. Helmwige, Ortlinde und Siegrune sind aus dem Tann getreten und winken vom Felsensaume den Ankommenden zu HELMWIGE, ORTLINDE UND SIEGRUNE Gegrüsst, ihr Reisige! Rossweiss und Grimgerde! ROSSWEISSES UND GRIMGERDES STIMMEN Hojotoho! Hojotoho! Heiaha! Die Erscheinung verschwindet hinter dem Tann DIE SECHS ANDEREN WALKÜREN Hojotoho! Hojotoho! Heiaha! Heiaha! GERHILDE in den Tann rufend In Wald mit den Rossen zu Rast und Weid! ORTLINDE ebenfalls in den Tann rufend Führet die Mähren fern von einander, bis unsrer Helden Hass sich gelegt! Die Walküren lachen HELMWIGE während die anderen lachen Der Helden Grimm büsste schon die Graue! Die Walküren lachen ROSSWEISSE UND GRIMGERDE aus dem Tann tretend Hojotoho! Hojotoho! DIE SECHS ANDEREN WALKÜREN Willkommen! Willkommen! SCHWERTLEITE Wart ihr Kühnen zu zwei? GRIMGERDE Getrennt ritten wir und trafen uns heut . ROSSWEISSE Sind wir alle versammelt, so säumt nicht lange nach Walhall brechen wir auf, Wotan zu bringen die Wal. HELMWIGE Acht sind wir erst eine noch fehlt. GERHILDE Bei dem braunen Wälsung weilt wohl noch Brünnhilde. WALTRAUTE Auf sie noch harren müssen wir hier Walvater gäb uns grimmigen Gruss, säh ohne sie er uns nahn! SIEGRUNE auf der Felswarte, von wo sie hinausspäht Hojotoho! Hojotoho! in den Hintergrund rufend Hieher! Hieher! zu den anderen In brünstigem Ritt jagt Brünnhilde her. DIE ACHT WALKÜREN alle eilen auf die Warte Hojotoho! Hojotoho! Brünnhilde! Hei! Sie spähen mit wachsender Verwunderung WALTRAUTE Nach dem Tann lenkt sie das taumelnde Ross. GRIMGERDE Wie schnaubt Grane vom schnellen Ritt! ROSSWEISSE So jach sah ich nie Walküren jagen! ORTLINDE Was hält sie im Sattel? HELMWIGE Das ist kein Held! SIEGRUNE Eine Frau führt sie! GERHILDE Wie fand sie die Frau? SCHWERTLEITE Mit keinem Gruss grüsst sie die Schwestern! WALTRAUTE hinabrufend Heiaha! Brünnhilde! Hörst du uns nicht? ORTLINDE Helft der Schwester vom Ross sich schwingen! Gerhilde und Helmwige stürzen in den Tann. Siegrune und Rossweisse laufen ihnen nach HELMWIGE, GERHILDE, SIEGRUNE, ROSSWEISSE Hojotoho! Hojotoho! ORTLINDE, WALTRAUTE, GRIMGERDE, SCHWERTLEITE Heiaha! WALTRAUTE in den Tann blickend Zu Grunde stürzt Grane, der Starke! GRIMGERDE Aus dem Sattel hebt sie hastig das Weib! ORTLINDE, WALTRAUTE, GRIMGERDE, SCHWERTLEITE alle in den Tann laufend Schwester! Schwester! Was ist geschehn? Alle Walküren kehren auf die Bühne zurück; mit ihnen kommt Brünnhilde, Sieglinde unterstützend und hereingeleitend BRÜNNHILDE atemlos Schützt mich und helft in höchster Not! DIE ACHT WALKÜREN Wo rittest du her in rasender Hast? So fliegt nur, wer auf der Flucht! BRÜNNHILDE Zum erstenmal flieh ich und bin verfolgt Heervater hetzt mir nach! DIE ACHT WALKÜREN heftig erschreckend Bist du von Sinnen? Sprich! Sage uns! Wie? Verfolgt dich Heervater? Fliehst du vor ihm? BRÜNNHILDE wendet sich ängstlich, um zu spähen, und kehrt wieder zurück O Schwestern, späht von des Felsens Spitze! Schaut nach Norden, ob Walvater naht! Ortlinde und Waltraute springen auf die Felsenspitze zur Warte Schnell! Seht ihr ihn schon? ORTLINDE Gewittersturm naht von Norden. WALTRAUTE Starkes Gewölk staut sich dort auf! DIE WEITEREN SECHS WALKÜREN Heervater reitet sein heiliges Ross! BRÜNNHILDE Der wilde Jäger, der wütend mich jagt, er naht, er naht von Norden! Schützt mich, Schwestern! Wahret dies Weib! SECHS WALKÜREN Was ist mit dem Weibe? BRÜNNHILDE Hört mich in Eile Sieglinde ist es, Siegmunds Schwester und Braut gegen die Wälsungen wütet Wotan in Grimm; dem Bruder sollte Brünnhilde heut entziehen den Sieg; doch Siegmund schützt ich mit meinem Schild, trotzend dem Gott! Der traf ihn da selbst mit dem Speer Siegmund fiel; doch ich floh fern mit der Frau; sie zu retten, eilt ich zu euch - ob mich Bange auch kleinmütig ihr berget vor dem strafenden Streich! SECHS WALKÜREN in grösster Bestürzung Betörte Schwester, was tatest du? Wehe! Brünnhilde, wehe! Brach ungehorsam Brünnhilde Heervaters heilig Gebot? WALTRAUTE von der Warte Nächtig zieht es von Norden heran. ORTLINDE ebenso Wütend steuert hieher der Sturm. ROSSWEISSE, GRIMGERDE, SCHWERTLEITE dem Hintergrunde zugewendet Wild wiehert Walvaters Ross. HELMWIGE, GERHILDE, SCHWERTLEITE Schrecklich schnaubt es daher! BRÜNNHILDE Wehe der Armen, wenn Wotan sie trifft den Wälsungen allen droht er Verderben! - Wer leiht mir von euch das leichteste Ross, das flink die Frau ihm entführ ? SIEGRUNE Auch uns rätst du rasenden Trotz? BRÜNNHILDE Rossweisse, Schwester, leih mir deinen Renner! ROSSWEISSE Vor Walvater floh der fliegende nie. BRÜNNHILDE Helmwige, höre! HELMWIGE Dem Vater gehorch ich. BRÜNNHILDE Grimgerde! Gerhilde! Gönnt mir eu r Ross! Schwertleite! Siegrune! Seht meine Angst! Seid mir treu, wie traut ich euch war rettet dies traurige Weib! SIEGLINDE die bisher finster und kalt vor sich hingestarrt, fährt, als Brünnhilde sie lebhaft - wie zum Schutze - umfasst, mit einer abwehrenden Gebärde auf Nicht sehre dich Sorge um mich einzig taugt mir der Tod! Wer hiess dich Maid, dem Harst mich entführen? Im Sturm dort hätt ich den Streich empfah n von derselben Waffe, der Siegmund fiel das Ende fand ich vereint mit ihm! Fern von Siegmund - Siegmund, von dir! - O deckte mich Tod, dass ich s denke! Soll um die Flucht dir, Maid, ich nicht fluchen, so erhöre heilig mein Flehen stosse dein Schwert mir ins Herz! BRÜNNHILDE Lebe, o Weib, um der Liebe willen! Rette das Pfand, das von ihm du empfingst stark und drängend ein Wälsung wächst dir im Schoss! SIEGLINDE erschrickt zunächst heftig; sogleich strahlt aber ihr Gesicht in erhabener Freude auf Rette mich, Kühne! Rette mein Kind! Schirmt mich, ihr Mädchen, mit mächtigstem Schutz! Immer finstereres Gewitter steigt im Hintergrunde auf nahender Donner WALTRAUTE auf der Warte Der Sturm kommt heran. ORTLINDE ebenso Flieh , wer ihn fürchtet! DIE SECHS ANDEREN WALKÜREN Fort mit dem Weibe, droht ihm Gefahr der Walküren keine wag ihren Schutz! SIEGLINDE auf den Knien vor Brünnhilde Rette mich, Maid! Rette die Mutter! BRÜNNHILDE mit lebhaftem Entschluss hebt sie Sieglinde auf So fliehe denn eilig - und fliehe allein! Ich bleibe zurück, biete mich Wotans Rache an mir zögr ich den Zürnenden hier, während du seinem Rasen entrinnst. SIEGLINDE Wohin soll ich mich wenden? BRÜNNHILDE Wer von euch Schwestern schweifte nach Osten? SIEGRUNE Nach Osten weithin dehnt sich ein Wald der Niblungen Hort entführte Fafner dorthin. SCHWERTLEITE Wurmesgestalt schuf sich der Wilde in einer Höhle hütet er Alberichs Reif! GRIMGERDE Nicht geheu r ist s dort für ein hilflos Weib. BRÜNNHILDE Und doch vor Wotans Wut schützt sie sicher der Wald ihn scheut der Mächt ge und meidet den Ort. WALTRAUTE auf der Warte Furchtbar fährt dort Wotan zum Fels. SECHS WALKÜREN Brünnhilde, hör seines Nahens Gebraus ! BRÜNNHILDE Sieglinde die Richtung weisend Fort denn eile, nach Osten gewandt! Mutigen Trotzes ertrag alle Müh n, - Hunger und Durst, Dorn und Gestein; lache, ob Not, ob Leiden dich nagt! Denn eines wiss und wahr es immer den hehrsten Helden der Welt hegst du, o Weib, im schirmenden Schoss! - Sie zieht die Stücken von Siegmunds Schwert unter ihrem Panzer hervor und überreicht sie SieglindeVerwahr ihm die starken Schwertesstücken; seines Vaters Walstatt entführt ich sie glücklich der neugefügt das Schwert einst schwingt, den Namen nehm er von mir - Siegfried erfreu sich des Siegs! SIEGLINDE in grösster Rührung O hehrstes Wunder! Herrlichste Maid! Dir Treuen dank ich heiligen Trost! Für ihn, den wir liebten, rett ich das Liebste meines Dankes Lohn lache dir einst! Lebe wohl! Dich segnet Sieglindes Weh ! Sie eilt rechts im Vordergrunde von dannen. - Die Felsenhöhe ist von schwarzen Gewitterwolken umlagert; furchtbarer Sturm braust aus dem Hintergrunde daher, wachsender Feuerschein rechts daselbst WOTANS STIMME Steh ! Brünnhild ! Brünnhilde, nachdem sie eine Weile Sieglinde nachgesehen, wendet sich in den Hintergrund, blickt in den Tann und kommt angstvoll wieder vor ORTLINDE UND WALTRAUTE von der Warte herabsteigend Den Fels erreichten Ross und Reiter! ALLE ACHT WALKÜREN Weh , Brünnhild ! Rache entbrennt! BRÜNNHILDE Ach, Schwestern, helft! Mir schwankt das Herz! Sein Zorn zerschellt mich, wenn euer Schutz ihn nicht zähmt. DIE ACHT WALKÜREN flüchten ängstlich nach der Felsenspitze hinauf; Brünnhilde lässt sich von ihnen nachziehen Hieher, Verlor ne! Lass dich nicht sehn! Schmiege dich an uns und schweige dem Ruf! Sie verbergen Brünnhilde unter sich und blicken ängstlich nach dem Tann, der jetzt von grellem Feuerschein erhellt wird, während der Hintergrund ganz finster geworden ist Weh ! Wütend schwingt sich Wotan vom Ross! - Hieher rast sein rächender Schritt! ZWEITE SZENE Die Vorigen, Wotan Wotan tritt in höchster zorniger Aufgeregtheit aus dem Tann auf und schreitet vor der Gruppe der Walküren auf der Höhe, nach Brünnhilde spähend, heftig einher. WOTAN Wo ist Brünnhild , wo die Verbrecherin? Wagt ihr, die Böse vor mir zu bergen? DIE ACHT WALKÜREN Schrecklich ertost dein Toben! Was taten, Vater, die Töchter, dass sie dich reizten zu rasender Wut? WOTAN Wollt ihr mich höhnen? Hütet euch, Freche! Ich weiss Brünnhilde bergt ihr vor mir. Weichet von ihr, der ewig Verworfnen, wie ihren Wert von sich sie warf! ROSSWEISSE Zu uns floh die Verfolgte. DIE ACHT WALKÜREN Unsern Schutz flehte sie an! Mit Furcht und Zagen fasst sie dein Zorn für die bange Schwester bitten wir nun, dass den ersten Zorn du bezähmst. Lass dich erweichen für sie, zähm deinen Zorn! WOTAN Weichherziges Weibergezücht! So matten Mut gewannt ihr von mir? Erzog ich euch, kühn zum Kampfe zu zieh n, schuf ich die Herzen euch hart und scharf, dass ihr Wilden nun weint und greint, wenn mein Grimm eine Treulose straft? So wisst denn, Winselnde, was sie verbrach, um die euch Zagen die Zähre entbrennt Keine wie sie kannte mein innerstes Sinnen; keine wie sie wusste den Quell meines Willens! Sie selbst war meines Wunsches schaffender Schoss - und so nun brach sie den seligen Bund, dass treulos sie meinem Willen getrotzt, mein herrschend Gebot offen verhöhnt, gegen mich die Waffe gewandt, die mein Wunsch allein ihr schuf! - Hörst du s, Brünnhilde? Du, der ich Brünne, Helm und Wehr, Wonne und Huld, Namen und Leben verlieh? Hörst du mich Klage erheben, und birgst dich bang dem Kläger, dass feig du der Straf entflöhst? BRÜNNHILDE tritt aus der Schar der Walküren hervor, schreitet demütigen, doch festen Schrittes von der Felsenspitze herab und tritt so in geringer Entfernung vor Wotan Hier bin ich, Vater gebiete die Strafe! WOTAN Nicht straf ich dich erst deine Strafe schufst du dir selbst. Durch meinen Willen warst du allein gegen ihn doch hast du gewollt; meinen Befehl nur führtest du aus gegen ihn doch hast du befohlen; Wunschmaid warst du mir gegen mich doch hast du gewünscht; Schildmaid warst du mir gegen mich doch hobst du den Schild; Loskieserin warst du mir gegen mich doch kiestest du Lose; Heldenreizerin warst du mir gegen mich doch reiztest du Helden. Was sonst du warst, sagte dir Wotan was jetzt du bist, das sage dir selbst! Wunschmaid bist du nicht mehr; Walküre bist du gewesen nun sei fortan, was so du noch bist! BRÜNNHILDE heftig erschreckend Du verstössest mich? Versteh ich den Sinn? WOTAN Nicht send ich dich mehr aus Walhall; nicht weis ich dir mehr Helden zur Wal; nicht führst du mehr Sieger in meinen Saal bei der Götter trautem Mahle das Trinkhorn nicht reichst du traulich mir mehr; nicht kos ich dir mehr den kindischen Mund; von göttlicher Schar bist du geschieden, ausgestossen aus der Ewigen Stamm; gebrochen ist unser Bund; aus meinem Angesicht bist du verbannt. DIE ACHT WALKÜREN verlassen, in aufgeregter Bewegung, ihre Stellung, indem sie sich etwas tiefer herabziehen Wehe! Weh ! Schwester, ach Schwester! BRÜNNHILDE Nimmst du mir alles, was einst du gabst? WOTAN Der dich zwingt, wird dir s entziehn! Hieher auf den Berg banne ich dich; in wehrlosen Schlaf schliess ich dich fest der Mann dann fange die Maid, der am Wege sie findet und weckt. DIE ACHT WALKÜREN kommen in höchster Aufregung von der Felsenspitze ganz herab und umgeben in ängstlichen Gruppen Brünnhilde, welche halb kniend vor Wotan liegt Halt ein, o Vater! Halt ein den Fluch! Soll die Maid verblühn und verbleichen dem Mann? Hör unser Fleh n! Schrecklicher Gott, wende von ihr die schreiende Schmach! Wie die Schwester träfe uns selber der Schimpf! WOTAN Hörtet ihr nicht, was ich verhängt? Aus eurer Schar ist die treulose Schwester geschieden; mit euch zu Ross durch die Lüfte nicht reitet sie länger; die magdliche Blume verblüht der Maid; ein Gatte gewinnt ihre weibliche Gunst; dem herrischen Manne gehorcht sie fortan; am Herde sitzt sie und spinnt, aller Spottenden Ziel und Spiel. Brünnhilde sinkt mit einem Schrei zu Boden; die Walküren weichen entsetzt mit heftigem Geräusch von ihrer Seite Schreckt euch ihr Los? So flieht die Verlorne! Weichet von ihr und haltet euch fern! Wer von euch wagte bei ihr zu weilen, wer mir zum Trotz zu der Traurigen hielt - die Törin teilte ihr Los das künd ich der Kühnen an! Fort jetzt von hier; meidet den Felsen! Hurtig jagt mir von hinnen, sonst erharrt Jammer euch hier! DIE ACHT WALKÜREN Weh! Weh! Die Walküren fahren mit wildem Wehschrei auseinander und stürzen in hastiger Flucht in den Tann. Schwarzes Gewölk lagert sich dicht am Felsenrande man hört wildes Geräusch im Tann. Ein greller Blitzesglanz bricht in dem Gewölk aus; in ihm erblickt man die Walküren mit verhängtem Zügel, in eine Schar zusammengedrängt, wild davonjagen. Bald legt sich der Sturm; die Gewitterwolken verziehen sich allmählich. In der folgenden Szene bricht, bei endlich ruhigem Wetter, Abenddämmerung ein, der am Schlusse Nacht folgt DRITTE SZENE Wotan, Brünnhilde Wotan und Brünnhilde, die noch zu seinen Füssen hingestreckt liegt, sind allein zurückgeblieben. Langes, feierliches Schweigen unveränderte Stellung BRÜNNHILDE beginnt das Haupt langsam ein wenig zu erheben. Schüchtern beginnend und steigernd. War es so schmählich, was ich verbrach, dass mein Verbrechen so schmählich du bestrafst? War es so niedrig, was ich dir tat, dass du so tief mir Erniedrigung schaffst? War es so ehrlos, was ich beging, dass mein Vergehn nun die Ehre mir raubt? Sie erhebt sich allmählich bis zur knienden Stellung O sag , Vater! Sieh mir ins Auge schweige den Zorn, zähme die Wut, und deute mir hell die dunkle Schuld, die mit starrem Trotze dich zwingt, zu verstossen dein trautestes Kind! WOTAN in unveränderter Stellung, ernst und düster Frag deine Tat, sie deutet dir deine Schuld! BRÜNNHILDE Deinen Befehl führte ich aus. WOTAN Befahl ich dir, für den Wälsung zu fechten? BRÜNNHILDE So hiessest du mich als Herrscher der Wal! WOTAN Doch meine Weisung nahm ich wieder zurück! BRÜNNHILDE Als Fricka den eignen Sinn dir entfremdet; da ihrem Sinn du dich fügtest, warst du selber dir Feind. WOTAN leise und bitter Dass du mich verstanden, wähnt ich, und strafte den wissenden Trotz doch feig und dumm dachtest du mich! So hätt ich Verrat nicht zu rächen; zu gering wärst du meinem Grimm? BRÜNNHILDE Nicht weise bin ich, doch wusst ich das eine, dass den Wälsung du liebtest. Ich wusste den Zwiespalt, der dich zwang, dies eine ganz zu vergessen. Das andre musstest einzig du sehn, was zu schaun so herb schmerzte dein Herz dass Siegmund Schutz du versagtest. WOTAN Du wusstest es so, und wagtest dennoch den Schutz? BRÜNNHILDE leise beginnend Weil für dich im Auge das eine ich hielt, dem, im Zwange des andren schmerzlich entzweit, ratlos den Rücken du wandtest! Die im Kampfe Wotan den Rücken bewacht, die sah nun das nur, was du nicht sahst - Siegmund musst ich sehn. Tod kündend trat ich vor ihn, gewahrte sein Auge, hörte sein Wort; ich vernahm des Helden heilige Not; tönend erklang mir des Tapfersten Klage freiester Liebe furchtbares Leid, traurigsten Mutes mächtigster Trotz! Meinem Ohr erscholl, mein Aug erschaute, was tief im Busen das Herz zu heilgem Beben mir traf. Scheu und staunend stand ich in Scham. Ihm nur zu dienen konnt ich noch denken Sieg oder Tod mit Siegmund zu teilen dies nur erkannt ich zu kiesen als Los! - Der diese Liebe mir ins Herz gehaucht, dem Willen, der dem Wälsung mich gesellt, ihm innig vertraut, trotzt ich deinem Gebot. WOTAN So tatest du, was so gern zu tun ich begehrt, doch was nicht zu tun die Not zwiefach mich zwang? So leicht wähntest du Wonne des Herzens erworben, wo brennend Weh in das Herz mir brach, wo grässliche Not den Grimm mir schuf, einer Welt zuliebe der Liebe Quell im gequälten Herzen zu hemmen? Wo gegen mich selber ich sehrend mich wandte, aus Ohnmachtschmerzen schäumend ich aufschoss, wütender Sehnsucht sengender Wunsch den schrecklichen Willen mir schuf, in den Trümmern der eignen Welt meine ew ge Trauer zu enden - da labte süss dich selige Lust; wonniger Rührung üppigen Rausch enttrankst du lachend der Liebe Trank, als mir göttlicher Not nagende Galle gemischt? Deinen leichten Sinn lass dich denn leiten von mir sagtest du dich los. Dich muss ich meiden, gemeinsam mit dir nicht darf ich Rat mehr raunen; getrennt, nicht dürfen traut wir mehr schaffen so weit Leben und Luft darf der Gott dir nicht mehr begegnen! BRÜNNHILDE Wohl taugte dir nicht die tör ge Maid, die staunend im Rate nicht dich verstand, wie mein eigner Rat nur das eine mir riet zu lieben, was du geliebt. - Muss ich denn scheiden und scheu dich meiden, musst du spalten, was einst sich umspannt, die eigne Hälfte fern von dir halten, dass sonst sie ganz dir gehörte, du Gott, vergiss das nicht! Dein ewig Teil nicht wirst du entehren, Schande nicht wollen, die dich beschimpft dich selbst liessest du sinken, sähst du dem Spott mich zum Spiel! WOTAN Du folgtest selig der Liebe Macht folge nun dem, den du lieben musst! BRÜNNHILDE Soll ich aus Walhall scheiden, nicht mehr mit dir schaffen und walten, dem herrischen Manne gehorchen fortan dem feigen Prahler gib mich nicht preis! Nicht wertlos sei er, der mich gewinnt. WOTAN Von Walvater schiedest du - nicht wählen darf er für dich. BRÜNNHILDE leise mit vertraulicher Heimlichkeit Du zeugtest ein edles Geschlecht; kein Zager kann je ihm entschlagen der weihlichste Held - ich weiss es - entblüht dem Wälsungenstamm. WOTAN Schweig von dem Wälsungenstamm! Von dir geschieden, schied ich von ihm vernichten musst ihn der Neid! BRÜNNHILDE Die von dir sich riss, rettete ihn. heimlich Sieglinde hegt die heiligste Frucht; in Schmerz und Leid, wie kein Weib sie gelitten, wird sie gebären, was bang sie birgt. WOTAN Nie suche bei mir Schutz für die Frau, noch für ihres Schosses Frucht! BRÜNNHILDE heimlich Sie wahret das Schwert, das du Siegmund schufest. WOTAN heftig Und das ich ihm in Stücken schlug! Nicht streb , o Maid, den Mut mir zu stören; erwarte dein Los, wie sich s dir wirft; nicht kiesen kann ich es dir! Doch fort muss ich jetzt, fern mich verziehn; zuviel schon zögert ich hier; von der Abwendigen wend ich mich ab; nicht wissen darf ich, was sie sich wünscht die Strafe nur muss vollstreckt ich sehn! BRÜNNHILDE Was hast du erdacht, dass ich erdulde? WOTAN In festen Schlaf verschliess ich dich wer so die Wehrlose weckt, dem ward, erwacht, sie zum Weib! BRÜNNHILDE stürzt auf ihre Knie Soll fesselnder Schlaf fest mich binden, dem feigsten Manne zur leichten Beute dies eine muss du erhören, was heil ge Angst zu dir fleht! Die Schlafende schütze mit scheuchenden Schrecken, dass nur ein furchtlos freiester Held hier auf dem Felsen einst mich fänd ! WOTAN Zu viel begehrst du, zu viel der Gunst! BRÜNNHILDE seine Knie umfassend Dies eine musst du erhören! Zerknicke dein Kind, das dein Knie umfasst; zertritt die Traute, zertrümmre die Maid, ihres Leibes Spur zerstöre dein Speer doch gib, Grausamer, nicht der grässlichsten Schmach sie preis! mit wilder Begeisterung Auf dein Gebot entbrenne ein Feuer; den Felsen umglühe lodernde Glut; es leck ihre Zung , es fresse ihr Zahn den Zagen, der frech sich wagte, dem freislichen Felsen zu nahn! WOTAN überwältigt und tief ergriffen, wendet sich lebhhaft zu Brünnhilde, erhebt sie von den Knien und blickt ihr gerührt in das Auge Leb wohl, du kühnes, herrliches Kind! Du meines Herzens heiligster Stolz! Leb wohl! Leb wohl! Leb wohl! sehr leidenschaftlich Muss ich dich meiden, und darf nicht minnig mein Gruss dich mehr grüssen; sollst du nun nicht mehr neben mir reiten, noch Met beim Mahl mir reichen; muss ich verlieren dich, die ich liebe, du lachende Lust meines Auges ein bräutliches Feuer soll dir nun brennen, wie nie einer Braut es gebrannt! Flammende Glut umglühe den Fels; mit zehrenden Schrecken scheuch es den Zagen; der Feige fliehe Brünnhildes Fels! - Denn einer nur freie die Braut, der freier als ich, der Gott! Brünnhilde sinkt, gerührt und begeistert, an Wotans Brust; er hält sie lange umfangen. Sie schlägt das Haupt wieder zurück und blickt, immer noch ihn umfassend, feierlich ergriffen Wotan in das Auge Der Augen leuchtendes Paar, das oft ich lächelnd gekost, wenn Kampfeslust ein Kuss dir lohnte, wenn kindisch lallend der Helden Lob von holden Lippen dir floss dieser Augen strahlendes Paar, das oft im Sturm mir geglänzt, wenn Hoffnungssehnen das Herz mir sengte, nach Weltenwonne mein Wunsch verlangte aus wild webendem Bangen zum letztenmal letz es mich heut mit des Lebewohles letztem Kuss! Dem glücklichen Manne glänze sein Stern dem unseligen Ew gen muss es scheidend sich schliessen. Er fasst ihr Haupt in beide Hände Denn so kehrt der Gott sich dir ab, so küsst er die Gottheit von dir! Er küsst sie lange auf die Augen. Sie sinkt mit geschlossenen Augen, sanft ermattend, in seinen Armen zurück. Er geleitet sie zart auf einen niedrigen Mooshügel zu liegen, über den sich eine breitästige Tanne ausstreckt. Er betrachtet sie und schliesst ihr den Helm sein Auge weilt dann auf der Gestalt der Schlafenden, die er mit dem grossen Stahlschilde der Walküre ganz zudeckt. Langsam kehrt er sich ab, mit einem schmerzlichen Blicke wendet er sich noch einmal um. Dann schreitet er mit feierlichem Entschlusse in die Mitte der Bühne und kehrt seines Speeres Spitze gegen einen mächtigen Felsstein Loge, hör ! Lausche hieher! Wie zuerst ich dich fand, als feurige Glut, wie dann einst du mir schwandest, als schweifende Lohe; wie ich dich band, bann ich dich heut ! Herauf, wabernde Lohe, umlodre mir feurig den Fels! Er stösst mit dem Folgenden dreimal mit dem Speer auf den Stein Loge! Loge! Hieher! Dem Stein entfährt ein Feuerstrahl, der zur allmählich immer helleren Flammenglut anschwillt. Lichte Flackerlohe bricht aus. Lichte Brunst umgibt Wotan mit wildem Flackern. Er weist mit dem Speere gebieterisch dem Feuermeere den Umkreis des Felsenrandes zur Strömung an; alsbald zieht es sich nach dem Hintergrunde, wo es nun fortwährend den Bergsaum umlodert Wer meines Speeres Spitze fürchtet, durchschreite das Feuer nie! Er streckt den Speer wie zum Banne aus, dann blickt er schmerzlich auf Brünnhilde zurück, wendet sich langsam zum Gehen und blickt noch einmal zurück, ehe er durch das Feuer verschwindet. Der Vorhang fällt All rights reserved © Maria Fujioka Wagner,Richard/Die Walküre+
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International Association for the Study of Common Property Meeting 199? Urs P. Kreuter? Gordon&BreachSciencePub? MiltonM.R.Freeman? InternationalAssociationfortheStudyofCommonPropertyMeeting199? UrsP.Kreuter? ジャンル別? ユーズドブック(洋書)-Engineering Subjects-Business&Investing-Economics-NaturalResources Subjects-Business&Investing-General? Subjects-Business&Investing-Industries&Professions-RealEstate-General? Subjects-Engineering-Civil-Environmental-Pollution-Air? Subjects-Nonfiction-Economics-NaturalResources Subjects-Outdoors&Nature-Fauna-Wildlife? Subjects-Outdoors&Nature-Conservation-General? Subjects-Outdoors&Nature-Conservation-Wildlife? Subjects-Outdoors&Nature-Ecology-LivingontheLand? Subjects-Outdoors&Nature-Environment-Conservation? Subjects-Outdoors&Nature-Environment-EnvironmentalScience Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Environmental-Pollution-Air? Subjects-Professional&Technical-Accounting&Finance-Industries&Professions-RealEstate-General? 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Subjects-Nonfiction-Economics-NaturalResources Subjects-Professional&Technical-Accounting&Finance-Economics-NaturalResources Integration Through Law Environmental Protection Policy (Series a, Law) Walter De Gruyter Inc? Eckard Rehbinder? R. Steward? Patrick Del Duca? WalterDeGruyterInc? EckardRehbinder? R.Steward? PatrickDelDuca? ジャンル別? ユーズドブック(洋書)-Law? Substores-UnknownASINs-43? Subjects-Business&Investing-Economics-NaturalResources Subjects-Law-One-L-ConstitutionalLaw? Subjects-Law-Environmental&NaturalResourcesLaw? Subjects-Nonfiction-Economics-NaturalResources Subjects-Nonfiction-Law-One-L-ConstitutionalLaw? Subjects-Nonfiction-Law-Environmental&NaturalResourcesLaw? Subjects-Professional&Technical-Law-Environmental&NaturalResourcesLaw? Subjects-Professional&Technical-Accounting&Finance-Economics-NaturalResources Unilateral Environmental Policy and International Competitiveness (Kieler Studien, 299) Kiel Inst of World Economics? Christian M. Scholz? Frank Stahler? KielInstofWorldEconomics? ChristianM.Scholz? FrankStahler? ジャンル別? Subjects-Business&Investing-Biographies&Primers-PopularEconomics? Subjects-Business&Investing-Economics-International? Subjects-Business&Investing-Economics-NaturalResources Subjects-Business&Investing-General? Subjects-Nonfiction-Politics-International-Relations? Subjects-Nonfiction-SocialSciences-PoliticalScience-LevelsofGovernment-FederalGovernment? Subjects-Nonfiction-Government-PublicPolicy? Subjects-Nonfiction-Economics-General? Subjects-Nonfiction-Economics-International? Subjects-Nonfiction-Economics-NaturalResources Subjects-Outdoors&Nature-Environment? Subjects-Professional&Technical-Accounting&Finance-International-Economics? Subjects-Professional&Technical-Accounting&Finance-Economics-General? Subjects-Professional&Technical-Accounting&Finance-Economics-NaturalResources Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Mathematics-Applied-General? Subjects-Science-Nature&Ecology-Environment? 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Subjects-Professional&Technical-Accounting&Finance-Economics-NaturalResources Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-EarthSciences-EnvironmentalScience? Subjects-Science-EarthSciences-EnvironmentalScience Kulturlandschaftsforschung (iff-Texte Bd. 5) Springer Verlag Wien? Helmut Haberl? Gerhard Strohmeier? SpringerVerlagWien? HelmutHaberl? GerhardStrohmeier? ジャンル別? Subjects-Business&Investing-Biographies&Primers-PopularEconomics? Subjects-Business&Investing-Economics-NaturalResources Subjects-Nonfiction-UrbanPlanning&Development-General? Subjects-Nonfiction-ForeignLanguageNonfiction-German? Subjects-Nonfiction-Economics-General? Subjects-Nonfiction-Economics-NaturalResources Subjects-Professional&Technical-Accounting&Finance-Economics-General? Subjects-Professional&Technical-Accounting&Finance-Economics-NaturalResources Wie moechten wir in Zukunft leben. Der harte und der sanfte Weg. Beck C. H.? Klaus Michael Meyer-Abich? Bertram Schefold? BeckC.H.? KlausMichaelMeyer-Abich? BertramSchefold? ジャンル別? Subjects-Business&Investing-Biographies&Primers-PopularEconomics? Subjects-Business&Investing-Economics-NaturalResources Subjects-Nonfiction-ForeignLanguageNonfiction-German? Subjects-Nonfiction-Economics-General? Subjects-Nonfiction-Economics-NaturalResources Subjects-Professional&Technical-Accounting&Finance-Economics-General? Subjects-Professional&Technical-Accounting&Finance-Economics-NaturalResources Handbuch des Umweltmanagements Beck C. H.? Gerhard Praetorius? Ulrich Steger? BeckC.H.? GerhardPraetorius? UlrichSteger? ジャンル別? Subjects-Business&Investing-Economics-NaturalResources Subjects-Nonfiction-ForeignLanguageNonfiction-German? Subjects-Nonfiction-Economics-NaturalResources Subjects-Professional&Technical-Accounting&Finance-Economics-NaturalResources Umweltbewusstsein und persoenliches Handeln Deutscher Studienverlag? Rudolf Guenther? Gerhard Winter? DeutscherStudienverlag? RudolfGuenther? GerhardWinter? ジャンル別? 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Subjects-Business&Investing-Economics-NaturalResources Subjects-Nonfiction-Economics-NaturalResources Subjects-Professional&Technical-Accounting&Finance-Economics-NaturalResources Umweltvertraeglichkeitspruefung in der Europaeischen Gemeinschaft Schmidt Erich Verlag? Reinhard Coenen? Juliane Joerissen? SchmidtErichVerlag? ReinhardCoenen? JulianeJoerissen? ジャンル別? ユーズドブック(洋書)-Law? Subjects-Business&Investing-Economics-NaturalResources Subjects-Law-Business-Labor&Employment? Subjects-Nonfiction-ForeignLanguageNonfiction-German? Subjects-Nonfiction-Economics-NaturalResources Subjects-Nonfiction-Law-Business-Labor&Employment? Subjects-Professional&Technical-Accounting&Finance-Economics-NaturalResources Grundlagen der Umweltberatung. Ziele, Inhalte, Modelle Schmidt Erich Verlag? Hans-Peter Obladen? SchmidtErichVerlag? Hans-PeterObladen? ジャンル別? Subjects-Business&Investing-Economics-NaturalResources Subjects-Nonfiction-ForeignLanguageNonfiction-German? 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このテンプレはポリウト方式で作成されています。 こちらの役名一覧に和訳を記載して管理人までお知らせください。 Première Mansion LA COUR DES LYS N° 1 Prélude ▼LES JUMEAUX▲ Frère, que sera-t-il le monde, Allégé de tout notre amour! Dans mon âme ton coeur est lourd, Comme la pierre dans la fronde! Je le pèse; au-delà de l'ombre Je le jette vers le grand jour! J'étais plus doux que la colombe, Tu es plus fauve que l'autour. Toujours, jamais! Jamais, toujours! Fer ne t'effraie, Feu ne me dompte. Beau Christ, que serait-il le monde, Allégé de tout votre amour! ▼RÉCITANT (Le Saint)▲ Si je suis digne de servir Ton Fils le Martyr des martyrs, Mon Dieu, Je te demande un signe, si je suis digne. Gloire, ô Christ roi! Et maintenant je me désarme! Je suis l'Archer certain du but. Voici l'arc double, lecarquois fourni de dix-sept sagettes ailées et le brassard oú est gravée la figure zodiacale du Sagittaire criblé d'astres. Je te les comments. Je les offre á mes élus de la cohorte d'Emése. Voici. Je suis libre! Souvenez-vous. Je suis la Cible! Souvenez-vous de ce terrible espoir, et que je serai digne de demander á Dieu des signes plus éclatants. N° 2 - Choeur ▼LES ARCHERS D'EMÈSE (choeur)▲ Sébastien! Sébastien! Sébastien! Tu es témoin! ▼RÉCITANT (LE SAINT)▲ Mes frères, mes frères, j'entends le bruit des chaînes qui se brisent, le choc de la hache, l'éclat de la foudre, les quatre vents pleins de semences et de cris, le levain de l'espoir terrible! Mes frères, mes frères, j'entends la mélodie du saint combat, le choeur divin des sept fléaux, l'annonciation des astres, et la marche du nouveau dieu á côté de l'homme nouveau, et les lisières de la terre frémissantes comme les bords d'une bannière qu'on déplie, et le tonnerre qui relie dans les tombes, l'âme des morts aux os des morts! N° 3 Danse extatique de Sébastien sur lescharbons embrasés ▼LES JUMEAUX, CHOEUR▲ Hymnes, toute l'ombre s'efface. Dieu est et toujours sera Dieu! Célébrez son nom par le feu. Chantez les oeuvres de sa grâce, Louez ses oeuvres en tous lieux. Semez son nom mystérieux! ▼RÉCITANT (Le Saint)▲ Je danse sur l'ardeur des lys. Gloire, ô Christ roi! Je presse la douceur des lys. Gloire, ô Christ roi! J'ai les pieds nus dans la rosée! J'ai les pieds sur le blé qui pousse! Je bondis comme l'eau des sources! Je t'aime, Roi. C'est comme si mes veines étaient faites de musique et d'aurore ! C'est comme si je secouais un givre d'étoiles sonore! Je t'aime, Roi. ▼CHORUS SERAPHICUS▲ Salut! O lumière! Lumière du monde, Croix large et profonde, Signe de victoire, Et palme de gloire, Et arbre de vie. ▼RÉCITANT (Le Saint)▲ J'entends venir un autre chant. J'entends les sept luths éternels. Les lys font toute la lumière, ils font toute la mélodie. Vous les fauchez, et ils renaissent. Vous les brisez, ils sont debout. Ils ont la tige impérissable. Voyez, voyez! Ils me regardent comme des anges couverts d'yeux pour l'épouvante. ▼CHORUS SERAPHICUS▲ Voici les sept témoins de Dieu, les chefs de la milice ardente. Tout le ciel chante! Deuxième Mansion LA CHAMBRE MAGIQUE N° 1 - Prélude N° 2 ▼LA VIERGE ERIGONE▲ Je fauchais l'Epi de froment, oublieuse de l'asphodèle; mon âme, sous le ciel clément, était la soeur de l'hirondelle; Mon ombre m'était presqu'une aile, que je traînais dans la moisson. Et j'étais la vierge, Fidèle à mon ombre et à ma chanson. ▼RÉCITANT (Le Saint)▲ Seigneur, Amour, voici ma vie. N° 3 ▼VOX CELESTIS▲ Qui pleure mon enfant si doux, mon Lys fleuri dans la chair pure? Il est tout clair sur mes genoux, Il est sans tache et sans blessure. Voyez. Et dans ma chevelure tous les astres louent sa clarté. Il éclaire de sa figure ma tristesse et la nuit d'été. Troisième Mansion LE CONCILE DES FAUX DIEUX N° 1 [ N° 2] Prélude ▼RÉCITANT (Le Saint)▲ César, j'ai déjà ma couronne. Je ne crains pas le fer. Je n'ai d'autre art que la prière. César, sache que j'ai choisi mon dieu. Seul le Christ rayonne, l'Unique! Il régit dans sa main la force du del creux, comme le marin serre l'écoute de la voile. Entre vous et le jour, il est. Entre vous et le soleil mort, il est, Unique. N° 3 ▼MUSICIENS (Les Citharèdes)▲ Païan, Lyre d'Or, Arc d'Argent! Seigneur te Délos et te Sminthe, Beau roi chevelu te lumière, Païan! O Apollon! ▼RÉCITANT (Le Saint)▲ Cessez! Cessez, ô citharèdes d'un démon qui n'a plus de char, ni plus de traits, ni plus de nerfs a la lyre et a l'arc, ni plus de diadème sur la honte de son front. Silence! Silence! César, César aux yeux de lynx, je danserai pour tes mages et tes devins, je danserai la passion de ce jeune homme asiatique, de ce prince supplicié car la feuille de ton laurier est comme le fer de la lance qui lui perça le flanc anxieux. De la profondeur de tes yeux, regarde. Écoute, et puis regarde. Ne tremble pas. César, regarde. Et souviens-toi de l'étoile qui fut clouée au cœur vivant du ciel, en gage de la parole radieuse parlée par la bouche de l'Oint. Tu la sauras. N° 4 ▼RÉCITANT (Le Saint)▲ Avez-vous vu celui que j'aime? L'avez-vous vu? Il dit alors «Mon âme est triste jusqu'à la mort. Restez ici et veillez.» Et il se prosterne et dit dans sa prière «Écarte cette coupe de moi, Seigneur. Toutefois, non comme je veux mais comme tu veux.» ▼LES FEMMES DE BYBLOS (Choeur)▲ Ah! Tu pleures le Bien-aimé! Tu pleures l'Archer du Liban. Ô soeurs! O frères! Hélas! Tu pleures Adonis! Il se meurt, le bel Adonis! Il est mort, le bel Adonis Femmes, pleurez! Voyez le bel adolescent Couché dans la pourpre du sang. Donnez les baumes et l'encens. ▼VOX SOLA▲ «Je souffre», il a gémi. Écoute! «Je souffre! Qu'ai-je fait? Je souffre, et je saigne. Le monde est rouge de mon tourment Ah! qu'ai-je fait? Qui m'a frappé? J'expire, je meus, ô beauté! Je meurs, mais pour renaître impérissablement!» ▼LES FEMMES DE BYBLOS (Choeur)▲ Adonis! Adonis! Hélas! Pleurez! Pleurez! ▼RÉCITANT (Le Saint)▲ Et pourquoi cherche-vous parmi les morts celui qui est vivant! Or, Il est là, debout. Il dit N° 5 "Ne pleurez plus ." ▼VOX SOLA▲ Cessez, ô pleureuses! Le monde est lumière, tel qu'il l'annonce. Il renaît dieu, vierge et jeune homme, le Florissant Il renaît, il se renouvelle. O frère des saisons jumelles, debout! La mort est immortelle, dieu, par ton sang. ▼LES FEMMES DE BYBLOS▲ Le dieu, voilà le dieu! Il est debout! N° 6 Chœur ▼CHORUS SYRIACUS▲ Io! Io! Adoniastes! Ô soeurs, ô frères, exultez! Le Seigneur est ressuscité! Il conduit la danse des astres. Io! Io! Déliez vos cheveux, Io! Io! Dénouez vos ceintures, femmes! Du noir Hades où sont les âmes Il nous revient, le Bienheureux. ▼RÉCITANT (Le Saint)▲ Jésus. Jésus, à moi! N° 7 Choeur ▼CHORUSSYRIACUS▲ Il est mort/se meurt, le bel Adonis! Pleurez! Pleurez! Il descend vers la noires portes. Tout ce qui est beau, l'Hades morne l'emporte. Renversez les torches. Eros! Pleurez! Pleurez! Quatrième Mansion LE LAURIER BLESSÉ N° 1 Prélude ▼RÉCITANT (Le Saint)▲ César a dit "Amenez le au bois d'Apollon; liez-le au tronc du plus beau des lauriers; puis décochent contre son corps nu toutes vos flèches jusqu'à ce que vous vidiez les carquois, jusqu'à ce que son corps soit pareil au hérisson sauvage." Oui, mes archers, c'est ce que je veux. Ce sera beau. Oui, je sais revivre. Mais pour revivre, ô Archers, il faut que je meure, il faut que mon destin s'accomplisse, que des mains d'hommes me tuent.. . Vos mains. . . vos mains fraternelles. Je vous le dis, je vous le dis celui qui plus profondément me blesse, plus profondément m'aime. N° 2 Il est là, le Pasteur. Regardez. Il porte la brebis autour de son cou, sur ses épaules. Archers! Rapprochez-vous . La nuit tombe . Il faut qu'on mire de près, de près, pour frapper juste Ne tremblez pas, ne pleurez pas! Mais soyez ivres, soyez ivres de sang, comme dans les combats. Visez de près. Je suis la Cible. Des profondeurs, des profondeurs j'appelle votre amour terrible. N° 3 ▼CHORUS SYRIACUS▲ Hélas! Hélas! Ah! Pleurez, ô femmes de Syrie. Criez «Hélas! ma Seigneurie!» Toutes les fleurs se sont flétries. Il va dans la pâle prairie! Criez! Pleurez! ▼RÉCITANT (Le Saint)▲ Béni soit le premier! Bénie soit l'étoile première! Encore! Votre amour! Votre amour! Encore! Encore! Encore! Encore! Amour éternel! ▼CHORUS SYRIACUS▲ Eros! Pleurez! Il descend vers les noires portes. Tout ce qui est beau, l'Hades morne l'emporte. Renversez les torches. Eros! Pleurez! Cinquième Mansion LE PARADIS N° 1 Interlude N° 2 ▼CHORUS MARTYRUM▲ Gloire! Sous nos armures flamboyez, ô blessures! Qui est celui qui vient? Le lys de la cohorte. Sa tige est la plus forte. Louez le nom qu'il porte Sébastien! ▼CHORUS VIRGINUM▲ Tu es loué. L'étoile de loin parle à l'étoile Et dit un nom le tien. Dieu te couronne. Toute la nuit, comme une goutte A ton front, est dissoute, Sébastien. ▼CHORUS APOSTOLORUM▲ Tu es Saint. Qui te nomme Verra le Fils de l'Homme. Qui sur son cœur te tient, Sourire de ta grâce. Jean t'a donné sa place, Tu boiras dans sa tasse, Sébastien. ▼CHORUS ANGELORUM▲ Tu es beau. Prends six ailes d'Ange, Et viens dans l'échelle Des Feux musiciens, Chanter l'hymne nouvelle Au ciel qui se constelle De tes plaies immortelles, Sébastien. ▼ANIMA SEBASTIANI▲ Je viens, je monte. J'ai des ailes. Tout est blanc. Mon sang est la manne Qui blanchit le désert de Sin. Je suis la goutte, l'étincelle et le fétu. Je suis une âme, Seigneur, Une âme dans ton sein. ▼CHORUS SANCTORUM OMNIUM▲ Louez le Seigneur dans l'immensité de sa force. Louez le Seigneur sur le tympanon et sur l'orgue Louez le Seigneur sur le sistre et sur la cymbale. Louez le Seigneur sur la flûte et sur la cithare. Alléluia. Première Mansion LA COUR DES LYS N° 1 Prélude LES JUMEAUX Frère, que sera-t-il le monde, Allégé de tout notre amour! Dans mon âme ton coeur est lourd, Comme la pierre dans la fronde! Je le pèse; au-delà de l'ombre Je le jette vers le grand jour! J'étais plus doux que la colombe, Tu es plus fauve que l'autour. Toujours, jamais! Jamais, toujours! Fer ne t'effraie, Feu ne me dompte. Beau Christ, que serait-il le monde, Allégé de tout votre amour! RÉCITANT (Le Saint) Si je suis digne de servir Ton Fils le Martyr des martyrs, Mon Dieu, Je te demande un signe, si je suis digne. Gloire, ô Christ roi! Et maintenant je me désarme! Je suis l'Archer certain du but. Voici l'arc double, lecarquois fourni de dix-sept sagettes ailées et le brassard oú est gravée la figure zodiacale du Sagittaire criblé d'astres. Je te les comments. Je les offre á mes élus de la cohorte d'Emése. Voici. Je suis libre! Souvenez-vous. Je suis la Cible! Souvenez-vous de ce terrible espoir, et que je serai digne de demander á Dieu des signes plus éclatants. N° 2 - Choeur LES ARCHERS D'EMÈSE (choeur) Sébastien! Sébastien! Sébastien! Tu es témoin! RÉCITANT (LE SAINT) Mes frères, mes frères, j'entends le bruit des chaînes qui se brisent, le choc de la hache, l'éclat de la foudre, les quatre vents pleins de semences et de cris, le levain de l'espoir terrible! Mes frères, mes frères, j'entends la mélodie du saint combat, le choeur divin des sept fléaux, l'annonciation des astres, et la marche du nouveau dieu á côté de l'homme nouveau, et les lisières de la terre frémissantes comme les bords d'une bannière qu'on déplie, et le tonnerre qui relie dans les tombes, l'âme des morts aux os des morts! N° 3 Danse extatique de Sébastien sur lescharbons embrasés LES JUMEAUX, CHOEUR Hymnes, toute l'ombre s'efface. Dieu est et toujours sera Dieu! Célébrez son nom par le feu. Chantez les oeuvres de sa grâce, Louez ses oeuvres en tous lieux. Semez son nom mystérieux! RÉCITANT (Le Saint) Je danse sur l'ardeur des lys. Gloire, ô Christ roi! Je presse la douceur des lys. Gloire, ô Christ roi! J'ai les pieds nus dans la rosée! J'ai les pieds sur le blé qui pousse! Je bondis comme l'eau des sources! Je t'aime, Roi. C'est comme si mes veines étaient faites de musique et d'aurore ! C'est comme si je secouais un givre d'étoiles sonore! Je t'aime, Roi. CHORUS SERAPHICUS Salut! O lumière! Lumière du monde, Croix large et profonde, Signe de victoire, Et palme de gloire, Et arbre de vie. RÉCITANT (Le Saint) J'entends venir un autre chant. J'entends les sept luths éternels. Les lys font toute la lumière, ils font toute la mélodie. Vous les fauchez, et ils renaissent. Vous les brisez, ils sont debout. Ils ont la tige impérissable. Voyez, voyez! Ils me regardent comme des anges couverts d'yeux pour l'épouvante. CHORUS SERAPHICUS Voici les sept témoins de Dieu, les chefs de la milice ardente. Tout le ciel chante! Deuxième Mansion LA CHAMBRE MAGIQUE N° 1 - Prélude N° 2 LA VIERGE ERIGONE Je fauchais l'Epi de froment, oublieuse de l'asphodèle; mon âme, sous le ciel clément, était la soeur de l'hirondelle; Mon ombre m'était presqu'une aile, que je traînais dans la moisson. Et j'étais la vierge, Fidèle à mon ombre et à ma chanson. RÉCITANT (Le Saint) Seigneur, Amour, voici ma vie. N° 3 VOX CELESTIS Qui pleure mon enfant si doux, mon Lys fleuri dans la chair pure? Il est tout clair sur mes genoux, Il est sans tache et sans blessure. Voyez. Et dans ma chevelure tous les astres louent sa clarté. Il éclaire de sa figure ma tristesse et la nuit d'été. Troisième Mansion LE CONCILE DES FAUX DIEUX N° 1 [ N° 2] Prélude RÉCITANT (Le Saint) César, j'ai déjà ma couronne. Je ne crains pas le fer. Je n'ai d'autre art que la prière. César, sache que j'ai choisi mon dieu. Seul le Christ rayonne, l'Unique! Il régit dans sa main la force du del creux, comme le marin serre l'écoute de la voile. Entre vous et le jour, il est. Entre vous et le soleil mort, il est, Unique. N° 3 MUSICIENS (Les Citharèdes) Païan, Lyre d'Or, Arc d'Argent! Seigneur te Délos et te Sminthe, Beau roi chevelu te lumière, Païan! O Apollon! RÉCITANT (Le Saint) Cessez! Cessez, ô citharèdes d'un démon qui n'a plus de char, ni plus de traits, ni plus de nerfs a la lyre et a l'arc, ni plus de diadème sur la honte de son front. Silence! Silence! César, César aux yeux de lynx, je danserai pour tes mages et tes devins, je danserai la passion de ce jeune homme asiatique, de ce prince supplicié car la feuille de ton laurier est comme le fer de la lance qui lui perça le flanc anxieux. De la profondeur de tes yeux, regarde. Écoute, et puis regarde. Ne tremble pas. César, regarde. Et souviens-toi de l'étoile qui fut clouée au cœur vivant du ciel, en gage de la parole radieuse parlée par la bouche de l'Oint. Tu la sauras. N° 4 RÉCITANT (Le Saint) Avez-vous vu celui que j'aime? L'avez-vous vu? Il dit alors «Mon âme est triste jusqu'à la mort. Restez ici et veillez.» Et il se prosterne et dit dans sa prière «Écarte cette coupe de moi, Seigneur. Toutefois, non comme je veux mais comme tu veux.» LES FEMMES DE BYBLOS (Choeur) Ah! Tu pleures le Bien-aimé! Tu pleures l'Archer du Liban. Ô soeurs! O frères! Hélas! Tu pleures Adonis! Il se meurt, le bel Adonis! Il est mort, le bel Adonis Femmes, pleurez! Voyez le bel adolescent Couché dans la pourpre du sang. Donnez les baumes et l'encens. VOX SOLA «Je souffre», il a gémi. Écoute! «Je souffre! Qu'ai-je fait? Je souffre, et je saigne. Le monde est rouge de mon tourment Ah! qu'ai-je fait? Qui m'a frappé? J'expire, je meus, ô beauté! Je meurs, mais pour renaître impérissablement!» LES FEMMES DE BYBLOS (Choeur) Adonis! Adonis! Hélas! Pleurez! Pleurez! RÉCITANT (Le Saint) Et pourquoi cherche-vous parmi les morts celui qui est vivant! Or, Il est là, debout. Il dit N° 5 "Ne pleurez plus ." VOX SOLA Cessez, ô pleureuses! Le monde est lumière, tel qu'il l'annonce. Il renaît dieu, vierge et jeune homme, le Florissant Il renaît, il se renouvelle. O frère des saisons jumelles, debout! La mort est immortelle, dieu, par ton sang. LES FEMMES DE BYBLOS Le dieu, voilà le dieu! Il est debout! N° 6 Chœur CHORUS SYRIACUS Io! Io! Adoniastes! Ô soeurs, ô frères, exultez! Le Seigneur est ressuscité! Il conduit la danse des astres. Io! Io! Déliez vos cheveux, Io! Io! Dénouez vos ceintures, femmes! Du noir Hades où sont les âmes Il nous revient, le Bienheureux. RÉCITANT (Le Saint) Jésus. Jésus, à moi! N° 7 Choeur CHORUSSYRIACUS Il est mort/se meurt, le bel Adonis! Pleurez! Pleurez! Il descend vers la noires portes. Tout ce qui est beau, l'Hades morne l'emporte. Renversez les torches. Eros! Pleurez! Pleurez! Quatrième Mansion LE LAURIER BLESSÉ N° 1 Prélude RÉCITANT (Le Saint) César a dit "Amenez le au bois d'Apollon; liez-le au tronc du plus beau des lauriers; puis décochent contre son corps nu toutes vos flèches jusqu'à ce que vous vidiez les carquois, jusqu'à ce que son corps soit pareil au hérisson sauvage." Oui, mes archers, c'est ce que je veux. Ce sera beau. Oui, je sais revivre. Mais pour revivre, ô Archers, il faut que je meure, il faut que mon destin s'accomplisse, que des mains d'hommes me tuent.. . Vos mains. . . vos mains fraternelles. Je vous le dis, je vous le dis celui qui plus profondément me blesse, plus profondément m'aime. N° 2 Il est là, le Pasteur. Regardez. Il porte la brebis autour de son cou, sur ses épaules. Archers! Rapprochez-vous . La nuit tombe . Il faut qu'on mire de près, de près, pour frapper juste Ne tremblez pas, ne pleurez pas! Mais soyez ivres, soyez ivres de sang, comme dans les combats. Visez de près. Je suis la Cible. Des profondeurs, des profondeurs j'appelle votre amour terrible. N° 3 CHORUS SYRIACUS Hélas! Hélas! Ah! Pleurez, ô femmes de Syrie. Criez «Hélas! ma Seigneurie!» Toutes les fleurs se sont flétries. Il va dans la pâle prairie! Criez! Pleurez! RÉCITANT (Le Saint) Béni soit le premier! Bénie soit l'étoile première! Encore! Votre amour! Votre amour! Encore! Encore! Encore! Encore! Amour éternel! CHORUS SYRIACUS Eros! Pleurez! Il descend vers les noires portes. Tout ce qui est beau, l'Hades morne l'emporte. Renversez les torches. Eros! Pleurez! Cinquième Mansion LE PARADIS N° 1 Interlude N° 2 CHORUS MARTYRUM Gloire! Sous nos armures flamboyez, ô blessures! Qui est celui qui vient? Le lys de la cohorte. Sa tige est la plus forte. Louez le nom qu'il porte Sébastien! CHORUS VIRGINUM Tu es loué. L'étoile de loin parle à l'étoile Et dit un nom le tien. Dieu te couronne. Toute la nuit, comme une goutte A ton front, est dissoute, Sébastien. CHORUS APOSTOLORUM Tu es Saint. Qui te nomme Verra le Fils de l'Homme. Qui sur son cœur te tient, Sourire de ta grâce. Jean t'a donné sa place, Tu boiras dans sa tasse, Sébastien. CHORUS ANGELORUM Tu es beau. Prends six ailes d'Ange, Et viens dans l'échelle Des Feux musiciens, Chanter l'hymne nouvelle Au ciel qui se constelle De tes plaies immortelles, Sébastien. ANIMA SEBASTIANI Je viens, je monte. J'ai des ailes. Tout est blanc. Mon sang est la manne Qui blanchit le désert de Sin. Je suis la goutte, l'étincelle et le fétu. Je suis une âme, Seigneur, Une âme dans ton sein. CHORUS SANCTORUM OMNIUM Louez le Seigneur dans l'immensité de sa force. Louez le Seigneur sur le tympanon et sur l'orgue Louez le Seigneur sur le sistre et sur la cymbale. Louez le Seigneur sur la flûte et sur la cithare. Alléluia. Debussy,Claude/Le Martyre de Saint Sébastien
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Enriqueta Vasquez And the Chicano Movement Writings from El Grito Del Norte (Hispanic Civil Rights) John Nichols?Enriqueta Vasquez?Lorena Oropeza?Dionne Espinoza? Research in Urban Policy A Research Annual Politics of Policy Innovation in Chicago (Research in Urban Policy) Kenneth K. Wong?Terry Nichols Clark? Against the Beast A Documentary History Of American Opposition to Empire John Nichols? Measuring and Monitoring Biological Diversity Standard Methods for Mammals (Biological Diversity Handbook Series) Don E. Wilson?F. Russell Cole?James D. NicholsRasanayagam Rudran?Mercedes S. Foster? Measuring and Monitoring Biological Diversity Standard Methods for Mammals (Biological Diversity Handbook Series) Don E. Wilson?F. Russell Cole?James D. NicholsRasanayagam Rudran?Mercedes S. Foster? The Archaeology of City-States Cross-Cultural Approaches (Smithsonian Series in Archaeological Inquiry) Deborah L. Nichols?Thomas H. Charlton? New Riders' Guide to Modems/Book and Disk Esther Schindler?Steven Vaughan-Nichols? Inside the World Wide Web (Inside) Steven Vaughan-Nichols?Stevens J. Vaughan-Nichols? Learning Html 4.0 Curt Robbins?Susan Alcorn?Amy Towery?Holly Nichols?Bill Vitucci? PC Learning Labs Teaches 1-2-3 Release 2.3 Logical Operations/Book and Disk (P C Learning Labs) Richard Scott?Robert Nichols Kulik? PC Learning Labs Teaches Cc Mail Logical Operations Robert Nichols Kulik?Gail Sandler?Brendan Fletcher? PC Learning Labs Teaches Wordperfect 6.1 for Windows/Book and Disk (P C Learning Labs) Robert Nichols Kulik?Adam A. Wilcox?Logical Operations Inc.? PC Learning Labs Teaches Microsoft Project 4.0 for Windows Logical Operations/Book and Disk (P C Learning Labs) Adam A. Wilcox?Robert Nichols Kulik? PC Learning Labs Teaches Visual Foxpro 3.0/Book and Disk (P C Learning Labs) Susan L. Reber?Robert Nichols Kulik?Logical Operations Inc.? PC Learning Labs Teaches Word for Windows 95 Robert Nichols Kulik? PC Learning Labs Teaches Microsoft Access for Windows 95 Julie Nichols Kulik? Microsoft Frontpage Quickstart (Quickstart) Bob Conway?Logical Operations?Robert Nichols Kulik?Logical Operations Inc.? Movies And Methods Bill Nichols? Movies and Methods An Anthology Bill Nichols? Movies and Methods An Anthology (Movies Methods) Bill Nichols? Linguistics Johanna Nichols Maya Deren and the American Avant-Garde Bill Nichols?Maya Deren? Maya Deren and the American Avant-Garde Bill Nichols?Maya Deren? The Harlequin Years Music in Paris, 1917-1929 Roger Nichols? The Fire Collected Essays of Robin Blaser Robin Blaser?Miriam Nichols? The Holy Forest Collected Poems of Robin Blaser Robin Blaser?Miriam Nichols? Sound Symbolism Leanne Hinton?Johanna NicholsJohn J. Ohala? Gabriel Faure A Musical Life Jean-Michel Nectoux?Roger Nichols? Claude Debussy, Pelleas Et Melisande (Cambridge Opera Handbooks) Roger Nichols?Richard Langham Smith? Claude Debussy Pelleas Et Melisande (Cambridge Opera Handbooks) Roger Nichols?Richard Langham Smith? Sound Symbolism Johanna NicholsLeanne Hinton?John J. Ohala? The Life of Debussy (Musical Lives, 4) Roger Nichols? The Life of Debussy (Musical Lives) Roger Nichols? Gabriel Faure A Musical Life Jean-Michel Nectoux?Roger Nichols? Financing Elections David Nichols? The Knightsbridge Girl Joke Book Sir Beauchamp Place?Peter Nichols?Harvey Jones? On Yankee Station The Naval Air War over Vietnam John B. Nichols?Tillman Barrett? "Gardeners' World" Flower of the Moment (Gardeners' World) Colette Foster?Alan Titchmarsh?Jonathan Buckley?Jerry Harpur?Clive Nichols A Guide to Hospital Security J.E. Nichols? The Service of Glory The Catechism of the Catholic Church on Worship, Ethics, Spirituality Aidan Nichols? The Word Has Been Abroad A Guide Through Balthasar's Aesthetics (Introduction to Hans Urs Von Balthasar) Aidan Nichols? Christendom Awake On Re-Energising the Church in Culture Aidan Nichols? Say It Is Pentecost Balthasar's Logic A Guide Through Balthasar's Logic (Introduction to Hans Urs Von Balthasar) Aidan Nichols Op? A Grammar of Consent Aidan Nichols? Byzantine Gospel Maximus the Confessor in Modern Scholarship Aidan Nichols? The Shape of Catholic Theology Aidan Nichols? Rome and the Eastern Churches Aidan Nichols? Day in the Death of Joe Egg Peter Nichols? The National Health, or Nurse Norton's Affair (Faber Plays) Peter Nichols? Forget-me-not Lane Peter Nichols? Chez Nous Peter Nichols? The Freeway Peter Nichols? Privates on Parade Peter Nichols? Born in the Gardens Peter Nichols? The Pope's Divisions Peter Nichols? Stagecoach Dudley Nichols? Selected Letters Claude Debussy?Roger Nichols?R. Nichols? Selected Letters of Berlioz Hector Berlioz?Roger Nichols? Ravel Remembered (Composers Remembered Series) Roger Nichols? Debussy Remembered (Composers Remembered Series) Roger Nichols? Debussy Remembered (Composers Remembered Series) Roger Nichols? Conversations With Madeleine Milhaud Roger Nichols? Mendelssohn Remembered Roger Nichols? Mendelssohn Remembered (Nick Ward Plays) Roger Nichols? A Day in the Death of Joe Egg (Acting Edition) Peter Nichols? Chez Nous (Acting Edition) Peter Nichols? Poppy (Acting Edition) Peter Nichols? Born in the Gardens (Acting Edition) Peter Nichols? Privates on Parade Peter Nichols? A Day and the Death of Joe Egg Peter Nichols? Quartet of Poems (Modern Women Writers) Grace Nichols?Maya Angelou?Alice Walker?Lorna Goodison? Modern History (A-Level Study Guide) Hermione Baines?Richard Davies?Andrew Hall?Philip Nichols?Mark Seymour? American Blood (Paladin Books) John Nichols? Brain-Boosting Math Activities - More Than 50 Great Activities That Reinforce Problem-Solving and Essential Math Skills Grade 6 (Professional Book) Professional Books?Jennifer Nichols? Meet the Stars of Dawson's Creek Angie Nichols? Bodyfueling Stop Watching Your Weight, Start Fueling Your Life Kaaren, M.D. Nichols?Robyn Landis? Deargod Mysterious.Ways Richard Nichols? What I Didn't Know Could Fill a Book A Ceo Dad Shares the Life Lessons He Wishes He'd Learned Earlier Carl W. Nichols? Where Words Leave Off Music Begins Janet Nichols Lynch? The Reunion Tim Nichols? ...sheer Drapes on My Windows A Collection of Writings And Poems Joni Nichols? 15 Minutes at a Time A View from Inside the Box Matt Nichols? Sheer Drapes on My Windows... A Collection of Writings and Poems Joni Nichols? CLASSIC AMERICAN CARS RICHARD NICHOLS? Classic Automobiles Richard Nichols? Hamlyn All Colour Barbecues and Summer Food (Hamlyn All Colour Cookbooks) Annie Nichols New Hamlyn Barbecues (Hamlyn New Cookery) Annie Nichols Readings in American Government Mary P. Nichols? Great Containers Making - Decorating - Planting Clare MatthewsClive Nichols How Does Your Garden Grow? Great Gardening For Green-Fingered Kids (Hamlyn Gardening) Clare MatthewsClive Nichols Easy Outdoor Living 40 Great Projects for You And Your Garden Clare MatthewsClive Nichols Doug and the End of the World Dennis Garvey?Tommy Nichols?William Presing?Vinh Truong?Sophie Kittredge? Romantic Natural Histories from Erasmus Darwin to Charles (New Riverside Editions) Ashton Nichols?William Wordsworth?Charles Darwin? Sedimentology and Stratigraphy Gary Nichols? Singing! Basic Vocal Technique Penny Nichols? The Worshiping Life Meditations On The Order Of Worship Lisa Nichols Hickman? Renewing the Vision Daily Readings for Peacemakers Sue Nichols Spencer? Classic Cars (#06811) Richard Nichols? Muscle Cars Richard Nichols? Exotic Cars/09316 Richard Nichols? The House of Thunder Leigh Nichols? Twilight Leigh Nichols? Key to Midnight Leigh Nichols? For the Love of Mike Silhouette Inspirations No. 18 Charlotte Nichols? Turning Forty in the Eighties Personal Crisis, Time for Change Michael P. Nichols? Ernie's War The Best of Ernie Pyle's World War II Dispatches David Nichols? The Power of the Family Mastering the Hidden Dance of Family Relationships Michael P. Nichols? No Place to Hide Facing Shame So We Can Find Self-Respect Michael P. Nichols? No Place to Hide Facing Shame So We Can Find Self-Respect Michael P. Nichols? Breaking Faith Featuring Nason Nichols, P.I Maynard F. Thomson? Family Healing Strategies for Hope and Understanding Salvador Minuchin?Michael P. Nichols? Z-80 Microprocessor Programming and Interfacing Elizabeth A. Nichols? Z-80 Microprocessor Programming and Interfacing Elizabeth A, etc. Nichols? Z-80 Microprocessor Advanced Interfacing with Applications in Data Communications Joseph C, etc. Nichols? Northern Woodland Indians (Ancient and Living Cultures Stencils) Mira Bartok?Linda Foss Nichols? Cut, Color, and Paste Jane Nichols? Human Gene Therapy Eve K. Nichols? Human Gene Therapy Eve K. Nichols? Minor Lives John Nichols? Mobilizing Against AIDS Eve K. Nichols? Mobilizing Against AIDS Eve K. Nichols? Beyond Uhura Star Trek and Other Memories Nichelle Nichols? Ernie's America The Best of Ernie Pyle's 1930's Travel Dispatches David Nichols? Clinical Problems, Injuries and Complications of Gynaecologic Surgery David H Nichols?George W Anderson? Clinical Problems, Injuries and Complications of Gynaecologic Surgery David H. Nichols?George W. Anderson? Clinical Problems, Injuries and Complications of Gynecologic and Obstetric Surgery David H. Nichols?John O. L. Delancey? Textbook of Pediatric Intensive Care Mark C. Rogers?David G. Nichols The Best of Field Stream 100 Years of Great Writing Field & Stream?J. I. Merritt?Margaret G. Nichols? Doing the Gospel Local Congregation in Ministry Roy C. Nichols? Footsteps in the Sea Roy C. Nichols? Casey Wooster's Pet Care Service Janet Nichols? Song of the Pearl Ruth Nichols? The Left-Handed Spirit Ruth Nichols? Out of the Blue Delight Comes into Our Lives Mark Victor Hansen?Barbara Nichols?Patty Hansen? Handyman Linda Nichols?Katherine Borowitz? Treason, Tradition and the Intellectual Julien Benda and Political Discourse Ray L. Nichols? The J.C. Nichols Chronicle The Authorized Story of the Man, His Company, and His Legacy, 1880-1994 Robert Pearson?Brad Pearson? The Skills of Communicating (Management Skills Library) Bill P. Scott? Foliage for Year Round Colour Jane Taylor?Clive Nichols Small Gardens With Style Jill Billington?Clive Nichols Beds and Borders for Year Round Colour (Year Round Colour Series) Jill Cowley?Clive Nichols Foliage for Year Round Colour Jane Taylor?Clive Nichols The Summer Garden Jill Billington?Clive Nichols Small Gardens With Style Jill Billington?Clive Nichols The Summer Garden Jill Billington?Clive Nichols Beds and Borders for Year Round Colour Jill Cowley?Clive Nichols Clearmountain (Rainbow Romance) Jessie Nichols? Homeopathy and the Medical Profession Philip Nichols? Poetry of Ben Jonson J G Nichols? Living with Capitalism Theo NicholsHuw Beynon? Herb Garden Design (The Garden Bookshelf) Ethne Clarke?Clive Nichols Herb Garden Design Ethne Clarke?Clive Nichols The Natural Gardener Val Bourne?Clive Nichols I Do H.J. Eysenck?Betty Nichols Kelly? McDonald's Blood Flow in Arteries Wilmer W. Nichols? Come on into My Tropical Garden Grace Nichols?Caroline Binch? Give Yourself a Hug (Messages) Grace Nichols?Kim Harley? Paint Me a Poem Grace Nichols? Everybody Got a Gift Grace Nichols? Everybody Got a Gift Grace Nichols? Anatomy of Inspiration Rosamond E. M. Harding?Robert B. M. Nichols? Photographing Plants Gardens Clive Nichols Leaf, Bark and Berry Ethne Clarke?Clive Nichols Photographing Plants Gardens Clive Nichols Gardening with Foliage, Form and Texture Ethne Clarke?Clive Nichols Food Drying at Home Naomi Nichols? Disabled Philip Nichols? Simply Scrumptious Microwaving M.A.F. Robinson?Rosemary Dunn Stancil?Lorela Nichols Wilkins? Simply Scrumptious Microwaving M.A.F. Robinson?Rosemary Dunn Stancil?Lorela Nichols Wilkins? The Sociology of Industrial Injury (Employment and Work Relations in Context Series) Theo Nichols Work and Occupation in Modern Turkey (Employment and Work Relations in Context.) Erol KahveciNadir Sugur?Theo Nichols Childbirth Education Practice, Research, and Theory Francine H. Nichols?Sharron Smith Humenick? Maternal-newborn Nursing Francine H., PhD RNC FACCE Nichols?Elaine, RN PhD FACCE Zwelling? Study Guide for Nichols and Zwelling Maternal-Newborn Nursing Theory and Practice Nichols Maternal-Newborn Nursing Theory and Practice Elaine Zwelling?Francine H. Nichols? Maternal-newborn Nursing, Text And Study Guide Package Elaine Zwelling?Francine H. Nichols? Childbirth Education Practice, Research, and Theory Francine H. Nichols?Sharron Smith Humenick? Light from the East A. Nichols? Light from the East Authors and Themes in Orthodox Theology (Stagbooks) Aidan Nichols? Scribe of the Kingdom Aldan Nichols? Dreamweaver Mx Magic (Landmark) Josh Cavalier?Linda Rathgeber?David Nichols?Joyce J. Evans?Donna Casey?Jason Cranford Teague?Van Note Zac?Alwyn Joy?Matthew David?Sean Nicholson? Dance About Anything Marty Sprague?Helene Scheff?Susan McGreevy-Nichols?Mcgreevy-nichols? Building Dances A Guide To Putting Movements Together Susan McGreevy-Nichols?Helene Scheff?Marty Sprague? Experiencing Dance From Student to Dance Artist Helene Scheff?Marty Sprague?Susan McGreevy-Nichols? Sea Change Alone Across the Atlantic in a Wooden Boat Peter Nichols?Barrett Whitener? Five-star Living on a Two-star Budget Margaret Feinberg?Natalie Nichols Gillespie? Hampton, Virginia (Black America) Colita Nichols Fairfax? The Seabees at Port Hueneme (Images of America) Gina Nichols? Richmond Heights 1868-1940 (MO) (Images of America (Arcadia Publishing)) Joellen Gamp Mcdonald?Ruth Nichols Keenoy? Ashland The Henry Clay Estate (Images of America (Arcadia Publishing)) Rhonda Hornback Nichols?Eric Brooks? No Magic Wands Beverly S. Nichols? No Magic Wands Beverly S. Nichols? Sport Climbing (Extreme Sports (Austin, Tex.).) John Nichols? Street Luge (Extreme Sports (Austin, Tex.).) John Nichols? Night Stalker of Vietnam Henry Nichols? God's Prosperity Plan Rod Nichols?Tim Johnson? Shadow Boxer A Billy Nichols Novel (Billy Nichols Crime Novels) Eddie Muller? A Caribbean Dozen John Agard?Grace Nichols?Cathie Felstead? Under the Moon and Over the Sea John Agard?Grace Nichols?Cathie Felstead?Jane Ray?Christopher Corr? A Caribbean Dozen John Agard?Grace Nichols?Cathie Felstead? From Mouth to Mouth John Agard?Grace Nichols?Annabel Wright? Under the Moon and Over the Sea John Agard?Grace Nichols?Cathie Felstead? David Penman Alan Nichols? Grace Nichols (Writers Their Work) Sarah Lawson Welsh? What Dangers Deep Ruth Nichols? What Dangers Deep Ruth Nichols? The Poet Cat Grace Nichols?Bee Willey? The Poet Cat Grace Nichols?Bee Willey? The Staff Development Handbook An Action Guide for Managers and Supervisors (Capital Market Series) Peter R. Sheal? Activities in Self-Instructional Texts (Open and Distance Learning) Fred Lockwood? How to Organize Effective Conferences and Meetings David Seekings? Role Plays A Sourcebook of Activities for Trainers (Training Activities) David Turner? Problem Solving and Decision Making (Fast Track Mba Series) Graham Wilson? Preparing a Business Plan (One Day Workshop) Harbridge Cons. Group? Creating Customer Loyalty (Management Action Guides) Manchester Open Learning? Handling Conflict and Negotiation (Management Action) Manchester Open Learning? Managing People and Employee Relations (Management Action Guides) Manchester Open Learning? Achieving Goals Through Teamwork (Management Action Guides) Manchester Open Learning? Planning and Managing Change (Management Action Guides) Manchester Open Learning? Organisational Behaviour and Design (The Fast Track Mba) Barry Cushway?Derek Lodge? Teach Yourself With Open Learning Derek Rowntree? Accounting for Managers (Fast Track MBA) Graham Mott? Beyond Uhura Nichelle Nichols? Beyond Uhura Nichelle Nichols? Beyond Uhura Nichelle Nichols? The Poacher's Daughter Mary Nichols? The Paladin (Whiteblade Saga) Adam Nichols Intimate Kill Margaret Yorke?Trevor Nichols? KaNgwane Peter Nichols? Henri Dutilleux - Music - Mystery and Memory Conversations With Claude Glayman Henri Dutilleux?Claude Glayman?Roger Nichols? Others and Outcasts in Early Modern Europe Picturing the Social Margins Tom Nichols? Redeeming Beauty (Ashgate Studies in Theolgy, Imagination the Arts) Aidan Nichols? Redeeming Beauty (Ashgate Studies in Theolgy, Imagination the Arts) Aidan Nichols? Chicken Soup for the African American Soul Celebrating and Sharing Our Culture One Story at a Time (Chicken Soup for the Soul) Mark Victor Hansen?Lisa A. Nichols?Tom Joyner?Jack Canfield? Chicken Soup for the African American Woman's Soul Laughter, Love And Memories To Honor The Legacy Of Sisterhood (Chicken Soup for the Soul) Jack Canfield?Mark Victor Hansen?Lisa Nichols? Chicken Soup for the Teenage Soul The Real Deal on Girl Stuff (Chicken Soup for the Teenage Soul the Real Deal) Jack Canfield?Mark Victor Hansen?Lisa Nichols? Chilton's Guide to Fuel Injection and Electronic Engine Controls, 1988-90 The Feathered Shield Huey E. Nichols? Why James W. Nichols? It's the Wind (We Can Read About Nature) Catherine Nichols? Water All Around (We Can Read About Nature) Catherine Nichols? A Dry Place (We Can Read About Nature) Catherine Nichols? In the Rain Forest (We Can Read About Nature) Catherine Nichols? One Big Ocean (We Can Read About Nature) Catherine Nichols? Wetlands (We Can Read About Nature) Catherine Nichols? Grassy Lands (We Can Read About Nature) Catherine Nichols? Four Contemporary Plays by Lee Yun-Taek Translated by Dongwook Kim and Richard Nichols, with Introductions by Richard Nichols Dongwook Kim? Citizen Responsive Government (Research in Urban Policy) Keith Hoggart?Terry Nichols Clark? Community and Ecology Dynamics of Place, Sustainability, and Politics (Research in Urban Policy) Aaron M. McCright?Terry Nichols Clark? Prayers from Mom's Heart (Running Press Miniature Editions (Hardcover)) Fern Nichols? Signpost Guide Loire Valley Your Guide to Great Drives Andrew Sanger?Fiona Nichols?Gillian Thomas?John Harrison? Falconguide Hiking With Kids Taking Those First Steps With Young Hikers (Hiking with Kids) Robin Tawney Nichols? Asana and the Animals A Book of Pet Poems Grace Nichols?Sarah Adams? Under the Moon over the Sea A Collection of Caribbean Poems John Agard?Grace Nichols?Christopher Corr?Cathie Felstead? In Search of Eden Linda Nichols? Not a Sparrow Falls Linda Nichols? If I Gained the World Linda Nichols? At The Scent Of Water Linda Nichols? Not a Sparrow Falls Linda Nichols? Not a Sparrow Falls Linda Nichols? If I Gained the World Linda Nichols? At The Scent Of Water Linda Nichols? At The Scent Of Water Linda Nichols? Head Vases, Etc The Artistry of Betty Lou Nichols (Schiffer Book for Collectors) Maddy Gordon? Linux Database Bible (Bible (Wiley)) Michele Petrovsky?Stephen Wysham?Mojo Nichols? Lau V. Nichols Bilingual Education in Public Schools (Landmark Supreme Court Cases) Stephanie Sammartino McPherson? Esoteric Anthropology (1873) Terence L. Nichols? Business Guide or Safe Methods of Business 1921 James L. Nichols?L. H. Seager? Business Guide An Outline of Business James L. Nichols?Louis Paeth? "Identity" in the Poetry of Grace Nichols and Lorna Goodison (Salzburg Studies in English Literature. Poetic Drama Poetic Theory, 87.) Gudrun Webhofer? Prison Of My Own A True Story Of Redemption Forgiveness Diane Nichols? Clinical Pharmacology and Nursing Management Laurel A. Eisenhauer?Lynn Wemett Nichols?Roberta Todd Spencer?Frances West Bergan? Sandra Nichols Found Dead George V. Higgins? Not A Sparrow Falls Linda Nichols?Marguerite Gavin? Not A Sparrow Falls Linda Nichols?Marguerite Gavin? Handyman (Thorndike Press Large Print Americana Series) Linda Nichols? The Other Malcolm-Shorty Jarvis His Memoir Malcolm L., Jr. Jarvis?Paul D. Nichols?Elizabeth Jarvis?Cornel West? Guerrilla Warfare in Civil War Missouri, 1862 (Guerrilla Warfare in Civil War Missouri) Bruce Nichols? Guerilla Warfare in Civil War Missouri 1863 (Guerrilla Warfare in Civil War Missouri) Bruce Nichols? Voyage to the North Star Peter Nichols? Voyage to the North Star A Novel Peter Nichols? Doug and the End of the World (Disney's Doug Chronicles) Dennis Garvey?Tom Nichols?Jim Jinkins?Erin McCormack?William Presing?Vinh Truong?Sophie Kittredge? Invasion of the Judy Snatchers (Disney's Doug the Funnie Mysteries) Dennis Garvey?Tommy Nichols?Bill Presing? Readings in American Government Mary P. Nichols?David K. Nichols? Transforming Fundraising A Practical Guide to Evaluating and Strengthening Fundraising to Grow With Change (Jossey-Bass Nonprofit and Public Management Series) Judith E. Nichols? Demystifying Grant seeking What You Really Need to Do to Get Grants (Jossey-Bass Nonprofit and Public Management Series) Judith E. Nichols?Larissa Golden Brown?Martin John Brown? The Most Extreme Bugs (Animal Planet Extreme Animals) Discovery Channel?Catherine Nichols? Basic Techniques of Psychodynamic Psychotherapy Michael Nichols?Thomas J. Paolino? Prairie Primer Stan Nichols?Lynn Entine?Evelyn Howell? Christianity and the Stranger Historical Essays (South Florida-Rochester-Saint Louis Studies on Religion and the Social Order, Vol 12) Francis W. Nichols? Family Therapy Around the World A Festschrift for Florence W. Kaslow William C. Nichols?Florence Whiteman Kaslow? Family Therapy Around The World A Festschrift For Florence W. Kaslow William C. Nichols?Florence Whiteman Kaslow? Gardening With Foliage Plants Leaf, Bark, and Berry Ethne Clarke?Clive Nichols Todo nino necesita una mama que ora/Every Child Needs a Praying Mom Fern Nichols? The Last Place On Earth (National Geographic) Michael Nichols? The Year of the Tiger (National Geographic) Michael Nichols?Geoffrey C. Ward? Corvette Richard Nichols? Treasury Securities Making Money With Uncle Sam Donald R. Nichols? The Income Investor Choosing Investments That Pay Cash Today and Tomorrow Donald R. Nichols? The Personal Investor's Complete Book of Bonds Donald R. Nichols?
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第2幕 (森の奥深く。舞台後方は、洞窟への入口が一面に広がっている。舞台中央に向かって地面は登り坂になり、中央の小高い平らな丘にまでつながっている。その丘を越えると、坂は下りになり、洞窟にまでつながっている。したがって、観客からは、洞窟の上の方しか見ることはできない。左手には、木々の合い間を通して、裂け目だらけの岩壁が見分けられる。暗い闇夜だが、その闇は舞台後方で最も濃いため、最初のうち観客には洞窟の存在すら見分けることができない) 前奏曲と第1場 (アルベリヒ、ファフナー、さすらい人) <アルベリヒ> (岩壁に脇をもたれ、陰鬱に考え事をしている) 夜の森で、俺は、嫉妬の洞窟を見張っている。 耳をそば立てながら、目を皿のようにして見張っている。 不安な一日よ・・・もう始まろうというのか? 早くも闇を追いのけ、明けるというのか? (その時、舞台右手で、つむじ風が巻き上がり、青みがかった輝きがそこから放たれる) なんだ?あのきらきらした光は? 明るい光がどんどん近づいてくる。 輝く馬のように、ごうごうとうなりながら、 森を走り抜けて来る。 さては早くも龍退治する者が来たのか? ファフナーを打ち殺す者が来たのか? (つむじ風は収まり、輝きも消える) 光が消え、 明かりも消えた。 またも夜だ。 (さすらい人が森から出てきて、アルベリヒに向かい合う) 影の中に光るお前は、何者だ? <さすらい人> わしは、夜を突いて、ナイトヘーレに来たのだ。 暗闇の中にいるお前こそ何者だ? (突然、雲が裂けて月光が射し込み、さすらい人の姿が照らし出される) <アルベリヒ> (さすらい人の姿を認めると、驚いて後じさりするが、瞬く間に凄まじい怒りを爆発させる) この場所に、お前自身が姿を見せるとは! 何を始める気だ? 消えちまえ! 失せろ!恥知らずな泥棒め! <さすらい人> (落ち着き払って) 黒いアルベリヒよ。こんな所をうろついていたのか? ファフナーの住みかを見張っていたのか? <アルベリヒ> どうせまた新たな嫉妬に駆られて来たのだろう? こんな所で休まずに、とっとと失せろ! この場所は、もう危険なほど、欺瞞に満ちている。 厚かましいお前だとて、もうこの場所は放っておけ! <さすらい人> わしは見るために来たのであって、 行為するために来たのではない。 誰が、さすらい人の行く手を遮ると言うのだ? <アルベリヒ> (悪意を込めてカラカラと笑う) お前は、あくどい陰謀の親玉じゃないか! もし、間抜けな俺が、あの時みたいにバカで、 お前にあっさりと縛り上げられたなら、 そのほうが、きっと好都合だろう。 それならば、今度もまたあっさりと、 俺の指輪を奪い取れるだろうよ! だがな、気をつけろよ!お前の手口はよく知っている。 それに、お前の弱みだって、 もうこの俺は、お見通しなのだ。 俺の財宝を使って、お前は借金を帳消しにした。 城を建てた巨人達の働きへの報酬として、 俺の指輪を渡したのだから。 あの時、あの強情な巨人族とお前が交わした契約は、 今もなお、ルーネ文字として、 お前の槍の柄に刻まれている。 だからこそ、お前は、かつて対価として支払ったものを、 巨人達から奪い取ることはできないのだ。 そんなことをすれば、お前自らが槍の柄を真っ二つに割り、 手に持っている強力な支配の杖を、 粉々にしてしまうわけだからな! <さすらい人> お前のような邪悪な者を捕らえるためには、 槍に刻まれた契約の信義のルーネ文字を使う必要もない。 お前を従わせるには、槍が本来持つ力を使えば十分だ。 だから、わしは戦いに備えて、槍を大事にしているのだ! <アルベリヒ> いきがって強そうなふりをしているが、 内心は不安でたまらないんだろう! 俺のかけた呪いのせいで、 宝の持ち主は、死の運命を背負ってしまう。 「次に、この宝を受け継ぐのは、誰なんだ? 誰もがうらやむ宝は、 再びニーベルングの手に入るのではないか?」 そんな考えが、お前を永遠の不安に突き落としているのだ! ひとたび宝が俺の手中に戻ったら、 俺は、あのバカな巨人達とは違うやり方で、 指輪の力を使ってやるぞ。 震えあがるがいい!神聖な勇者の守護者よ! ヴァルハラの天上世界を、俺は地獄の軍隊で急襲するぞ。 そうして世界を支配するのだ! <さすらい人> (落ち着き払って) 言いたいことは良く分かったが、 だからと言って、わしが心配するようなことは何もない。 指輪を手に入れる者が、指輪を持てばいいだけのことだ。 <アルベリヒ> お前がそんなに曖昧な返事をする理由を、 俺はよく分かっているぞ! お前は、運命への叛逆心を、勇者たる息子達に預けたのだ。 (嘲るように) お前の血を引く勇者達にな。 お前は、ある若者の面倒を見ているが、 そいつがうまく果実を摘み取れば、 (ますます激しい口調で) お前自身は禁を破らずとも済むわけだものな? <さすらい人> 口論なら、わしとではなく、ミーメとするがいい。 お前の弟ミーメこそ、お前を危険に陥れるぞ。 ミーメが連れてくる若者は、 必ずやファフナーを倒すだろう。 わしのことは何も知らないこの若者を、 あのニーベルングは、自分のために利用しているのだ。 それゆえ、お前には、こう言おう。 お前の好きなようにするのだ! (アルベリヒは、激しい好奇心を示すような仕草を見せる) わしの言うことをよく聞け!注意して聞け! 若者のほうは指輪のことなど知らない・・・ しかし、ミーメが指輪を見つけてしまうぞ。 <アルベリヒ> (激しく) お前は、財宝からは手を引いたのか? <さすらい人> わしの愛する者を、わしは自分のままにしておいてやりたい。 生きようが死のうが、その者が自分で決めるのだ・・・ わしにとって必要なのは、そのような勇者のみなのだ。 <アルベリヒ> 俺は、ミーメとだけ、指輪を争えばいいのか? <さすらい人> お前以外に黄金を欲しがっているのは、あの男だけだ。 <アルベリヒ> だが、もし、俺の手に入らなかったら? <さすらい人> (さすらい人は悠然と近づいてくる) 一人の勇者が、宝を得ようと、近づいてくる。 二人のニーベルング族が、黄金を欲している。 指輪を見張っているファフナーが斃される時、 うまく指輪をかすめ取れば、指輪はその者の手に入るだろう。 他に何か知りたいことがあるか? あそこに龍が寝ているぞ・・・ (さすらい人は洞窟の方へ振り向く) お前が、あの龍に、死について警告すれば、 あるいは、つまらぬ宝など、自発的に手放すかも知れん。 わしが、お前に代わって、あの龍を起こしてやろうか。 (さすらい人は、洞窟の前の小高い丘に陣取って、洞窟の中に向かって呼びかける) ファフナー!ファフナー! 起きるのだ!龍よ! <アルベリヒ> (緊張と驚きの中で、独り言を言う) こいつ、何を始める気だ? 本当に俺に指輪をくれるってのか? (真っ暗な舞台の奥深くから、大きなメガホンを通したファフナーの声が聞こえてくる) <ファフナー> 誰だ?俺の眠りを邪魔するのは? <さすらい人> (洞窟に向かいながら) お前に、危険を知らせに やって来た者がいるぞ。 お前の命を救いに来た者がいるぞ。 命を救いたくはないか? その者に、お前の持つ宝を渡すのと引き換えに。 (さすらい人は、洞窟に向けて耳を澄ます) <ファフナー> その男は、何が欲しいんだ? <アルベリヒ> (さすらい人の傍に進んで来ていたアルベリヒも、洞窟の中に呼びかける) 起きろ、ファフナー!起きろ、龍よ! 強い勇者がやって来て、 お前の大事な体を打ち倒すぞ。 <ファフナーの声> そいつを、すきっ腹に詰め込んでやるよ。 <さすらい人> その若者の力は強く、 剣の切れ味は鋭いぞ。 <アルベリヒ> その若者が欲しいのは、黄金の指輪だけだ。 だから、その指輪を俺にくれれば、 俺がその見返りに、戦いを回避してやろう。 お前はこのまま宝を持ち、 安らかに生き永らえれば良い! <ファフナーの声> 俺は、寝たまま、持ち続ける。 (大あくびをする) 眠らせてくれ! <さすらい人> (さすらい人は大笑いして、アルベリヒのほうに振り返る) ふむ。アルベリヒ。失敗だったな。 だが、わしを嘘つきと罵るのはやめてくれ! お前にもう一つ大事なことを教えてやろう・・・ (親しげにアルベリヒのもとに歩み寄りながら) 全ての物事は、それぞれの性質に従っていて、 その性質は寸分たりとも、お前には変えられないのだ。 この場を、わしはお前に譲ろう・・・しっかり陣取れよ! まず、お前の弟ミーメで、試してみるがいい。 あの男の性質なら、お前のほうが良く予測できるだろう。 (下り坂に向かいながら) 他の事物の性質についても、よく勉強してみることだな! (さすらい人は森の中に消える。つむじ風が巻き起こり、明るい光がぴかっと光るが、どちらもすぐに消えていく) <アルベリヒ> (飛び去って行くさすらい人を見やりながら) あいつ、光る馬に乗って、飛んで行きやがった。 俺を不安と嘲りとに包み込んだまま。 だがな・・・笑っていられるのも今のうちだぞ。 軽薄で、遊び好きの、ならず者の神々め! お前たちが滅びる姿を、この目で見てやるからな! あの黄金が、光を浴びて輝く限り、 知恵ある俺は、見張り続ける。 反逆の意地が、いずれはお前らを出し抜くのさ! (アルベリヒは、するりと岩壁の隙間に入り込む。舞台は空っぽになっている。曙光が広がり始める) 第2場 (ミーメ、ジークフリート、ファフナー、森の小鳥) (曙光が射し込む中、ミーメとジークフリートが登場する。ジークフリートは靭皮で作った剣帯に剣を差しこんでいる。ミーメは、じっくりと辺りを見渡す。ついには探るように舞台後方まで行くが、やがて舞台前景の中央にある小高い丘が陽射しに照らされて明るくなると、ミーメの姿は真っ黒な影に隠れてしまう。やがてミーメはジークフリートに合図する) <ミーメ> 着いたぞ!ここでゆっくりしよう! <ジークフリート> (大きな菩提樹の下に腰掛け、周りを見渡す) こんな所で「恐怖」が学べるのかい? ずいぶん遠くにまで連れてきたなあ。 森の中を一晩中、 二人で歩いてきたのだから。 さあ、ミーメ、もうぼくとは離れてくれ! ぼくがここで、 学ぶべきものを学べなかったら、 ぼくは一人で、先に行くよ。 そしたらやっと、お前とはおさらばだ! <ミーメ> (ミーメはジークフリートに向かい合って座り、その目は相変わらず洞窟へと向けられている) お前や・・・わしの言うことを聞くのじゃ! 今日ここで「恐怖」を学べなかったら、 別の場所、別の時に、 それを学ぶことは難しかろう。 あの真っ暗な洞窟の裂け目を見たかい? あの中には、背筋も凍る凶暴な龍が潜んでいるのだ。 その龍は物凄く怒りっぽく、しかも巨大だ。 恐ろしい口をがばっと開けて、 あの邪悪な龍は、お前を一飲みにして、 髪の毛や皮ごと食べてしまうのだ。 <ジークフリート> (相変わらず菩提樹の下に腰掛けながら) その龍の口をふさいでしまえばいいじゃないか。 そしたら噛まれることもないだろう。 <ミーメ> あの龍は、毒の泡を口から吐くのじゃ。 獲物に唾液の汁をペッと吐きかけると、 たちまち肉も骨も消え失せてしまうのじゃ。 <ジークフリート> よだれの毒に溶かされないように、 ぼくは龍の横腹に回り込む。 <ミーメ> 蛇のように細くて長い尻尾が、巻き上がるぞ。 龍はその尻尾を獲物に巻きつけて、固く締め上げ、 獲物の体をガラスのように粉々にしてしまうのじゃ! <ジークフリート> 尻尾の動きにつかまらないよう、 そいつの動きに注意するさ。 だが、一つ教えてくれ・・・ その龍には、心臓がついているのかい? <ミーメ> 怒りっぽくて硬い心臓がついている! <ジークフリート> やっぱり心臓はあるのか。 その心臓は、人にせよ、獣にせよ、 誰もが持っている所についているのか? <ミーメ> そうとも・・・お前・・・龍も心臓を持っている。 さあ、恐怖を感じてこないかい? <ジークフリート> (これまで体を伸ばして寝そべっていたジークフリートは、急いで体を起こして座る) ノートゥングを、そいつの心臓に突き刺してやるよ! こんなものが「恐怖」だって言うのかい? おい!この老いぼれ! これがお前の知恵で教えられる限界なのか? だったら、もうお前の道を行くがいい。 こんな所で「恐怖」など学べるものか。 <ミーメ> まあ、待て!待て! わしがお前に言うことは、今は空疎に響くじゃろうが、 百聞は一見にしかず・・・まずはやってみなければ。 間もなく、お前の意識はぶっ飛ぶぞ! 目がかすみ、 大地が揺らぎ、 心臓が不安げにバクバクと打ち鳴らす時・・・ (きわめて親しげに) その時お前は、ここまで連れて来たわしに感謝するじゃろう。 ミーメがお前をどんなに愛していたか分かるじゃろう。 <ジークフリート> お前がぼくを愛するはずがあるかい! 前に言わなかったか? 目の届かない所に行けと言うんだ! 一人にしておいてくれ・・・ さもなけりゃ、もうこれ以上耐えられないんだ。 愛なんて言われちゃ余計にな! お前が気色悪く、うなずいたり、目を瞬かせる様子を、 一体いつになれば、ぼくは見なくて済むんだ? こんな阿呆と、いつになれば、おさらばできるんだ? <ミーメ> もう一人にしてやるよ。 わしは泉のほとりで一休みする。 お前はここに残っていろ。 そして太陽が高く昇ったら、 龍の動きに気をつけろ。 きっと龍は洞窟を転がり出て、 この場所の脇を通り過ぎて、 泉の水を飲みに行くじゃろうから。 <ジークフリート> (大笑いして) ミーメ。お前が泉のほとりにいるなら、 ぼくは龍を、お前の所に行かせようか。 ノートゥングを龍の臓器に突き刺すのは、 まずお前が龍に飲み込まれてからにしてやろう。 だから、ぼくの言う通りにしろ。 泉のほとりでなんか休むな。 できるだけ遠くに消え失せて、 もう二度とぼくの所には来ないでくれ! <ミーメ> 戦勝の暁の気晴らしとして、 わしが来るのは拒まんじゃろう? (ジークフリートは、ミーメをしっしと追い払う) わしを呼ぶんじゃよ・・・ 何か助言が欲しくなったらな。 (ジークフリートは、ミーメを追い払う仕草を、物凄い勢いで繰り返す) または、「恐怖」がお気に召した場合もな。 (ジークフリートは立ち上がり、怒りに満ちた身振りでミーメを追い払う) <ミーメ> (退場しながら、独り言で) ファフナーとジークフリート…ジークフリートとファフナーか…ああ…あいつらが共倒れになってくれりゃいいのになあ! (ミーメは舞台右手に広がる森の中へと姿を消す) <ジークフリート> (ジークフリートは、菩提樹の下で、気持ち良さそうに体を軽く伸ばし、去って行くミーメの姿を見ている) あいつがぼくの父さんでなくて、 ほんとうに良かった! ようやく今、爽やかな森が心地よく思え、 太陽が楽しく微笑みかけてくるようになった! やっと、あのイヤな奴がいなくなり、 もう二度と会わずに済むんだもの! (ジークフリートは黙ったまま物思いに沈む) どんな姿だったんだろう?ぼくの父さんは・・・。 決まってるさ!ぼくにそっくりだったんだ! もしもミーメに息子がいたなら、 そいつはミーメに瓜二つなはずじゃないか? まさにあんな感じの、暗い顔した陰気な奴で、 背は低く、猫背で、こぶだらけで、足を引きずり、 耳はぶらんと垂れ、ただれた目をして・・・ いいや・・・もう小びとの話なんかよそう! あんな奴には、もう二度と会いたくないんだから。 (ジークフリートはさらに深く体をもたせ、木のこずえ越しに空を見上げる。深い静寂) (森のささやき) だけど・・・ぼくの母さんこそ、どんな姿だったんだろう? ぼくには、想像することさえできない! きっと、お母さんの両眼は、 雌鹿のように、明るくきらきらと輝いて・・・ いや、それよりも、もっと美しかったはず! 心に不安を抱えながら、ぼくを産み落とした時、 なぜ、お母さんは死んだのだろう? 人間の母親は、子供を産むと みんな死んでしまうという決まりでもあるんだろうか? だとすれば・・・悲しすぎる!あんまりだよ! ああ・・・一目でいいから、お母さんに会いたい! ぼくの母さん・・・人間の女性! (ジークフリートは静かにため息をつくと、さらに深く体をもたせて伸びをする。大いなる静寂。森の生き物たちが奏でるささやきが、次第に高まっていく。ジークフリートの関心は、しまいには森の小鳥達の歌声に捉えられる。ますます関心を募らせて、ジークフリートは、頭上の枝に止まっている一羽の小鳥の声に耳を澄ます) 可愛い小鳥さん!君の声を初めて聴いたよ。 君はこの森に棲んでいるのかい? 君の甘いさえずりが、どんな意味なのか分かればなあ! もしや、ぼくの愛する母さんのことでも、話しているのかな? あのやかまし屋の小びとが言ってたっけ。 鳥たちの歌う声は、 その気になれば理解ができるんだと。 でも、どうやったらできるんだろう? (ジークフリートは考え込む。その時、菩提樹から遠くない場所に生えている葦の茂みが目に入る) よし!いっちょやってみよう。あの鳥の真似をしてみよう。 葦の笛で、あの歌声を真似してみよう! 言葉が無くても、 節まわしさえ分かれば、 ぼくは鳥の言葉を歌い、 どんな意味なのかも理解できるはずだ。 (ジークフリートは泉に向って行き、一本の葦を剣で切り取り、それを刻んで急いで葦笛に作り直そうとする。そうしながら、ジークフリートはまた耳を澄ます) 向こうも黙りこくって、耳を澄ましているようだ・・・ 今度はぼくがおしゃべりしてやろう! (ジークフリートは葦笛を吹く。一旦中断すると、また刻み直して手を加える。もう一度吹いてみるが、首を振り、また手を加える。そのうちジークフリートは怒りだし、葦を強く握り締めて、再度試してみる。しかし最後は微笑みながら、きっぱりと諦める) いい音にならない・・・ 楽しい曲を吹くためには、 葦では不向きなのかもなあ。 小鳥さん・・・どうやらぼくは相変わらずバカなままだ。 君から何か学ぶのも、一筋縄ではいかないようだ。 (ジークフリートは小鳥の歌をもう一度聞き、小鳥のほうを見上げる) あのいたずらな小鳥に対して、 ぼくは恥ずかしくてしょうがない。 ぼくの姿を見ているだけで、何にも聞かせてやれないなんて。 そうだ!それなら、ぼくの角笛を聞かせてやろう。 (ジークフリートは葦を振ってから、それを遠くに放り投げる) こんなダメな葦笛には、用はない。 ぼくが得意にしている森の調べ・・・ 陽気な森の調べを、ぜひ聞いておくれよ。 ぼくはこの歌で、愉快な仲間を呼び集めたものさ・・・ まあ、せいぜい狼や熊しか来なかったけどね。 さあ、やってみよう・・・ 今度はどんなのが集まるかな? 楽しい仲間がやって来るかな? (ジークフリートが銀色の角笛を取り出して吹き鳴らすと、舞台後方で何かが動く。恐ろしいとかげのような姿をした巨龍ファフナーが、洞窟の中のねぐらから身を起こしたばかりである。ファフナーは、木の茂みをなぎ倒しながら、底のほうから、さらに高い場所にのたくって行き、その上半身はすでに高い場所に届いている。今やファフナーは、あくびをするような野太い息を吐き出す) <ジークフリート> (振り返り、不思議そうにファフナーを見る) ハハハ!ぼくの歌は、 また愉快なのを呼び出してきたもんだ! お前だったら、ぼくのいい仲間になれそうだ! <ファフナー> (ジークフリートの姿を見て、丘の上で動きを止め、そのままそこから動かない) 何だ?いったい? <ジークフリート> おい!お前は獣のくせに、 話はできると言うのだったら、 何かぼくに学ばせてくれるんだろうな? ここにいるのは、恐怖を知らない男。 お前、恐怖ぐらいは教えられるんだろうな? <ファフナー> カラ元気で言っているのか? <ジークフリート> 元気も、カラ元気も、知るものかい! だけど、ぼくはお前の体に斬りかかるぞ。 お前が恐怖を教えてくれないのなら! <ファフナー> (笑い声のような息を吐き出す) 何か飲もうと思っていたところだが、 エサにまでありつけるとはな! (龍は口を開き、歯をむき出しにする) <ジークフリート> 何ともきれいな口の中を見せてくれるもんだ。 いかにも食いしん坊じみた豊かな歯並びだな! だが、もう閉じた方がいいぞ。 あんまり大口を開けすぎたようだからな! <ファフナー> この口は、無駄口を叩くためにあるんじゃない。 お前を飲み込むためにあるんだ。 (ファフナーは尻尾でジークフリートを威嚇する) <ジークフリート> こらこら!残忍で怒りっぽい奴だな! ぼくだって、お前の胃に溶かされては具合が悪い。 やっぱり一番いいのは、 ここですぐにお前を、くたばらせてやることだな。 <ファフナー> (大きな声で吠える) こいつめ!かかって来い!大ぼら吹きの若造めが! <ジークフリート> 気をつけろ!吠える龍め!その大ぼら吹きとやらが相手になってやる! (ジークフリートは剣を抜き、ファフナーに切りかかったが、まるで挑発するようにその場を動かないでいる。ファフナーは、丘に向けて巨体をのた打たせ、鼻の穴からジークフリートに鼻水を振りかける。ジークフリートは鼻水をかわし、ファフナーの近くに駆け寄り、脇腹の近くに陣取る。ファフナーは尻尾でジークフリートを捉えようとするが、もうすぐ捉えようという時、ジークフリートは一飛びでファフナーの体を飛び越え、尻尾に傷をつける。ファフナーは、大声で吠え、尻尾を勢いよく後ろに引っ込めると、上半身を木のように直立させて、ジークフリートを体ごと押し潰そうとする。だが、そのためにファフナーが胸を見せた瞬間、ジークフリートは即座にファフナーの心臓の在りかを見抜き、剣を柄まで突き立てる。ファフナーは苦痛のあまり、ますます高く棒立ちになり、ジークフリートが剣を離して脇に離脱した直後、傷を下にして崩れ落ちる) <ジークフリート> そこに寝転んでいるがいい!欲深い奴め! お前の心臓には、ノートゥングが突き立てられている。 <ファフナー> (次第に弱まっていく声で) 勇敢な少年よ・・・ わしの心臓を貫いたお前は何者だ? 誰がお前をそそのかし、 子供のお前に、殺しの所業などさせたのだ? お前が今やったことが、 お前のような子供の頭に浮かぶはずがない・・・ <ジークフリート> ぼくも、まだ多くのことは知らない。 このぼくは、ぼく自身が何者かさえ分からないんだ。 だが、今ぼくをそそのかし、 お前と命のやり取りをさせたのは、お前自身じゃないか。 <ファフナー> 澄んだ目をした少年よ…お前自身のことも分からんのだと。 では、せめて、お前が殺した相手が誰か教えてやろう。 巨体を誇る巨人族、 ファゾルトとファフナーの兄弟・・・ その兄弟が・・・今、二人とも斃れたのだ。 神々から与えられた呪いの黄金のために争って、 わしはファゾルトを殺した。 だが、龍となって宝を見張っていた 最後の巨人族ファフナーも、 バラ色の肌をした勇者に斃されたのだ。 目を見開いて、ようく見ろ・・・若さに輝く少年よ・・・ 何も分からないお前に、わしの殺害をそそのかした男は、 今は、若いお前の死を企んでいるぞ! (息も絶え絶えになりながら) 覚えておけ…最後はどうなるか!このわしのことを忘れるな! <ジークフリート> ぼくは何者なのかを、教えてくれないか? お前は凶暴だったけど、死ぬ間際に賢くなったようだ・・・ ぼくの名前を伝えれば、分かるかい? ぼくの名前は、ジークフリート。 <ファフナー> ジークフリート・・・だと! (ファフナーはため息を吐き、やや体をもたげると、死んでしまう) <ジークフリート> 死んだら、もう何も教えられないものな。 ならば、生きている剣の導きに、頼るとしよう! (ファフナーは、死ぬ時にごろんと転がり、脇腹を見せていた。ジークフリートは龍の胸から剣を引き抜く。すると、その時、返り血がジークフリートの手を濡らし、彼は激しくその手を振り上げる) 火のように熱い血だ! (ジークフリートは我知らず指を口に持って行き、指についた血を吸い取ろうとする。そのまま物思いしながら、目の前をじっと見つめると、彼の注意力は徐々に小鳥の歌へと引き寄せられていく) どうやら、あの鳥たちは、 このぼくに何かを語りかけているようだ! 血をなめたおかげで、そうなったのかな? ねえ・・・きれいな小鳥さんたち、 いったい何を歌っているんだい? <森の小鳥の声> (ジークフリートの頭上の菩提樹のこずえから) わあい!ニーベルングの宝は、ジークフリートのものだ! ああ!洞穴(ほらあな)にある宝を見つけちゃえばいいのになあ!隠れ頭巾を手に入れれば、 きっと楽しい冒険に役立つよ! でも、指輪まで探り当てちゃったら、 きっと世界を支配できちゃうなあ! <ジークフリート> (穏やかに息を吐いて、うっとりしたような顔で、小鳥の歌声を聴いている) 小鳥さん・・・いい助言をありがとう! 言う通りにしてみるよ! (ジークフリートは後ろを振り返り、洞窟に向かって降りて行くので、すぐに全身が見えなくなる) 第3場 (アルベリヒ、ミーメ、ジークフリート、森の小鳥) (ミーメが臆病そうにきょろきょろ辺りを見回し、ファフナーが死んだかどうか確かめながら、やって来る。それと同時に、アルベリヒが反対側の岩の裂け目から現れる。アルベリヒは、ミーメの姿をじっと目で追っている。視界にジークフリートが見えなくなったミーメが、恐る恐る背後の洞窟の方に向かって歩き始めた時、アルベリヒはミーメに向かって突進し、ミーメの行く道をふさぐ) <アルベリヒ> そんなに慌てて、どこへ行こうってんだ? この悪知恵野郎め。 <ミーメ> くそいまいましい兄貴め!なぜお前が来る! どうして来たんだ? <アルベリヒ> 俺の黄金が欲しいってのか?悪党め。 俺の持ち物を狙おうってのか? <ミーメ> 出てけ!ここはわしのシマだ。 何を探そうってんだ? <アルベリヒ> お前が盗みを働く現場を、 俺が黙って見ていられるものか? <ミーメ> このわしが、さんざん苦労して手に入れたのだ。 誰がみすみす手放すものか。 <アルベリヒ> 指輪に使う黄金をライン河から奪ったのは、お前か? よく効く魔力を指輪に封じ込めたのは、お前か? <ミーメ> それを言うなら、 姿を変える隠れ兜を作ったのは誰だ? 隠れ兜を欲しがった奴は、 それを自分で発明できたか? <アルベリヒ> お前は頭が鈍いから、 そんな鈍い話しか出来ないのか? 魔法の指輪があるからこそ、 お前も、隠れ兜を作れたんじゃないか。 <ミーメ> だったら、その指輪はどこにある? 臆病者のお前が、巨人族に奪われたんじゃないか! お前が失くしてしまったものを、 わしは策略で取り戻すのだ。 <アルベリヒ> あの若造の行為のおこぼれに、 お前のようなしみったれが、あずかるわけか? でもな。指輪はお前のものにはならん。 あの陽気な若造が指輪を持っている限りはな! <ミーメ> あいつを育てたのは、このわしだぞ。 今こそ養育料を払ってもらうのだ・・・ 数々の苦労と重荷が報われる日を、 わしは首を長くして待っていたんだ! <アルベリヒ> けちで卑怯な奴隷のお前が、 子どもを育てた養育料代わりに、 思い上がりも甚だしく、王になろうというわけか? 指輪がお前の手に入るぐらいなら、 病気の犬にくれたほうがまだマシだ。 お前みたいな無礼な奴に、支配者の指輪が手に入るものか! <ミーメ> (頭を掻きながら) そうか、そこまで言うなら、兄貴にやるよ・・・ あのきらめく指輪はな! 王となるのはあくまで兄貴だ。だが、代わりに、わしを王弟にしてくれ! そして、わしの作った愉快なおもちゃ、 あの隠れ兜を、指輪の代わりに、わしにくれ。 二人にとっておいしい話だ。獲物を二人に山分けしよう。 (ミーメは、信頼してくれと言わんばかりに、両手をもみしだく) <アルベリヒ> (ミーメを嘲笑って) 山分けだと? 隠れ兜だと? 何てずるい奴だ! それじゃいつお前の罠にかかるか怖くて、 一睡たりともできねえよ! <ミーメ> (我を失って) 交換すらもしないのか? 山分けもしないのか? 手ぶらで帰れと言うのか? 何一つ見返りなしか? (金切り声で) このわしには、何もよこさないってのか? <アルベリヒ> 何一つやらん! これっぽっちもやるものか! <ミーメ> (怒髪天をつく勢いで) 指輪もやらないぞ!隠れ兜もやらないぞ! 兄貴にゃやらないぞ! 何一つ分け合わないぞ! ジークフリートを呼んできて、 あいつの剣を兄貴に食らわせてやる。 気の短いあの勇者に、 兄貴よ!お前を殺させてやるからな! (舞台後方にジークフリートが現れる) <アルベリヒ> さあ、引き返せ! あいつが洞窟から出てきた! <ミーメ> (後ろを振り返る) 子どものガラクタを選んできたに違いない。 <アルベリヒ> 隠れ兜を持っている! <ミーメ> 指輪もだ! <アルベリヒ> こんちくしょう!・・・指輪もか! <ミーメ> (意地悪く笑いながら) その指輪をくださいと、あいつに頼んでみろよ! わしのものになるのだ・・・もうすぐな。 (ミーメは、最後のセリフを残して、そろそろと森の中へと戻っていく) <アルベリヒ> だが、それでも、あの指輪は、 元の持ち主であるこの俺の手に返るはずだ! (アルベリヒは、岩壁のすき間に姿を消す) (先のセリフの間に、隠れ兜と指輪を持つジークフリートは、ゆっくりと物思いしながら、洞窟を出て前方に進み出る。彼は、思案をめぐらしながら戦利品を眺めまわし、舞台中央の丘の上の樹の傍で、また立ち止まる) <ジークフリート> こんなものが何の役に立つのか、まるで分からないなあ・・・ でも、積み重なった黄金の山の中から、 この2つを選んで来たのは、 さっきの忠告に従ったからさ。 差し当たっては、今日の記念の品と言うところかな。 このおもちゃを持っていれば、 ぼくはファフナーと戦って倒したことを思い出すだろう。 もっとも、今だって「恐怖」が何かは分からずじまいだけど! (ジークフリートは隠れ兜をベルトの間に差し、指輪を指にはめる。静寂。森の生き物のささやき声が大きくなる。ジークフリートは我知らず小鳥の声に耳を傾け、息をひそめて、その歌声を聴いている) <森の小鳥の声> わあい!頭巾も指輪も ジークフリートのものだ。 でもね!ウソつきのミーメを信じちゃダメだよ! あのウソつきの甘い言葉を、ジークフリートが、 しっかり聞き分けられればいいけどなあ! 彼は、ミーメが心に思った通りに、 ミーメの言葉を聴き取れるはず。 龍の血をなめたおかげだよ。 (ジークフリートの表情と態度は、彼が小鳥の歌の意味するところを十分理解したことを物語る。彼は、ミーメが近づいてくるのを見ながら、剣に体をもたせて身じろぎもせず立ち止まり、続く場面が終わる時まで、丘の上で同じ姿勢のままでいる) <ミーメ> (ミーメは、するすると忍ぶようにやって来て、舞台前方からジークフリートを見つめる) あいつ、戦利品の品定めをしているんだな。 きっと、この辺には、あの知恵者のさすらい人もいるはずだ。 あいつが、ここらをうろつき回り、ずる賢いルーネの知恵で、 ジークフリートに何か吹き込んだんじゃないのか? 小びとのわしよ…両面に注意をめぐらし、利口に立ち回れ。 今こそ、陰謀の罠を張りめぐらし、 優しい素振りで嘘をついて、 あの小癪な若造を騙す時だ。 (ミーメはジークフリートのほうに歩いて行き、媚びるような仕草でジークフリートを歓待する) よくぞ帰ってきた、ジークフリート! 勇者よ!どうだった?恐怖を学ぶことはできたかい? <ジークフリート> 恐怖を教えてくれる者を、ぼくはまだ見つけていない! <ミーメ> だが、龍がいただろう? お前が打ち殺した龍が・・・。 相当すごい奴だったんじゃないのか? <ジークフリート> 怒りっぽい陰険な奴だったけど、 あいつの死を思うと、少し泣けてくるぐらいだ。 あいつより、もっとたちの悪い人殺しが、 殺されもせず、のうのうと生きているんだからな! ぼくがあの龍よりも何倍も嫌いなのは、 龍を殺せとそそのかした奴のほうなんだ! <ミーメ> (きわめて親しげな様子で) まあ、落ち着くんじゃ!もう長くはないぞ・・・ お前がわしの姿を見るのもな。 じきに永遠の眠りへと、 お前の眼を閉じてやるからな! わしにとって必要だった仕事を、 (猫なで声で) お前はもうすっかり成し遂げてしまった。 今となっては、残る仕事は、 お前から獲物を奪い取ることだけ。 きっと、まんまとうまく行くはずじゃ・・・ お前ごときを騙すのは、いとも簡単なのだから! <ジークフリート> つまり、ぼくを殺そうというわけだな? <ミーメ> (いぶかしんで) わしは今何と言った・・・? ジークフリート!せがれや・・・よく聞くのじゃ! お前と、お前の種族を、 わしはずうっと、心から憎んできたのだ・・・ (猫なで声で) わしが厄介者のお前を育てたのは、愛情のゆえではない。 ファフナーが守っている財宝こそ、 あの黄金こそ、わしが苦心して求めてきたものなのだ。 (まるで、素敵なことでも約束するかのように) だから、お前がわしに自ら黄金を差し出さないのなら・・・ (まるでジークフリートのために今にも命を投げ出す決心があるかのように) ジークフリート・・・せがれや・・・ 分かっとるじゃろう・・・ (親しみを込めて楽しげに) お前はわしに命を差し出さねばならんのじゃ! <ジークフリート> お前がぼくのことを嫌いと聞いて、ぼくの方も嬉しいよ・・・ だが、それに加えて、命までも差し出せと言うのか? <ミーメ> (怒って) そんなことを、わしが言ったか? お前は、わしの言うことを、すぐに誤解して取る! (ミーメは瓶を取り出してくる。誰にも分かるほどわざとらしく声音を変えながら) さあ、激しい戦いで疲れているだろう・・・ まだ体がカッカと火照っているだろう。 そんなお前の喉を、冷たい水で癒すのを、 気の利くわしは、忘れていなかったぞ。 お前が剣を熱くたぎらせていた時、 わしはこの汁を温めていた。 お前が、この汁を飲み込めば、 お前の大切な剣が、わしのものになる。 剣だけではない。兜と財宝もじゃ。 (ミーメは、クククッと笑う) <ジークフリート> つまりお前は、ぼくの剣が目当てなんだな? ぼくが手に入れた指輪や財宝を、 お前は奪い取るつもりなんだな? <ミーメ> (激しく) どうして間違った受け止め方をするんだ! 舌がもつれてるのかな?しゃべりすぎてしまうんだろうか? わしは、物凄い苦労をしてるんだぞ・・・ 内心の思いを、偽善の嘘でごまかすためにな。 なのに、バカな小僧のお前と来たら、万事間違った受け止め方をする! 耳の穴をかっぽじって、正確に聞き取れ・・・ ミーメの言葉を、よく聴くのじゃ! (またもきわめて親しげに、見え透いたわざとらしさで) さあ、この飲み物を手に取って、お飲み! これまでも、よく飲ませてあげただろう・・・ お前は無愛想な時も、悪態をついていても、腹を立てていても、わしがあげた物は、いつも受け取っていたじゃないか。 <ジークフリート> (顔色を変えることなく) いい飲み物なら、喜んで飲むよ・・・ でもこの飲み物は、何を煮込んで作ったんだ? <ミーメ> (ミーメは愉快そうにはしゃぐ。まるで、この飲み物には、人を心地よく酔わせる効き目でもあるかのように) さあ!飲んでくれ!わしの腕を信じて! 飲めばたちまちお前の心は、夜と霧とに包まれる・・・ 正気も意識も失って、 手足がまっすぐ硬直する。 そうして、お前が寝てしまえば、 わしはたやすく、 宝を手に入れ、隠してしまう。 とはいえ、お前が目を覚ませば、 いかに指輪を手に入れても、 お前の追及から身を守れる場所はない。 だから、わしは、 お前が作った切れ味鋭い剣で、 (きわめて楽しそうな身振り手振りで) まずは子供の首をちょん切ってしまおうというわけさ。 そしたら、わしは安心できるし、指輪も手に入るからなあ! (ミーメはまたクククッと笑う) <ジークフリート> 寝込みを襲って、ぼくを殺してしまおうというわけだな? <ミーメ> (怒り狂って、苛立たしげに) 何を言う?わしがそんなことを言ったか? (きわめて優しい猫なで声を作ろうと努めながら) わしはただ、その子供の・・・ (きわめて念入りに、はっきりと) 首をちょん切りたいだけなんだ! (心からジークフリートの健康を案ずるかのような身振りで) なぜなら、これほどわしがお前を憎んでおらず、 これまで受けた嘲りや 恥辱にあふれた心労に、 復讐する必要がなかったとしても・・・ (やさしい声で) わしはお前を始末するのを、 待ってはおれん。 わしがお前を殺さねば、アルベリヒも狙っている財宝を、 どうやって、わしのものにすることができようか? (ミーメは、飲み物を杯に注ぎ、押し売りするような身振りでジークフリートに手渡す) さあ、ヴェルズングよ!狼の子よ! 飲め!飲んで死んでしまえ・・・ もう二度と飲むこともなかろうからな!ヒヒヒヒ! (ジークフリートは剣を振り上げる。彼は、激しい嫌悪感に見舞われたかのように、ミーメに閃光のような一撃を加える。ミーメはすぐさま地面にばったりと倒れる。岩壁の隙間から、アルベリヒの嘲笑が聞こえてくる) <ジークフリート> 剣の切れ味を知るがいい!気味の悪いおしゃべりめ! (地に横たわるミーメの姿を見ながら、ジークフリートはゆったりと剣を鞘に収める) ノートゥングは、嫉みに対して仕返しをする。 だからこそ、ぼくはこの剣を鍛えることができたのだ。 (ジークフリートはミーメの遺体を持ち上げて、洞窟の入口近くの小高い丘まで持って行き、そこから遺体を洞窟へと投げ込む) 洞窟の宝の上で眠るがいい! お前は、しつこく策略をめぐらして、あの宝を狙っていたんだろ。これからは好きなだけ、素敵な宝を支配していろ! 立派な番人もつけてやろう。 お前を泥棒から守るために。 (ジークフリートは全力で龍の死体を洞窟の入口へと転がしていき、入口は完全に龍の死体でふさがれる) 陰気な龍よ!お前もここに眠るのだ! 獲物を求めて走り回った仇敵と、 きらめく財宝を一緒に守り、 ともに安らかに眠るがいい! (ジークフリートは、しばし物思いにふけりながら洞窟を見下ろしていたが、やがて疲れ切ったようにゆっくりと舞台前方へと振り向く。正午。ジークフリートは額に片手を当てる) きつい仕事をしたら、体が火照ってしまったな! 血が、炎のようにはじけながら、体を駆け巡っている。 頭に当てた手が、まるで燃えているようだ。 お日さまが、もうずいぶん高く昇ったようだ。 明るい青空から、ぼくの頭のてっぺんまで、 お日さまの眼差しが、まっすぐ照りつけてくる。 あの菩提樹の木陰で、ゆったり涼むとするか! (ジークフリートは菩提樹の木陰で体を伸ばすと、再び梢を見上げる) ねえ、可愛い小鳥さん・・・ ずいぶん長い邪魔が入ったけれど、 もう一度、君の歌声を聴いてみたいなあ・・・ 枝に乗って、楽しそうに体を揺する 君の姿が見えるよ。 君の兄弟姉妹が、 楽しく愉快にさえずりながら、 君の周りをぱたぱた飛び回る様子も! だけどぼくは・・・ぼくはこんなに一人ぼっちだ。 兄弟もいなけりゃ、姉妹もいない。 母親は露と消え、父親は斃れた・・・ もう決して、息子のぼくは、親に会うことはない! ぼくの唯一の連れは、けちくさい小びとだったが、 いくらあいつが親切にしてくれても、 (温かい声で) ぼくは愛を感じることはできなかった。 あのずるい奴は、ぼくに罠を仕掛けたので、 ぼくはあいつを殺すほかはなかった! (苦悩に心を揺さぶられるままに、再び梢を見上げる) 親切な小鳥さん・・・君に聞きたいことがあるんだ。 いい仲間を、ぼくに紹介してくれないか? ぼくにふさわしい仲間を、教えてくれないか? ぼくも何度も試してみたけど、うまく行かなかったんだ。 でも、小鳥さん・・・君ならば、うまくできるんじゃないか。 さっきも、いい助言をしてくれた君ならば。 さあ、歌って!耳を澄ましているからね。 <森の小鳥の声> わあい!ジークフリートは悪い小びとを打ち倒しちゃったぞ! ぼくは、彼にもってこいのきれいな女の子を知っているよ。 その子は岩山の上に眠っていて、 その周りを炎が取り巻いている。 だけど、はじける炎をかいくぐり、 花嫁の目を覚ましたら、 ブリュンヒルデは、彼のものになるよ! <ジークフリート> (やにわにその場から勢いよく立ち上がって) ああ、なんて素敵な歌だ!甘い吐息のようだ! 今の言葉は、まるでぼくの胸を焼き焦がすようだ! まるで、ぼくの心に激しい火をともすかのようだ! なんだか急に、胸や心が、ざわざわしてきたぞ? 続きを教えておくれ、かわいい友よ! (ジークフリートは耳を澄ます) <森の小鳥の声> つらい時でも朗らかに、ぼくが歌うは愛の歌・・・ 心をふさぐ嘆きから、ぼくが紡ぐは歓びの歌・・・ ただ憧れる者だけが、歌の心を知るはずさ! <ジークフリート> ならば、ぼくは喜んで、そこへ行こう! この森を出て、その岩山へ! もう一度だけ教えておくれ、優しい小鳥さん。 ぼくに、その炎が越えられるだろうか? 花嫁の目を覚ますことができるだろうか? (ジークフリートはもう一度耳を澄ます) <森の小鳥の声> 花嫁を手に入れる者… ブリュンヒルデを目覚ます者…それは臆病者ではあり得ない。 それができるのは、恐怖を知らない者だけさ! <ジークフリート> (喜びのあまり大笑いする) 恐怖を知らない、 愚かな若者だって? 小鳥さん・・・まさにぼくだよ、それは! 今日も、ファフナーから恐怖を教わろうとして、 一日を無駄に過ごしてしまったばかり・・・ そして今、ブリュンヒルデのことを知りたいという 熱い思いに燃えている! どうしたら、その岩山への道が分かるんだい? (小鳥は羽ばたいて飛び上がり、ジークフリートの頭上で旋回すると、ややためらった後、ジークフリートを先導するように飛んで行く) <ジークフリート> (喜びの声を上げながら) そうやって道を教えてくれるんだね? どこへでも行くよ!君が飛んで行く所なら! (小鳥は、しばしジークフリートをからかうように、あちらこちらの方向へ連れ回し、その都度ジークフリートはついて行く。しかし、最後には、小鳥は舞台後方に針路を定めて飛び去っていくので、ジークフリートは小鳥の後を追って行く。幕が下りる) ZWEITER AUFZUG Tiefer Wald. Ganz im Hintergrunde die Öffnung einer Höhle. Der Boden hebt sich bis zur Mitte der Bühne, wo er eine kleine Hochebene bildet; von da senkt er sich nach hinten, der Höhle zu, wieder abwärts, so dass von dieser nur der obere Teil der Öffnung dem Zuschauer sichtbar ist. Links gewahrt man durch Waldbäume eine zerklüftete Felsenwand. Finstere Nacht, am dichtesten über dem Hintergrunde, wo anfänglich der Blick des Zuschauers gar nichts zu unterscheiden vermag VORSPIEL UND ERSTE SZENE Alberich, Fafner, Wanderer ALBERICH an der Felsenwand zur Seite gelagert, düster brütend In Wald und Nacht vor Neidhöhl halt ich Wacht es lauscht mein Ohr, mühvoll lugt mein Aug . Banger Tag, bebst du schon auf? Dämmerst du dort durch das Dunkel her? Aus dem Walde von rechts her erhebt sich ein Sturmwind; ein bläulicher Glanz leuchtet von ebendaher Welcher Glanz glitzert dort auf? Näher schimmert ein heller Schein; es rennt wie ein leuchtendes Ross, bricht durch den Wald brausend daher. Naht schon des Wurmes Würger? Ist s schon, der Fafner fällt? Der Sturmwind legt sich wieder; der Glanz verlischt Das Licht erlischt, der Glanz barg sich dem Blick Nacht ist s wieder. Der Wanderer tritt aus dem Wald und hält Alberich gegenüber an Wer naht dort schimmernd im Schatten? DER WANDERER Zur Neidhöhle fuhr ich bei Nacht wen gewahr ich im Dunkel dort? Wie aus einem plötzlich zerreissenden Gewölk bricht Mondschein herein und beleuchtet des Wanderers Gestalt ALBERICH erkennt den Wanderer, fährt erschrocken zurück, bricht aber sogleich in höchste Wut aus Du selbst lässt dich hier sehn? Was willst du hier? Fort, aus dem Weg! Von dannen, schamloser Dieb! WANDERER ruhig Schwarz-Alberich, schweifst du hier? Hütest du Fafners Haus? ALBERICH Jagst du auf neue Neidtat umher? Weile nicht hier, weiche von hinnen! Genug des Truges tränkte die Stätte mit Not. Drum, du Frecher, lass sie jetzt frei! WANDERER Zu schauen kam ich, nicht zu schaffen wer wehrte mir Wand rers Fahrt? ALBERICH lacht tückisch auf Du Rat wütender Ränke! Wär ich dir zulieb doch noch dumm wie damals, als du mich Blöden bandest, wie leicht geriet es, den Ring mir nochmals zu rauben! Hab acht! Deine Kunst kenne ich wohl; doch wo du schwach bist, blieb mir auch nicht verschwiegen. Mit meinen Schätzen zahltest du Schulden; mein Ring lohnte der Riesen Müh , die deine Burg dir gebaut. Was mit den Trotzigen einst du vertragen, des Runen wahrt noch heut deines Speeres herrischer Schaft. Nicht du darfst, was als Zoll du gezahlt, den Riesen wieder entreissen du selbst zerspelltest deines Speeres Schaft; in deiner Hand der herrische Stab, der starke, zerstiebte wie Spreu! WANDERER Durch Vertrages Treuerunen band er dich Bösen mir nicht dich beugt er mir durch seine Kraft; zum Krieg drum wahr ich ihn wohl! ALBERICH Wie stolz du dräust in trotziger Stärke, und wie dir s im Busen doch bangt! Verfallen dem Tod durch meinen Fluch ist des Hortes Hüter wer wird ihn beerben? Wird der neidliche Hort dem Niblungen wieder gehören? Das sehrt dich mit ew ger Sorge! Denn fass ich ihn wieder einst in der Faust, anders als dumme Riesen üb ich des Ringes Kraft dann zittre der Helden heiliger Hüter! Walhalls Höhen stürm ich mit Hellas Heer der Welt walte dann ich! WANDERER ruhig Deinen Sinn kenn ich wohl; doch sorgt er mich nicht. Des Ringes waltet, wer ihn gewinnt. ALBERICH Wie dunkel sprichst du, was ich deutlich doch weiss! An Heldensöhne hält sich dein Trotz, höhnisch die traut deinem Blute entblüht. Pflegtest du wohl eines Knaben, der klug die Frucht dir pflücke, immer heftiger die du nicht brechen darfst? WANDERER Mit mir nicht, hadre mit Mime dein Bruder bringt dir Gefahr; einen Knaben führt er daher, der Fafner ihm fällen soll. Nichts weiss der von mir; der Niblung nützt ihn für sich. Drum sag ich dir, Gesell tue frei, wie dir s frommt! Alberich macht eine Gebärde heftiger Neugierde Höre mich wohl, sei auf der Hut! Nicht kennt der Knabe den Ring; doch Mime kundet ihn aus. ALBERICH heftig Deine Hand hieltest du vom Hort? WANDERER Wen ich liebe, lass ich für sich gewähren; er steh oder fall , sein Herr ist er Helden nur können mir frommen. ALBERICH Mit Mime räng ich allein um den Ring? WANDERER Ausser dir begehrt er einzig das Gold. ALBERICH Und dennoch gewänn ich ihn nicht? WANDERER ruhig nähertretend Ein Helde naht, den Hort zu befrei n; zwei Niblungen geizen das Gold; Fafner fällt, der den Ring bewacht wer ihn rafft, hat ihn gewonnen. Willst du noch mehr? Dort liegt der Wurm er wendet sich nach der Höhle warnst du ihn vor dem Tod, willig wohl liess er den Tand. Ich selber weck ihn dir auf. Er stellt sich auf die Anhöhe vor der Höhle und ruft hinein Fafner! Fafner! Erwache, Wurm! ALBERICH in gespanntem Erstaunen, für sich Was beginnt der Wilde? Gönnt er mir s wirklich? Aus der finstern Tiefe des Hintergrundes hört man Fafners Stimme durch ein starkes Sprachrohr FAFNER Wer stört mir den Schlaf? WANDERER der Höhle zugewandt Gekommen ist einer, Not dir zu künden er lohnt dir s mit dem Leben, lohnst du das Leben ihm mit dem Horte, den du hütest? Er beugt sein Ohr lauschend der Höhle zu FAFNERS STIMME Was will er? ALBERICH ist dem Wanderer zur Seite getreten und ruft in die Höhle Wache, Fafner! Wache, du Wurm! Ein starker Helde naht, dich heil gen will er bestehn. FAFNERS STIMME Mich hungert sein. WANDERER Kühn ist des Kindes Kraft, scharf schneidet sein Schwert. ALBERICH Den goldnen Reif geizt er allein lass mir den Ring zum Lohn, so wend ich den Streit; du wahrest den Hort, und ruhig lebst du lang ! FAFNERS STIMME Ich lieg und besitz , gähnend lasst mich schlafen! WANDERER lacht auf und wendet sich dann wieder zu Alberich Nun, Alberich, das schlug fehl. Doch schilt mich nicht mehr Schelm! Dies eine, rat ich, achte noch wohl vertraulich zum ihm tretend Alles ist nach seiner Art, an ihr wirst du nichts ändern. Ich lass dir die Stätte, stelle dich fest! Versuch s mit Mime, dem Bruder, der Art ja versiehst du dich besser. zum Abgange gewendet Was anders ist, das lerne nun auch! Er verschwindet im Walde. Sturmwind erhebt sich, heller Glanz bricht aus; dann vergeht beides schnell ALBERICH blickt dem davonjagenden Wanderer nach Da reitet er hin, auf lichtem Ross; mich lässt er in Sorg und Spott. Doch lacht nur zu, ihr leichtsinniges, lustgieriges Göttergelichter! Euch seh ich noch alle vergehn! Solang das Gold am Lichte glänzt, hält ein Wissender Wacht. Trügen wird euch sein Trotz! Er schlüpft zur Seite in das Geklüft. Die Bühne bleibt leer. Morgendämmerung ZWEITE SZENE Mime, Siegfried, Fafner, Waldvogel Bei anbrechendem Tage treten Mime und Siegfried auf. Siegfried trägt das Schwert in einem Gehenke von Bastseil. Mime erspäht genau die Stätte; er forscht endlich dem Hintergrunde zu, welcher - während die Anhöhe im mittleren Vordergrunde später immer heller von der Sonne beleuchtet wird - in finstrem Schatten bleibt; dann bedeutet er Siegfried MIME Wir sind zur Stelle! Bleib hier stehn! SIEGFRIED setzt sich unter einer grossen Linde nieder und schaut sich um Hier soll ich das Fürchten lernen? Fern hast du mich geleitet eine volle Nacht im Walde selbander wanderten wir. Nun sollst du, Mime, mich meiden! Lern ich hier nicht, was ich lernen soll, allein zieh ich dann weiter dich endlich werd ich da los! MIME setzt sich ihm gegenüber, so dass er die Höhle immer noch im Auge behält Glaube, Liebster! Lernst du heut und hier das Fürchten nicht, an andrem Ort, zu andrer Zeit schwerlich erfährst du s je. Siehst du dort den dunklen Höhlenschlund? Darin wohnt ein greulich wilder Wurm unmassen grimmig ist er und gross; ein schrecklicher Rachen reisst sich ihm auf; mit Haut und Haar auf einen Happ verschlingt der Schlimme dich wohl. SIEGFRIED immer unter der Linde sitzend Gut ist s, den Schlund ihm zu schliessen drum biet ich mich nicht dem Gebiss. MIME Giftig giesst sich ein Geifer ihm aus wen mit des Speichels Schweiss er bespeit, dem schwinden wohl Fleisch und Gebein. SIEGFRIED Dass des Geifers Gift mich nicht sehre, weich ich zur Seite dem Wurm. MIME Ein Schlangenschweif schlägt sich ihm auf wen er damit umschlingt und fest umschliesst, dem brechen die Glieder wie Glas! SIEGFRIED Vor des Schweifes Schwang mich zu wahren, halt ich den Argen im Aug . Doch heisse mich das hat der Wurm ein Herz? MIME Ein grimmiges, hartes Herz! SIEGFRIED Das sitzt ihm doch, wo es jedem schlägt, trag es Mann oder Tier? MIME Gewiss, Knabe, da führt s auch der Wurm. Jetzt kommt dir das Fürchten wohl an? SIEGFRIED bisher nachlässig ausgestreckt, erhebt sich rasch zum Sitz Notung stoss ich dem Stolzen ins Herz! Soll das etwa Fürchten heissen? He, du Alter! Ist das alles, was deine List mich lehren kann? Fahr deines Wegs dann weiter; das Fürchten lern ich hier nicht. MIME Wart es nur ab! Was ich dir sage, dünke dich tauber Schall ihn selber musst du hören und sehn, die Sinne vergehn dir dann schon! Wenn dein Blick verschwimmt, der Boden dir schwankt, im Busen bang dein Herz erbebt sehr freundlich dann dankst du mir, der dich führte, gedenkst, wie Mime dich liebt. SIEGFRIED Du sollst mich nicht lieben! Sagt ich dir s nicht? Fort aus den Augen mir! Lass mich allein sonst halt ich s hier länger nicht aus, fängst du von Liebe gar an! Das eklige Nicken und Augenzwicken, wann endlich soll ich s nicht mehr sehn, wann werd ich den Albernen los? MIME Ich lass dich schon. Am Quell dort lagr ich mich; steh du nur hier; steigt dann die Sonne zur Höh , merk auf den Wurm aus der Höhle wälzt er sich her, hier vorbei biegt er dann, am Brunnen sich zu tränken. SIEGFRIED lachend Mime, weilst du am Quell, dahin lass ich den Wurm wohl gehn Notung stoss ich ihm erst in die Nieren, wenn er dich selbst dort mit weggesoffen. Darum, hör meinen Rat, raste nicht dort am Quell; kehre dich weg, so weit du kannst, und komm nie mehr zu mir! MIME Nach freislichem Streit dich zu erfrischen, wirst du mir wohl nicht wehren? Siegfried wehrt ihn hastig ab Rufe mich auch, darbst du des Rates, Siegfried wiederholt die Gebärde mit Ungestüm oder wenn dir das Fürchten gefällt. Siegfried erhebt sich und treibt Mime mit wütender Gebärde zum Fortgehen MIME im Abgehen für sich Fafner und Siegfried - Siegfried und Fafner - O brächten beide sich um! Er verschwindet rechts im Wald SIEGFRIED streckt sich behaglich unter der Linde aus und blickt dem davongehenden Mime nach Dass der mein Vater nicht ist, wie fühl ich mich drob so froh! Nun erst gefällt mir der frische Wald; nun erst lacht mir der lustige Tag, da der Garstige von mir schied und ich gar nicht ihn wiederseh ! Er verfällt in schweigendes Sinnen Wie sah mein Vater wohl aus? - Ha, gewiss wie ich selbst! Denn wär wo von Mime ein Sohn, müsst er nicht ganz Mime gleichen? Grade so garstig, griesig und grau, klein und krumm, höckrig und hinkend, mit hängenden Ohren, triefigen Augen - fort mit dem Alp! Ich mag ihn nicht mehr seh n. Er lehnt sich tiefer zurück und blickt durch die Baumwipfel auf. Tiefe Stille Waldweben Aber - wie sah meine Mutter wohl aus? Das kann ich nun gar nicht mir denken! Der Rehhindin gleich glänzten gewiss ihr hell schimmernde Augen, nur noch viel schöner! Da bang sie mich geboren, warum aber starb sie da? Sterben die Menschenmütter an ihren Söhnen alle dahin? Traurig wäre das, traun! Ach, möcht ich Sohn meine Mutter sehen! Meine Mutter - ein Menschenweib! Er seufzt leise und streckt sich tiefer zurück. Grosse Stille. Wachsendes Waldweben. Siegfrieds Aufmerksamkeit wird endlich durch den Gesang der Waldvögel gefesselt. Er lauscht mit wachsender Teilnahme einem Waldvogel in den Zweigen über ihm Du holdes Vöglein! Dich hört ich noch nie bist du im Wald hier daheim? Verstünd ich sein süsses Stammeln! Gewiss sagt es mir was, vielleicht von der lieben Mutter? Ein zankender Zwerg hat mir erzählt, der Vöglein Stammeln gut zu verstehn, dazu könnte man kommen. Wie das wohl möglich wär ? Er sinnt nach. Sein Blick fällt auf ein Rohrgebüsch unweit der Linde Hei! Ich versuch s; sing ihm nach auf dem Rohr tön ich ihm ähnlich! Entrat ich der Worte, achte der Weise, sing ich so seine Sprache, versteh ich wohl auch, was es spricht. Er eilt an den nahen Quell, schneidet mit dem Schwerte ein Rohr ab und schnitzt sich hastig eine Pfeife daraus. Währenddem lauscht er wieder Es schweigt und lauscht so schwatz ich denn los! Er bläst auf dem Rohr. Er setzt ab, schnitzt wieder und bessert. Er bläst wieder. Er schüttelt mit dem Kopfe und bessert wieder. Er wird ärgerlich, drückt das Rohr mit der Hand und versucht wieder. Er setzt lächelnd ganz ab Das tönt nicht recht; auf dem Rohre taugt die wonnige Weise mir nicht. Vöglein, mich dünkt, ich bleibe dumm von dir lernt sich s nicht leicht! Er hört den Vogel wieder und blickt zu ihm auf Nun schäm ich mich gar vor dem schelmischen Lauscher er lugt und kann nichts erlauschen. Heida! So höre nun auf mein Horn. Er schwingt das Rohr und wirft es weit fort Auf dem dummen Rohre gerät mir nichts. Einer Waldweise, wie ich sie kann, der lustigen sollst du nun lauschen. Nach liebem Gesellen lockt ich mit ihr nichts Bessres kam noch als Wolf und Bär. Nun lass mich sehn, wen jetzt sie mir lockt ob das mir ein lieber Gesell? Er nimmt das silberne Hifthorn und bläst darauf. Im Hintergrunde regt es sich. Fafner, in der Gestalt eines ungeheuren eidechsenartigen Schlangenwurmes, hat sich in der Höhle von seinem Lager erhoben; er bricht durch das Gesträuch und wälzt sich aus der Tiefe nach der höheren Stelle vor, so dass er mit dem Vorderleibe bereits auf ihr angelangt ist, als er jetzt einen starken, gähnenden Laut ausstösst SIEGFRIED sieht sich um und heftet den Blick verwundert auf Fafner Haha! Da hätte mein Lied mir was Liebes erblasen! Du wärst mir ein saub rer Gesell! FAFNER hat beim Anblick Siegfrieds auf der Höhe angehalten und verweilt nun daselbst Was ist da? SIEGFRIED Ei, bist du ein Tier, das zum Sprechen taugt, wohl liess sich von dir was lernen? Hier kennt einer das Fürchten nicht kann er s von dir erfahren? FAFNER Hast du Übermut? SIEGFRIED Mut oder Übermut, was weiss ich! Doch dir fahr ich zu Leibe, lehrst du das Fürchten mich nicht! FAFNER stösst einen lachenden Laut aus Trinken wollt ich nun treff ich auch Frass! Er öffnet seinen Rachen und zeigt die Zähne SIEGFRIED Eine zierliche Fresse zeigst du mir da, lachende Zähne im Leckermaul! Gut wär es, den Schlund dir zu schliessen; dein Rachen reckt sich zu weit! FAFNER Zu tauben Reden taugt er schlecht dich zu verschlingen, frommt der Schlund. Er droht mit dem Schweife SIEGFRIED Hoho! Du grausam grimmiger Kerl! Von dir verdaut sein, dünkt mich übel rätlich und fromm doch scheint s, du verrecktest hier ohne Frist. FAFNER brüllend Pruh! Komm, prahlendes Kind! SIEGFRIED Hab acht, Brüller! Der Prahler naht! Er zieht sein Schwert, springt Fafner an und bleibt herausfordernd stehen. Fafner wälzt sich weiter auf die Höhe herauf und sprüht aus den Nüstern auf Siegfried. Dieser weicht dem Geifer aus, springt näher zu und stellt sich zur Seite. Fafner sucht ihn mit dem Schweife zu erreichen. Siegfried, welchen Fafner fast erreicht hat, springt mit einem Satze über diesen hinweg und verwundet ihn an dem Schweife. Fafner brüllt, zieht den Schweif heftig zurück und bäumt den Vorderleib, um mit dessen voller Wucht sich auf Siegfried zu werfen; so bietet er diesem die Brust dar; Siegfried erspäht schnell die Stelle des Herzens und stösst sein Schwert bis an das Heft hinein. Fafner bäumt sich vor Schmerz noch höher und sinkt, als Siegfried das Schwert losgelassen und zur Seite gesprungen ist, auf die Wunde zusammen SIEGFRIED Da lieg , neidischer Kerl! Notung trägst du im Herzen. FAFNER mit schwächerer Stimme Wer bist du, kühner Knabe, der das Herz mir traf? Wer reizte des Kindes Mut zu der mordlichen Tat? Dein Hirn brütete nicht, was du vollbracht. SIEGFRIED Viel weiss ich noch nicht, noch nicht auch, wer ich bin. Mit dir mordlich zu ringen, reiztest du selbst meinen Mut. FAFNER Du helläugiger Knabe, unkund deiner selbst, wen du gemordet meld ich dir. Der Riesen ragend Geschlecht, Fasolt und Fafner, die Brüder - fielen nun beide. Um verfluchtes Gold, von Göttern vergabt, traf ich Fasolt zu Tod. Der nun als Wurm den Hort bewachte, Fafner, den letzten Riesen, fällte ein rosiger Held. Blicke nun hell, blühender Knabe der dich Blinden reizte zur Tat, berät jetzt des Blühenden Tod! ersterbend Merk , wie s endet! Acht auf mich! SIEGFRIED Woher ich stamme, rate mir noch; weise ja scheinst du, Wilder, im Sterben rat es nach meinem Namen Siegfried bin ich genannt. FAFNER Siegfried...! Er seufzt, hebt sich und stirbt SIEGFRIED Zur Kunde taugt kein Toter. So leite mich denn mein lebendes Schwert! Fafner hat sich im Sterben zur Seite gewälzt. Siegfried zieht ihm jetzt das Schwert aus der Brust dabei wird seine Hand vom Blute benetzt er fährt heftig mit der Hand auf Wie Feuer brennt das Blut! Er führt unwillkürlich die Finger zum Munde, um das Blut von ihnen abzusaugen. Wie er sinnend vor sich hinblickt, wird seine Aufmerksamkeit immer mehr von dem Gesange der Waldvögel angezogen Ist mir doch fast, als sprächen die Vöglein zu mir! Nützte mir das des Blutes Genuss? Das seltne Vöglein hier, horch, was singt es nur? STIMME EINES WALDVOGELS aus den Zweigen der Linde über Siegfried Hei! Siegfried gehört nun der Niblungen Hort! O, fänd in der Höhle den Hort er jetzt! Wollt er den Tarnhelm gewinnen, der taugt ihm zu wonniger Tat doch möcht er den Ring sich erraten, der macht ihn zum Walter der Welt! SIEGFRIED hat mit verhaltenem Atem und verzückter Miene gelauscht Dank, liebes Vöglein, für deinen Rat! Gern folg ich dem Ruf! Er wendet sich nach hinten und steigt in die Höhle hinab, wo er alsbald gänzlich verschwindet DRITTE SZENE Alberich, Mime, Siegfried, Waldvogel Mime schleicht heran, scheu umherblickend, um sich von Fafners Tod zu überzeugen. Gleichzeitig kommt von der anderen Seite Alberich aus dem Geklüft; er beobachtet Mime genau. Als dieser Siegfried nicht mehr gewahrt und vorsichtig sich nach hinten der Höhle zuwendet, stürzt Alberich auf ihn zu und vertritt ihm den Weg ALBERICH Wohin schleichst du eilig und schlau, schlimmer Gesell? MIME Verfluchter Bruder, dich braucht ich hier! Was bringt dich her? ALBERICH Geizt es dich, Schelm, nach meinem Gold? Verlangst du mein Gut? MIME Fort von der Stelle! Die Stätte ist mein was stöberst du hier? ALBERICH Stör ich dich wohl im stillen Geschäft, wenn du hier stiehlst? MIME Was ich erschwang mit schwerer Müh , soll mir nicht schwinden. ALBERICH Hast du dem Rhein das Gold zum Ringe geraubt? Erzeugtest du gar den zähen Zauber im Reif? MIME Wer schuf den Tarnhelm, der die Gestalten tauscht? Der seiner bedurfte, erdachtest du ihn wohl? ALBERICH Was hättest du Stümper je wohl zu stampfen verstanden? Der Zauberring zwang mir den Zwerg erst zur Kunst. MIME Wo hast du den Ring? Dir Zagem entrissen ihn Riesen! Was du verlorst, meine List erlangt es für mich. ALBERICH Mit des Knaben Tat will der Knicker nun knausern? Dir gehört sie gar nicht, der Helle ist selbst ihr Herr! MIME Ich zog ihn auf; für die Zucht zahlt er mir nun für Müh und Last erlauert ich lang meinen Lohn! ALBERICH Für des Knaben Zucht will der knickrige schäbige Knecht keck und kühn wohl gar König nun sein? Dem räudigsten Hund wäre der Ring geratner als dir nimmer erringst du Rüpel den Herrscherreif! MIME kratzt sich den Kopf Behalt ihn denn, und hüt ihn wohl, den hellen Reif! Sei du Herr doch mich heisse auch Bruder! Um meines Tarnhelms lustigen Tand tausch ich ihn dir uns beiden taugt s, teilen die Beute wir so. Er reibt sich zutraulich die Hände ALBERICH mit Hohnlachen Teilen mit dir? Und den Tarnhelm gar? Wie schlau du bist! Sicher schlief ich niemals vor deinen Schlingen! MIME ausser sich Selbst nicht tauschen? Auch nicht teilen? Leer soll ich gehn? Ganz ohne Lohn? kreischend Gar nichts willst du mir lassen? ALBERICH Nichts von allem! Nicht einen Nagel sollst du dir nehmen! MIME in höchster Wut Weder Ring noch Tarnhelm soll dir denn taugen! Nicht teil ich nun mehr! Gegen dich doch ruf ich Siegfried zu Rat und des Recken Schwert; der rasche Held, der richte, Brüderchen, dich! Siegfried erscheint im Hintergrund ALBERICH Kehre dich um! Aus der Höhle kommt er daher! MIME sich umblickend Kindischen Tand erkor er gewiss. ALBERICH Den Tarnhelm hält er! MIME Doch auch den Ring! ALBERICH Verflucht! - Den Ring! MIME hämisch lachend Lass ihn den Ring dir doch geben! Ich will ihn mir schon gewinnen. Er schlüpft mit den letzten Worten in den Wald zurück ALBERICH Und doch seinem Herrn soll er allein noch gehören! Er verschwindet im Geklüfte Siegfried ist mit Tarnhelm und Ring während des letzteren langsam und sinnend aus der Höhle vorgeschritten er betrachtet gedankenvoll seine Beute und hält, nahe dem Baume, auf der Höhe des Mittelgrundes wieder an SIEGFRIED Was ihr mir nützt, weiss ich nicht; doch nahm ich euch aus des Horts gehäuftem Gold, weil guter Rat mir es riet. So taug eure Zier als des Tages Zeuge, es mahne der Tand, dass ich kämpfend Fafner erlegt, doch das Fürchten noch nicht gelernt! Er steckt den Tarnhelm sich in den Gürtel und den Reif an den Finger. Stillschweigen. Wachsendes Waldweben. Siegfried achtet unwillkürlich wieder des Vogels und lauscht ihm mit verhaltenem Atem STIMME DES WALDVOGELS Hei! Siegfried gehört nun der Helm und der Ring! O, traute er Mime, dem treulosen, nicht! Hörte Siegfried nur scharf auf des Schelmen Heuchlergered ! Wie sein Herz es meint, kann er Mime verstehn so nützt ihm des Blutes Genuss. Siegfrieds Miene und Gebärde drücken aus, dass er den Sinn des Vogelgesanges wohl vernommen. Er sieht Mime sich nähern und bleibt, ohne sich zu rühren, auf sein Schwert gestützt, beobachtend und in sich geschlossen, in seiner Stellung auf der Anhöhe bis zum Schlusse des folgenden Auftrittes MIME schleicht heran und beobachtet vom Vordergrunde aus Siegfried Er sinnt und erwägt der Beute Wert. Weilte wohl hier ein weiser Wand rer, schweifte umher, beschwatzte das Kind mit list ger Runen Rat? Zwiefach schlau sei nun der Zwerg; die listigste Schlinge leg ich jetzt aus, dass ich mit traulichem Truggerede betöre das trotzige Kind. er tritt näher an Siegfried heran und bewillkommt diesen mit schmeichelnden Gebärden Willkommen, Siegfried! Sag , du Kühner, hast du das Fürchten gelernt? SIEGFRIED Den Lehrer fand ich noch nicht! MIME Doch den Schlangenwurm, du hast ihn erschlagen? Das war doch ein schlimmer Gesell? SIEGFRIED So grimm und tückisch er war, sein Tod grämt mich doch schier, da viel üblere Schächer unerschlagen noch leben! Der mich ihn morden hiess, den hass ich mehr als den Wurm! MIME sehr freundlich Nur sachte! Nicht lange siehst du mich mehr zum ew gen Schlaf schliess ich dir die Augen bald! Wozu ich dich brauchte, zärtlich hast du vollbracht; jetzt will ich nur noch die Beute dir abgewinnen. Mich dünkt, das soll mir gelingen; zu betören bist du ja leicht! SIEGFRIED So sinnst du auf meinen Schaden? MIME verwundert Wie sagt ich denn das? - Siegfried! Hör doch, mein Söhnchen! Dich und deine Art hasst ich immer von Herzen; zärtlich aus Liebe erzog ich dich Lästigen nicht dem Horte in Fafners Hut, dem Golde galt meine Müh . als verspräche er ihm hübsche Sachen Gibst du mir das gutwillig nun nicht, als wäre er bereit, sein Leben für ihn zu lassen Siegfried, mein Sohn, das siehst du wohl selbst, mit freundlichem Scherze dein Leben musst du mir lassen! SIEGFRIED Dass du mich hassest, hör ich gern doch auch mein Leben muss ich dir lassen? MIME ärgerlich Das sagt ich doch nicht? Du verstehst mich ja falsch! Er sucht sein Fläschchen hervor. Er gibt sich die ersichtlichste Mühe zur Verstellung Sieh , du bist müde von harter Müh ; brünstig wohl brennt dir der Leib dich zu erquicken mit queckem Trank säumt ich Sorgender nicht. Als dein Schwert du dir branntest, braut ich den Sud; trinkst du nun den, gewinn ich dein trautes Schwert, und mit ihm Helm und Hort. er kichert dazu SIEGFRIED So willst du mein Schwert und was ich erschwungen, Ring und Beute, mir rauben? MIME heftig Was du doch falsch mich verstehst! Stamml ich, fasl ich wohl gar? Die grösste Mühe geb ich mir doch, mein heimliches Sinnen heuchelnd zu bergen, und du dummer Bube deutest alles doch falsch! Öffne die Ohren, und vernimm genau Höre, was Mime meint! wieder sehr freundlich, mit ersichtlicher Mühe Hier nimm und trinke die Labung! Mein Trank labte dich oft tat st du wohl unwirsch, stelltest dich arg was ich dir bot, erbost auch, nahmst du s doch immer. SIEGFRIED ohne eine Miene zu verziehen Einen guten Trank hätt ich gern wie hast du diesen gebraut? MIME lustig scherzend, als schildere er ihm einen angenehm berauschten Zustand, den ihm der Saft bereiten soll Hei! So trink nur, trau meiner Kunst! In Nacht und Nebel sinken die Sinne dir bald ohne Wach und Wissen stracks streckst du die Glieder. Liegst du nun da, leicht könnt ich die Beute nehmen und bergen doch erwachtest du je, nirgends wär ich sicher vor dir, hätt ich selbst auch den Ring. Drum mit dem Schwert, das so scharf du schufst, mit einer Gebärde ausgelassener Lustigkeit hau ich dem Kind den Kopf erst ab dann hab ich mir Ruh und auch den Ring! Er kichert wieder SIEGFRIED Im Schlafe willst du mich morden? MIME wütend ärgerlich Was möcht ich? Sagt ich denn das? Er bemüht sich, den zärtlichsten Ton anzunehmen Ich will dem Kind mit sorglichster Deutlichkeit nur den Kopf abhau n! mit dem Ausdruck herzlicher Besorgtheit für Siegfrieds Gesundheit Denn hasste ich dich auch nicht so sehr, und hätt ich des Schimpfs und der schändlichen Mühe auch nicht so viel zu rächen sanft aus dem Wege dich zu räumen, darf ich doch nicht rasten wie käm ich sonst anders zur Beute, da Alberich auch nach ihr lugt? Er giesst den Saft in das Trinkhorn und führt dieses Siegfried mit aufdringlicher Gebärde zu Nun, mein Wälsung! Wolfssohn du! Sauf , und würg dich zu Tod Nie tust du mehr nen Schluck! Hihihihi! Siegfried holt mit dem Schwert aus. Er führt, wie in einer Anwandlung heftigen Ekels einen jähen Streich nach Mime; dieser stürzt sogleich tot zu Boden. Man hört Alberichs höhnisches Gelächter aus dem Geklüfte SIEGFRIED Schmeck du mein Schwert, ekliger Schwätzer! Er henkt, auf den am Boden Liegenden blickend, ruhig sein Schwert wieder ein Neides Zoll zahlt Notung dazu durft ich ihn schmieden. Er rafft Mimes Leichnam auf, trägt ihn auf die Anhöhe vor den Eingang der Höhle und wirft ihn dort hinein In der Höhle hier lieg auf dem Hort! Mit zäher List erzieltest du ihn jetzt magst du des wonnigen walten! Einen guten Wächter geb ich dir auch, dass er vor Dieben dich deckt. Er wälzt mit grosser Anstrengung den Leichnam des Wurmes vor den Eingang der Höhle, so dass er diesen ganz damit verstopft Da lieg auch du, dunkler Wurm! Den gleissenden Hort hüte zugleich mit dem beuterührigen Feind so fandet beide ihr nun Ruh ! Er blickt eine Weile sinnend in die Höhle hinab und wendet sich dann langsam, wie ermüdet, in den Vordergrund. Es ist Mittag. Er führt sich die Hand über die Stirn Heiss ward mir von der harten Last! Brausend jagt mein brünst ges Blut; die Hand brennt mir am Haupt. Hoch steht schon die Sonne aus lichtem Blau blickt ihr Aug auf den Scheitel steil mir herab. Linde Kühlung erkies ich unter der Linde! Er streckt sich unter der Linde aus und blickt wieder die Zweige hinauf Noch einmal, liebes Vöglein, da wir so lang lästig gestört, - lauscht ich gerne deinem Sange auf dem Zweige seh ich wohlig dich wiegen; zwitschernd umschwirren dich Brüder und Schwestern, umschweben dich lustig und lieb! Doch ich - bin so allein, hab nicht Brüder noch Schwestern meine Mutter schwand, mein Vater fiel nie sah sie der Sohn! Mein einz ger Gesell war ein garstiger Zwerg; Güte zwang warm uns nie zu Liebe; listige Schlingen warf mir der Schlaue; nun musst ich ihn gar erschlagen! Er blickt schmerzlich bewegt wieder nach den Zweigen auf Freundliches Vöglein, dich frage ich nun gönntest du mir wohl ein gut Gesell? Willst du mir das Rechte raten? Ich lockte so oft, und erlost es mir nie Du, mein Trauter, träfst es wohl besser, so recht ja rietest du schon. Nun sing ! Ich lausche dem Gesang. STIMME DES WALDVOGELS Hei! Siegfried erschlug nun den schlimmen Zwerg! Jetzt wüsst ich ihm noch das herrlichste Weib auf hohem Felsen sie schläft, Feuer umbrennt ihren Saal durchschritt er die Brunst, weckt er die Braut, Brünnhilde wäre dann sein! SIEGFRIED fährt mit jäher Heftigkeit vom Sitze auf O holder Sang! Süssester Hauch! Wie brennt sein Sinn mir sehrend die Brust! Wie zückt er heftig zündend mein Herz! Was jagt mir so jach durch Herz und Sinne? Sag es mir, süsser Freund! Er lauscht STIMME DES WALDVOGELS Lustig im Leid sing ich von Liebe; wonnig aus Weh web ich mein Lied nur Sehnende kennen den Sinn! SIEGFRIED Fort jagt s mich jauchzend von hinnen, fort aus dem Wald auf den Fels! Noch einmal sage mir, holder Sänger werd ich das Feuer durchbrechen? Kann ich erwecken die Braut? Siegfried lauscht noch mal STIMME DES WALDVOGELS Die Braut gewinnt, Brünnhilde erweckt ein Feiger nie nur wer das Fürchten nicht kennt! SIEGFRIED lacht auf vor Entzücken Der dumme Knab , der das Fürchten nicht kennt, mein Vöglein, der bin ja ich! Noch heute gab ich vergebens mir Müh, das Fürchten von Fafner zu lernen nun brenn ich vor Lust, es von Brünnhilde zu wissen! Wie find ich zum Felsen den Weg? Der Vogel flattert auf, kreist über Siegfried und fliegt ihm zögernd voran SIEGFRIED jauchzend So wird mir der Weg gewiesen wohin du flatterst folg ich dem Flug! Er läuft dem Vogel, welcher ihn neckend einige Zeitlang unstet nach verschiedenen Richtungen hinleitet, nach und folgt ihm endlich, als dieser mit einer bestimmten Wendung nach dem Hintergrunde davonfliegt. Der Vorhang fällt この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@wagnerianchan Wagner,Richard/Siegfried/III
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【Tags Gakupo Len Nata-P Rin tS tT S】 Original (Rin version) Original (Len version) Original (Gakupo version) Music title 空に届く砂の山 English music title The Sand Heap That Reaches The Sky / The Sand Dune That Reaches The Sky Romaji music title Sora ni Todoku Suna no Yama Music Lyrics written, Voice edited by ナタP(Nata-P) Music arranged by ナタP(Nata-P) Singer [Rin version] by 鏡音リン (Kagamine Rin), [Len version] by 鏡音レン (Kagamine Len), [Gakupo version] by 神威がくぽ (Kamui Gakupo / Camui Gackpo / Gackpoid) Click here for the original Japanese Lyrics English Lyrics (translated by blacksaingrain): I was looking at a red flower The outline became a shadow A thin thread broke I’ll live alone The ideal footsteps will just disappear again I have to go to the far-way place beyond The SHAPE is breaking I repeat it again You’re making the sand heap that reaches the sky The waves break it and clouds reflect on the sea surface I was looking at the blue colour A streamline is drawn I could see the one I love The two of us are living together Following a train that moves and makes sounds Getting closer to the place beyond Good-bye, you get farther and farther away Still you turn your face to me I’m making the sand heap that reaches the sky too The waves break it and clouds reflect on the sea surface Someone’s voice rings, Someone’s voice is ringing Someone’s voice rings, Someone’s voice is ringing Romaji lyrics (transliterated by blacksaingrain): Akai hana miteta kage ni natta rinkaku Hosoi itokireta hitori de ikiteku Tada mata kieteku risou no ashioto ga Ikanakya tooi mukou e KATCHI ga koware teiku Watashi wa mata kurikaesu Anata ga tsumiageteru Sora ni todoku suna no yama wo Nami ga kuzushite umi wa kumo wo utsushiteru Aoi iro miteta ryuusenkei wo egaku Suki na hito mieta futari de ikiteru Katan katan yureteru ressha wo oikakete Chikazuiteta mukou e Sayonara toozakaru Anata wa mada furikaeru Watashi mo tsumiageteru Sora ni todoku suna no yama wo Nami ga kuzushite umi wa kumo wo utsushiteru Dareka no koe ga hibiku Dareka no koe ga hibiiteru Dareka no koe ga hibiku Dareka no koe ga hibiiteru [Nata-P, NataP]
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上演 (幕が上る前に) 詩人 観客に向かって 子供の頃からある作品が 私の心を捉えていました。 その中では悪魔が 重要な役割を果たします。 子供心に抱いたものが何か 大人になって分かりました。 けれど行動に移さない限り、分かっても役に立ちません。 種子から芽が出るように、意識の中で、直観の中で、 動きに移さなくては、 知識は役に立たないのです。 芽に潜む力のように、 後になって形となる 溢れんばかりの衝動が 子供の中にはあるのです。 舞台は人生というものを 身ぶりで見せてくれます。 それは本物ではないと、その額に刻印されています。 舞台というのは、歪めた描写になってはいけません。 それは美しく真実を描き出す 魔法の鏡なのです。 でも舞台で真実をそのままやっても 価値はありません。 信じられないようなことこそ 舞台に相応しいのです。 舞台を現実の真似と嘲笑い、 ただの芝居と思う時に、 舞台は本気で向きあうことを 求めているのです。 こういう形の舞台こそ 音の調べを求めます。 音楽は日常的なものには 背を向けているのです。 その肉体は空気、 その響きは憧れとなって、 音楽は漂います。 奇跡こそ音楽の故郷なのです。 だから私はあらゆるところを 探し回りました、 奇跡と手を携えて、 何かをなした人々を。 善であろうが悪であろうが、呪縛であれ至福であれ、 彼らは私を抵抗しがたく 力ずくで引きつけるのです。 私は三人知っています、そのうち悪魔の騎士は、 悪魔が自分で 生み出したものです。 雷に打たれたかように、乙女は不意に襲われ、 彼女の胎内から マーリンが生れました。 魔法使いマーリンは 神の前で頭(こうべ)を垂れて、 闇の魔力を 後になって免れたのでした。 父が与えてくれた 全知全能を、 至福の人生のために 彼は使うのです。 この二人目の男に 私は全く異論ありません、 男の中の男、本物の男、調和のとれた存在、 彼の冒険心は とんでもなく飛翔し 多くの芸術に霊感を与え、 人類に貢献しました。 抗し難い力がある所、ドン・ジョヴァンニは屈したか? そういう者こそ私には まさに主人公として相応しい、 だがモーツァルト先生が 立派にやり過ぎてしまった。 永遠の音楽を先生が 創ってしまったのです。 私の見つけた三人目も 見劣りはいたしません、 大胆不敵な精神の持ち主で、彼もまた孤高の人、 深い知識を有し、 地獄をも屈服させる。 様々な面を持ちながら、 同時にそれ以上に、 弱き人間であり、また強靭な闘士でもある。 様々な疑問が彼を あちこちへと連れ回す。 彼は思考の主、本能に仕える人、 汲めども汲めども 解決はもたらされない。 その最期は恐ろしい、だが彼の名は残り、 年代記に載せられ、伝説の人となり、 詩作が生まれ、不滅に包まれる、 模倣するもの、飾り立てるものは 後をたたない。 生きているかのように その姿が蘇り、 見えない手で本物と 見紛うほどに動かされる。 ファウストの人形劇は 時を超えて、 感動と驚嘆とを 広めていくのです。 フランクフルトで、ある日のこと、市門の前で、 ひとりの魔法使いが 人々の前に現われた。 魔法使いがさっと 人形たちに掴みかかると、 見世物は消えた、 幻影か錯覚だったかのように。 まずはゆったりと、 そして古いやり方に従って、 魔法使いは人形たちに 人生の意義を吹き込む。 人形たちは成長し、神秘の世界に導かれ、 天に投げ出されたかと思うと、奈落に沈められる。 最後の言葉とともに 魔法使いがここを去る。 その謎の舞台は いかなる姿をも示す。 四方八方どこからでも 精霊を引き寄せる、 舞台はいかなる内容の 型ともなる。 だが魔法使いに対して、 詩人は何ができましょう? 人間の歌は 神の前では消えてしまう。 そうして教えられて 私は自分の目的を悟り、 人形劇の世界に、 戻ってきたのです。 素朴な形をした人形たちを 近くてじっと見ていると、 幾年もの歳月を経て、前より美しくなっていました。 私はニスを塗り、金メッキで仕上げました。 (時は、壊すだけでなく、良くすることもあるのです) あるものは色を濃くし、あるものは優しく刷毛で塗り、 そしてさなぎから 一羽の蝶が飛び立ちました。 古い織物には 新しい網目を編み込みました、 忘れられていた模様が出て、あなたを驚かすでしょう。 こうして私の劇は 多分に生まれ変わりました。 でももとの人形劇の姿が はっきりと残っているのです。 シンフォニア(序曲) 「復活祭前夜の夕べの祈り」と「春の芽生え」 合唱 (幕の後ろで) 平和ー平和ー平和 序幕 Ⅰ ヴィッテンベルク。午前。書斎。天井の高いゴチック風の部屋、半ば図書室、半ば錬金術の実験室、奥の方ははっきりせず、古くなって傷んでいる感じ。ファウストはかまどの傍で、化学的な経過を注視し、そのことに夢中。少ししてからワーグナーが入って来る。 ワーグナー 先生、失礼します 先生、失礼します、あの 学生が三人、お目にかかりたいと・・・。 ファウスト 用件は? ワーグナー 書物を一冊お渡ししたいと。 ファウスト ワーグナー君、いいかね、そういうことに関わりたくないんだ。私の人生は転がるばかりで、もう上向きにはならない。 他人に向ける時間は ないんだ。 それに自分で考えない者に、 助言なんて役に立たない。 断ってくれ。 ワーグナー 先生、失礼ですが、 今回、あの者たちは先生に仕事をお願いするのではありません。あの書物は稀少な手書本のようです、 というのも特別な題がついています。 クラーヴィス・アスタルティス・マギカ(「アスタルテの魔法の鍵」)・・・ ファウスト クラーヴィス・アスタルティス? 間違いないか? 騙そうというのではないな? 気は確かか?幻を見たのではないか? ワーグナー いえ、いえ、 先生、確かです。 ファウス それでは学生たちを入れてあげなさい。 (ワーグナー去る) ファウスト、ファウスト、今にお前の時が来る! 魔力がこの手に与えられ、 ものすごい前兆が私に扉を開けられ、 秘密の力が私にかしずく、私には できるのだ、私にはできるのだ、私を苦しめてきた 人間たちよ、ファウストを恐れるがいい! ファウストの手に力が与えられたのだ、 秘密の力が彼の意のままになるのだ。 お前たちに強要する、 お前たちを征服する。お前たちに災いあれ! だがもしワーグナーが間違っていたら? そのほうがいいかもしれない…。 (ファウストは深いため息をつく) ワーグナー (入って来る) 先生、学生たちです。 ファウスト(覚悟を決めて) お入りいただきなさい。 (ワーグナーは扉の後ろで合図を送る。三人の黒衣の学生が入って来る。) 君たちは誰だね? 三人 クラカウからきた学生です。 ファウスト 私の懐かしい、愛するクラカウ! 君たちを見ていると青春時代を思い出す。 数々の夢!数々の計画!どれほど希望を抱いていたことか! 君たち、ようこそ。 どうして君たちは私のところへ? 一人目 この書物を貴方の手に。 (ファウストは激しい興奮を抑えて。) 二人目 僕からは鍵を。 三人目 この書類は貴方の所有となった証拠です。 ファウスト どうしてそのような贈り物を私に? 三人 貴方が大先生だからです! ファウスト つまり私は自分のものにしていいのだね? 三人 貴方のものです。 ファウスト 君たちにこのお礼はどうしたらいいのかな? 三人 そのうちに。 では、さようなら、ファウスト先生。 ファウスト 待ちたまえ、ここにいなさい、お客人! 三人 さようなら、ファウスト先生。 ファウスト また会うことがあるか、言ってくれ。 三人 あるいは。さようなら、ファウスト先生。 (学生たち去る。) ファウスト (頭を振りながら彼らを見送る) 変わった学生たちだ! (ワーグナーが再び入って来る) 学生たちに会わなかったか? 見送らなくていいのか? ワーグナー 先生、誰にも会っておりません。 ファウスト たった今、出て行った。 ワーグナー 誰も見ておりません。 ファウスト 見なかったというのか。 ワーグナー 誰も見ておりません。 ファウスト ああ、彼らが誰か、分かった。 (かまどで金属が融け、音をたてて煮えたぎっている。ワーグナーは大急ぎで駆け寄る) 序幕Ⅱ 同じ部屋、真夜中 ファウスト (ひとりで) 砂時計は真夜中を指している。 始めていいだろう。謎に満ちた贈り物、 今こそ真の力を示すのだ。 (ファウストは覚悟を決めてそのアスタルテの本を開く) 最初にするのはこうだ! (彼は腰帯を外し、それで床に輪を作り、鍵を手にして、輪の中に入る。) ルシファー!ルシファー! 堕ちた天使、最も誇り高きものよ、こちらへ! (彼は鍵を高く上げる、鍵は光を放つ。) ルシファー!私の所へ来い! (灰緑色の光が部屋中を飛び回る。鍵はいっそう光を放つ。見てわかるほどの興奮がファウストを襲う。) 見えない合唱 汝の望みは? ファウスト あなたの下僕たちを遣わしてくれ。 合唱 望むのか? ファウスト 望む。 合唱 どうしてもか? ファウスト そうだ! 合唱 来るぞ! 来るぞ! (書見用のランプと鍵の光が消える。鬼火が六つ、部屋で揺れている。) ファウスト 私は何をしたんだ! (重苦しい静けさ。) これほどすぐに上手くいくとは? この先もやっていいものだろうか? 奴らに尋ねるべきだが、奴らには吐き気がする。 あの声を聞くだけでもう私は死にそうだ。 合唱 尋ねるのだ、続けて。 ファウスト それでは。言ってくれ、一番目の、最も低い所にあるものよ、 お前の名は。 一番目の声 グラーヴィス。 ファウスト 教えてくれ、お前はどのくらい速いのか。 一番目の声 砂時計の砂と同じくらい。 ファウスト 砂時計の砂と同じくらい? 去れ、地を這うものよ。消え失せろ。 (第一の鬼火が消える。独白) 奴らは私の命令に従う。 (大声で) 二番目よ! お前は何ものだ? 二番目の声 レーヴィス。私は葉が落ちるのと同じくらい速い。 ファウスト お前より人間のほうが速く落ちる。 失せろ。 (第二の鬼火が消える。) 話したまえ、三番目よ、他のものと同様に。 三番目の声 私はアスモードゥス。 崖から落ちる流れのように速い。 山の頂を越え、しぶきをたてて 野原を走り抜け、大洋に注ぐ流れのように! ファウスト ほら吹きか。 ただ落ちるのみ。 下がれ! 立ち去れ! (第三の鬼火が消える。独白) 私の勇気は高まるのに、私の望みは 沈んでいく。四番目よ、姿を現わせ。 四番目の声 私は悪魔王ベルツェブート公だ。 合唱 ベルツェブート。 四番目の声 私は銃砲より放たれる弾のように速い、 申し分ないだろう? 合唱 申し分ないだろう? ファウスト いいや、嘲りの公だ!銃などたかが 人間の作るものではないか?人間の望みとは、 より高くを目指し、より遠へと担う夢のことではないか? お前はどうやって私を、このファウストを 満足させることができるのか?去れ。 そしてお前、最後から二番目のものよ、名を名乗れ、 姿を見せよ、五番目! (第四の鬼火が消える。) 五番目の声 こちらを見よ、メゲーロスだ。 合唱 こちらを見よ、メゲーロスだ。 五番目の声 疾風のように速い。 合唱 こちらを見よ、メゲーロスだ。 疾風のように速い。 ファウスト 響きはいいが、まだ足らない。 吹き消してやろう、疾風よ、飛んでいけ。 (第五の鬼火が消える。) 合唱 ひゅ! ファウスト 黙れ! (輪の中から出て) 残るはひとつ。 最後の希望を壊すのかと思うと、ためらわれる。 その後に続く、厭わしい空虚さが恐ろしい。 地獄の華美もこの程度か! それに比べて人間の精神の何と優れていること。 そこには神の息吹きが感じられる。 ここでおぼろげに見せてから姿をくらました、 お前たちを、私は軽蔑する。うぬぼれものめ! お前に関わるのはやめよう。 何という妄想に耽ったことか! 仕事だ、心癒す波よ、汝に身を浸して清めよう。 六番目の声 ファウスト! ファウスト あの灯りは何と明るく揺れることか。 この声のする所から、来るのか? なんと高く燃え上がることか! お前、明るい炎よ、お前も 他のものたち以上にはできないのであろう。 お前のことなど何も知りたくない。 六番目の声 ファウスト! ファウスト まだ呼ぶのか? 是非にと? それなら語ってよろしい。 六番目の声 ファウスト、私の速さは 人間の思考の速さ。 ファウスト 人間の考える速さだって? それ以上私は何を望むのか? お前の名は? 六番目の声 メフィストフェレス。 ファウスト メフィストフェレス? 六番目の声 メフィストフェレス。 合唱 メフィストフェレス。 ファウスト それならはっきりした姿で現れよ。 (メフィストフェレスはいつとはなしに姿を現わし、卑屈な態度で控えている。体にぴったり合った黒い服装をしている。 まだ鬼火にじっと目を凝らしていたファウストは、不意に彼を見て、嫌悪感が生じるのを抑える。) ファウスト お前は私に仕えようというのか? メフィストフェレス お考えください、どういうのがいいか? ファウスト 私の残りの人生で いかなる望みも無条件に叶えてくれ、 この世を我がものに、 私を招く所、東も南も。 おお、この世を我がものに、 人間のなすことを存分に分からせて、 思いもよらないほど広げてくれ。私に天賦の才を与えてくれ、 そしてその苦悩をも、そうしたら私は 誰よりも幸せになるだろう。 メフィストフェレス もっと、もっと望みを、 まだお終いでなければ。 ファウスト おお、この世を我がものに、 人間のなすことを分からせ、 思いもよらないほど広げてくれ、 天賦の才を与えてくれ、 その苦悩をも。 メフィストフェレス 他にはもうありませんか? ファウスト 私に自由を! そして尽きるまで、 まさに私に仕えるのだ、その後は、 今度は、お前が要求する。 メフィストフェレス その後は貴方が私に仕えるのですね、それからは。 ファウスト 私がお前に仕える? ずっと永遠に? 私には、できない。私にはできない、するつもりもない。 立ち去ってくれ。 メフィストフェレス 聞きなさい、ファウストよ。 外には貴方に恨みを持つ人々が群れをなしている。 貴方が騙した人たちだ。 あの娘に貴方は不幸をもたらした。 その娘の兄が貴方の命を狙っている。 坊主どもは、貴方の後をつけ狙い、嗅ぎ回っている。 しかも不当にではなく。 火刑台が貴方を待っているのだ! ファウスト もうたくさんだ、分かっている! メフィストフェレス やれやれ、貴方がた人間というやつは、 絶え間なく挑発しあい、 駆り立てる! ファウスト きまり文句は止めてくれ、お節介はつつしめ。 メフィストフェレス やがて最期の時が来れば、 その時は私の仲間が、 私は取るに足らない悪魔だが、 救い主としてお役に立ちましょう。 お聞きなさい、ファウストよ。 私は貴方に富と力、 愛の喜びと、比類なき栄誉と、 この世の名声をあげよう。 この世の栄光のすべてを貴方は手にする。 ファウスト やめてくれ! メフィストフェレス 外には貴方に恨みを抱く人々が押し寄せ、 あの娘の兄は様子を窺い、坊主どもが嗅ぎ回りる。 奴らは要求し、殺し、燃えたぎる! (声をたてずに笑う) ファウスト 分かっている、分かっている!やめてくれ! メフィストフェレス 事態はこういうことだ。選びなさい! ファウスト 狡猾にお前は罠をかけたな。 メフィストフェレス 手を打て。 ファウスト するものか! (誰かがドアをノックする。) メフィストフェレス 貴方を捕まえようとそこにいる。 貴方がひとこと言えば、奴らはすぐにいなくなる! (もっと強くノックする。) ファウスト 奴らを殺せ。 メフィストフェレス もうやった。 まだ何かお待ちで? ファウスト ない!この身はお前にくれてやる。 しかし今はひとりにしてくれ。 メフィストフェレス ちょっとしたことがひとつ。 ファウスト 出て行ってくれ!お前には我慢ならない! メフィストフェレス 慣れることですな。 合唱 我、唯一の神を信ず。 すなわち、全能の父。 天と地の、見ゆるもの、 見えざるものすべての創造主を。 ファウスト 他に何が望みだ? メフィストフェレス ちょっと書いていただきたい、 白い紙の上に、貴方の赤い血で。 ファウスト よこせ。 メフィストフェレス 結構。 合唱 我、唯一の神を信ず。 ファウスト 私の意志はどこだ、 私の誇りはどこへいった! 不幸なファウストよ、 地獄の業の始まりだ。 (窓辺に進む) 私はどうなるのか! (夜が明ける。復活祭) 合唱 聖書にあるごとく、三日目によみがえり、 天に昇り、 御父の右に座す。 ファウスト 復活祭だ! 善き人々は大聖堂に行く。 おお、我が幼き日よ! メフィストフェレス 歌なんか気に掛けるな。 ファウスト 静かに! 合唱 神は、再び来給う、栄光に包まれ、 生者と死者を裁くために。 クレド、クレド、クレド! ファウスト ファウスト、お前はもう死んでいる。 私は裁かれるのだ!誰が私を助けてくれよう? (鴉が一羽、嘴に羽根ペンをくわえて飛んでくる。メフィストフェレスがそれを取る。) メフィストフェレス 男だろ、ファウスト、約束は守れ。 実行しろ! ファウスト まだ時間がある。私にがみがみ言うな。 合唱 クレド、クレド。 ファウスト (絶望的に) もはや憐憫はない。 至福も、復讐もない、 天国はない、地獄の恐れもない。 私は彼岸に逆らうまでだ! メフィストフェレス ご立派、ご立派! それこそ進歩だ。 今や貴方の選んだ道は正しいのだ! ファウスト (震えながら、彼は署名した紙片をメフィストに差し出す) さあ。我が期間が終わった後、 いずれ分かるだろう、もしかするとお前が敗ける、 私は、お前の主ではないのか (彼は気を失って倒れる。) 合唱 いと高き天の神に、栄光あれ、地には、平安あれ。 (メフィストはちょっとの間、彼の犠牲者の姿を見て楽しみ、彼からその紙片をひったくる。) メフィストフェレス 捕まえたぞ! (彼は姿を消す。舞台は次第に明るくなる。窓から、またあらゆる隙間から、朝の太陽の光が丸天井の部屋に差し込んでくる。) 混声合唱 ハレルヤ! 幕間劇 (ミュンスター大聖堂の中の古式豊かなロマネスク風の礼拝堂。飾りけのない灰色の壁、木の長腰掛、磔刑像。 中廊からオルガン演奏が聞こえてくる。グレートヒェンの兄が跪いて祈っている) 兵士 御身は、寛容と恩寵の神のみにあらず。 時に、怒りと復讐と戦いの神でもある。 我にとって、御身はそういう神なり。 そういう神として、我が祈りを聞き届け給え。 我にはこの世で、 妹の他に何もなし。 親もなく、妻もなく、 代わるものもなし。 その妹を我より奪い、妹を破滅させた。 その男を見つけ出し、 正義の復讐を行わせ給え。 主よ、御身は寛容と恩寵の神のみにあらず。 我が祈りを聞き届け給え! メフィストフェレス あの男は貴方の死を目論んでいる。 ファウスト 奴を始末しろ。 メフィストフェレス 貴方がするのです。 ファウスト いや、私の手は汚したくない! 別の方法を探してくれ。 メフィストフェレス 奴が今、貴方だと分かったら、 貴方が自分で奴を殺す以外に方法はありません。 ファウスト 誰か見つけるんだ。 (兵士が動き始める。) メフィストフェレス 注意しろ! ファウスト 私はいやだ、私ではなく メフィストフェレス 奴か貴方かです。 ファウスト 奴は空っぽの苦悩の人生を引きずっているだけ。 私にはすることがある。 メフィストフェレス 分かった。 兵士 あの男だ、私が探していたのは! お慈悲を (メフィストは灰色の僧侶の姿でゆっくりと姿を現わし、兵士の傍に跪く。) メフィストフェレス 私に懺悔をしたくはありませんか? 兵士 私は悪いことは何もしていない。 メフィストフェレス しかし悪いことを目論んでおられる。 兵士 私が目論んでいるのは、正当なことだ。 あなたがそのことを知れば、 いわんや懺悔の必要はない。 メフィストフェレス でも、もしかしたら今こそ懺悔の時かもしれません! 兵士 神が私の味方だ。邪魔だ。 メフィストフェレス あなたにはもう時間がないと、誰が知っていましょう。 兵士 悪魔の僧侶め、醜い顔を見せろ! 私にはやましいことはない。 メフィストフェレス 顔ならもうすぐ見せてやる。 兵士 出て来い! メフィストフェレス 辛抱しろ、それより扉のほうを見ろ! 早く。身を守れ! (さっと立ち上がる、遠くから太鼓とトランペットの音が聞こえる。) やって来る。お前ひとりに6人だ。 闘争欲がお前を駆り立てないか? 俺の顔を見たいだって?ほら! (彼は舌を出す。メフィストは告解席に忍び込む。兵士はぎょっとして剣を抜き、壁を背にして立ち向かう。日が暮れてくる。扉の傍に、偵察隊を率いた少尉が現われる。) 少尉 あそこだ!見ろ! 我らが大尉殿を背後から打ちつけて、 教会に忍び込んだ。 目には目をだ、 奴を地面に叩きのめせ! 大佐殿は我々に感謝されるだろう。 (彼らは戦う。まもなく兵士は打ち殺されて斃れる) メフィストフェレス (告解席から、腕を伸ばして) ここで?聖なる場所で? お前らは悪魔か!地獄に落ちろ! それにしても上手くやった、 異存はない。 少尉 あの坊主は気違いだ。ほっとけ。 メフィストフェレス まずまずの出来だ。 勘定してみよう。 まず教会への冒涜、殺人を目論んでいた兄の兵士を始末、 分別のあるファウストは良心の呵責を負う。 つまりひとつの罠にねずみ三匹というわけだ。 (月の光が地面に横たわっている死者に差し込む。) VORSTELLUNG (Vor dem Vorhang) DER DICHTR AN DIE ZUSCHAUER Von Kind auf hat sich ein Stück mich hingerissen, Darin der Teufel was zu sagen hat, Des Kindes Ahnung wird, im Mann, zum Wissen, Doch hälfe Wissen nicht, würd es nicht Tat; Würde nicht Regung in Bewusstsein fliessen, Und in Anschauung dies, aus einer Saat Es liegt im Kind, wie in des Keims Gewalten, Der volle Trieb zum späteren Gestalten. Die Bühne zeigt von Leben die Gebärde, Unechtheit steht auf ihrer Stirn geprägt; Auf dass sie nicht zum Spiegel-Zerrbild werde, Als Zauberspiegel wirk sie schön und echt; Gebt zu, dass sie das Wahre nur entwerte, Dem Unglaubhaften wird sie erst gerecht Und wenn ihr sie, als Wirklichkeit, belachtet, Zwingt sie zum Ernst, als reines Spiel betrachtet. In dieser Form allein ruft sie nach Tönen, Musik steht dem Gemeinen abgewandt; Ihr Körper ist die Luft, ihr Klingen Sehnen, Sie schwebt... Das Wunder ist ihr Heimatland. Drum hielt ich Umschau unter allen jenen, Die mit dem Wunder wirkten, Hand in Hand Ob gut, oder böse, ob verdammt, ob selig, Sie ziehn mich an mit Macht unwiderstehlich. Von dreien, die ich weiss, der Teufelsritter, Ward einer von dem Bösen selbst gezeugt; Die Jungfrau überfällt s wie ein Gewitter, Aus ihrem Schoss darauf Merlin entsteigt; Den dunklen Mächten späterhin entglitt er, Wenn er sich, vor dem Höheren gebeugt Allwissenheit, vom Vater mitgegeben, Er nützt sie aus zu einem Segensleben. Beim zweiten miss ich ganz die Widersprüche, Als Einheit steht er da, ein Mann und echt, Sein Wagmut steigt ins Ungeheuerliche Und tausend Künste weiht er – dem Geschlecht, Wo ist der Zwang, dem Don Giovanni wiche? Ein solcher wär als Held mir eben recht Doch Meister Wolfgang ist s zu gut gelungen, Für immer hat er diesen Sang gesungen. Der dritte meiner Reih ist nicht geringer, Ein trotz ger Geist, ein Einzelner, auch er Ein Tiefbelesener, ein Höllenzwinger, Vieldeutiger zumal, und sonst auch mehr, in schwacher Mensch und doch ein starker Ringer Den Zweifel tragen hin und wieder her Herr des Gedankens, Diener dem Instinkt, Dem das Erschöpfen keine Lösung bringt. Das End ist Schrecken, doch sein Name steht, Die Chronik hält ihn, artet in Legende, Die Dichtung folgt, Unsterblichkeit umweht, Und des Nachbildens, Schmückens ist kein Ende; Als lebensähnlich die Gestalt ersteht, Täuschend bewegt durch unsichtbare Hände Das Puppenspiel vom Faust zieht durch die Zeiten, Ergriffenheit und Staunen zu bereiten. Zu Frankfurt war s, am Tag, und vor den Toren, Unter dem Volk ein Zaubrer fand sich ein; Der griff entschlossen nach des Spiels Figuren, Da schwand die Schau, als wär sie Dunst und Schein. Gemächlich erst, und in den alten Spuren, Haucht er den Sinn des Lebens ihnen ein Sie wachsen fort, ins Mystische gelenkt, Zu Höchst geschleudert und zu Tiefst versenkt. Und mit dem letzten Spruch von hinnen reist er. Der Rätselbau zeigt jegliche Gestalt; Von allen Seiten zieht er an die Geister, Er ist die Form für jeglichen Gehalt. Doch was vermöcht , egn Zauberer, ein Meister! Des Mesnchen Lied am Göttlichen verschallt Also belehrt erkannt ich meine Ziele Und wandte mich zurück – zum Puppenspiele. Besah mir nah die schlicht geformten Bilder, Die waren schöner jetzt, durch höheres Alter; Ich firnisste, hantierte als Vergülder - (es wirkt die Zeit nicht minder als Zerspalter) ich schärfte Eines, Andres strich ich milder, und aus der Larve flog herauf ein Falter ins Altgewebe flocht ich neue Maschen, vergess nes Muster wird euch überraschen. So stellt mein Spiel sich wohl lebendig dar, Doch bleibt sein Puppenursprung offenbar. Symphonia Ostervesper und Frühlingskeimen CHOR (hinter dem Vorhang) Pax - Pax - Pax Vorspiel I (Wittenberg. Vormittags. Studierzimmer. Hoher gotischer Raum, halb Bibliothek und halb alchemistische Küche, der sich in undeutliche Tiefe verliert; etwas verwittert. Faust, am Herde, mit der Beobachtung eines werdenden chemischen Vorganges beschäftigt sich und völlig darin vertieft. Nach kurzer Stille tritt Wagner ein) WAGNER Euerer Magnifizenz Verzeihung Euerer Magnifizenz Verseihung allien, Es melden sich drei Studenten. FAUST Ihr Wunsch? WAGNER Sie wollen ein Buch überreichen - FAUST Wagner, wahrhaftig! Ich mag so nicht weiter. Das Leben rollt rascher und - nicht mehr aufwärts. Nicht darf ich so breite Zeit an andre wenden. Und dem hilft doch kein Rat, der sich nicht selber besinnt! – Macht mich bei Ihnen entschuldigt. WAGNER Euerer Magnifizenz Verseihung. Es ist keine Arbeit diesmal, die man von Ihnen heischt. Das Buch mag sein eine seltene Handschrift, denn es trägt einen sonderlichen Titel Clavis Astartis Magica... FAUST Clavis Astartis -? Irrt Euch nicht? Wollt Ihr mich gar nasführen! Fangt Ihr Grillen? Seht Ihr Geister? WAGNER Nein, nein, Ich kann Magnifizenz versichern. FAUST Also lasst die Studenten ein. (Wagner ab) Faust, Faust, nun erfüllt sich dein Augenblick! Die Zaubermacht in meine Hand gegeben, die ungeheuren Zeichen mir erschlossen, heimliche Gewalten mir geknechtet, und ich kann - ja, ich kann - o, ihr Menschen, die ihr mich gepeinigt, hütet euch vor Faust! In seine Hand die Macht gegeben, heimliche Gewalt ihm zu Gebot, er wird euch zwingen, euch bezwingen. Wehe, wehe über euch!... Wenn Wagner dennoch irrte... vielleicht zum Heile?... WAGNER (tritt ein) Euere Magnifizenz, die Stundenten sind hier. FAUST Sie sollen kommen. (Wagner gibt ein Zeichen nach der Tür hin. Es treten auf drei schwarzgekleidete Studenten.) Wer seid Ihr? DIE DREI Studenten aus Krakau. FAUST O, mein altes, mein teures Krakau! Eure Gestalten rufen die Jugend mir zurück. Träume! Pläne! Wieviel hatt ich gehofft! - Seid willkommen, Und was führt euch zu mir? DER ERSTE Dieses Buch leg ich in Eure Hand. (Faust unterdrückt eine Bewegung des Ungestüms.) DER ZWEITE Von mir erhaltet Ihr den Schlüssel. DER DRITTE Diese Briefschaft macht es zu Euerem Eigentum. FAUST Wie kommt ein solches Geschenk mir zu? DIE DREI Du bist der Mesiter! FAUST Also darf ich es eignen? DIE DREI Es ist deines. FAUST Und wie soll ich euch dieses vergelten? DIE DREI Später. Leb wohl, tschüss Faust. FAUST Verweilet, bleibet meine Gäste! DIE DREI Leb wohl, tschüss Faust. FAUST So saget, dass ich euch wiederseh. DIE DREI Vielleicht. Leb wohl, Faust. (Sie gehen ab.) FAUST (sieht ihnen kopfschüttelnd nach) Sonderlinge! (Wagner tritt wieder ein.) Seid Ihr den Studenten begegnet? Und wollt Ihr nicht sie geleiten? WAGNER Euere Magnifizenz, ich begegnete keinem. FAUST Soeben gingen sie. WAGNER Ich sah niemanden. FAUST Ihr habt sie versäumt. WAGNER Ich sah niemanden. FAUST Ach, nun weiss ich, wer sie gewesen. (Der Metallbrei auf dem Herd überkocht mit lautem Geprassel. Wagner eilt geschäftig hinzu.) Vorspiel II Der nämliche Raum um die Mitternacht FAUST (allein) Die Sanduhr zeigt die Mitternacht Ich darf beginnen. Rätselvolles Geschenk, Nun sollst du dich bewähren. (Faust schlägt das Buch des Astartis auf) So wäre dies die erste Handlung! (Er löst seinen Gürtel und bildet mit ihm einen Kreis auf dem Boden; tritt in den Kreis, den Schlüssel in der Hand.) Luzifer! Luzifer! Gefallener Engel, du, der Stolzeste, herbei! (Er hebt den Schlüssel, der erstrahlt.) Luzifer! Hierher zu mir! (Fahlgrünes Leuchten durchtanzt den Raum. Der Schlüssel erstrahlt mehr und mehr. Eine sichtliche Erregung überfällt Faust.) UNSICHTBARER CHOR Dein Begehr? FAUST Entsende mir deine Diener. CHOR Du willst? FAUST Ich will. CHOR Du beharrst? FAUST Ja, ich will! CHOR Sie kommen! Sie kommen! (Die Studierlampe und der Schlüssel erlöschen. Sechs Zungenflammen schweben im Raum.) FAUST Was tat ich! (Drückende Stille.) Wie konnt es alsobald gelingen? Darf ich mich weiter wagen? Ich sollte sie befragen, doch es ekelt mich davor, schon ihre Stimmen könnten mich töten. CHOR Frage immerhin. FAUST Wohlan. So sprich, du Esrter, du Tiefster Gib deinen Namen. ERSTE STIMME Gravis. FAUST Sag an, wie sehr du geschwind bist. ERSTE STIMME Wie der Sand in dem Uhrglas. FAUST Wie der Sand in dem Uhrglas? Hinweg, kriechendes Wesen. (Die erste Flamme erlischt. Für sich) Sie gehorchen. (Laut) Der Zweite! Welcher bist du? ZWEITE STIMME Levis. Ich bin geschwind wie das fallende Laub. FAUST Der Mensch fällt hurtiger als du verschwinde. (Die zwiete Flamme erlischt.) Gib Rede, Dritter, gleich den andren. DRITTE STIMME Ich bin Asmodus. Ich eile wie der Bach, der sich vom Felsen stürzt; über Bergeskämme, durch die Felder sprudelnd, hin bis zum Ozean! FAUST Ein Prahler bist du. Du zieht es nur abwärts fort mit dir! Fort! (Die dritte Flamme erlischt. Für sich) Mein Hoffen sinkt, ob auch mein Mut sich hebet. Offenbare dich, Vierter. VIERTE STIMME Ich bin Fürst Belzebuth. CHOR Belzebuth. VIERTE STIMME Ich schnelle wie die Kugel aus dem Rohre; genügt s dir? CHOR Genügt s dir? FAUST Nein. Ein Spottführst! Ist die Flinte nicht etwa Menschenwerk? Ist des Menschen Wunsch, ist denn nicht sein Traum höher zielend, weiter tragend? Wie könntest du mir, Faust, genügen? Entweiche! Und du, und du, Zweitletzter, nenn dich, bezeichne dich, Fünfter! (Die vierte Flamme erlischt.) FÜNFTE STIMME Schaue hier, Megäros - CHOR Schaue hier, Maegäros. FÜNFTE STIMME ―- wie der Sturm behende. CHOR Hier schaue Megäros, Wie der Sturm behende. FAUST Das klingt nach Etwas, doch es erschöpft nicht. Ich blasé, Sturm, dich aus verwehe. (Die fünfte Flamme erlischt.) CHOR Üh! FAUST Schweiget! (tritt aus dem Kreise) Ein einzelner blieb. Ich zögre, die letzte Hoffnung zu zerstören mir bangt vor der eklen Leere, die folgen muß. So wäre dies der ganze Höllenprunk! Wie steht doch eines Menschen Geist darüber! In ihm ist des Gottes Hauch. Wie ich euch verachte, die ihr hier gedämmert, und nun dunkelt, ihr Dünkelhaften! Ich kehre mich ab von euch. Welchem Wahn gab ich mich hin! Arbeit, heilende Welle, in dir bade ich mich rein! SECHSTE STIMME Faust! FAUST Wie hell flackert das Licht. Ist es von ihm aus, dass die Stimme ruft? Wie hoch züngelt es auf! Wirst auch nicht mehr vermögen, als die andren, o du lichtere Flamme. Ich mag nichts erfahren von dir. SECHSTE STIMME Faust! Faust! Faust! FAUST Noch einmal? Und dringender? So magst du reden. SECHSTE STIMME Faust, ich bin geschwind als wie des Menschen Gedanke. FAUST Als wie des Menschen Gedanke? Was will ich mehr? Dein Name? SECHSTE STIMME Mephistopheles. FAUST Mephistopheles? SECHSTE STIMME Mephistopheles. CHOR Mephistopheles. FAUST So zeige dich in greifbarer Gestalt. (Mephistopheles tritt unbemerkt ein und verbleibt in serviler Haltung. Er trägt ein anliegendes schwarzes Gewand.-Faust, der noch die Flamme anstarrte, erblickt ihn unerwartet und unterdrückt eine Regung des Widerwillens.) FAUST Willst du mir dienen? MEPHISTOPHELES Fragt sich, in welcher Weise? FAUST Beschaffe mir für meines Lebens Rest Die unbedingte Erfüllung jeden Wunsches, Lass mich die Welt umfassen, ―- den Osten und den Süden, die mich rufen - o, lass mich die Welt umfassen, der Menschen Tun begreifen, es ungeahnt erweitern; gib mir Genie, gib mir auch sein Leiden. auf daß ich glücklich werde wie kein andrer. MEPHISTOPHELES Weiter, nur weiter, falls Ihr etwa nicht zu Ende wärt. FAUST O laß mich die Welt umfassen, der Menschen Tun vollauf begreifen und ungeahnt erweitern; gib mir Genie, gib mir auch sein Leiden. MEPHISTOPHELES Was noch mehr? FAUST Mache mich frei! So dientest du mir recht, Bis an die Erschöpfung, hernach - Jetzt fordre du. MEPHISTOPHELES Hernach dienest du mir, fortab. FAUST Ich dir dienen? Dir? In aller Zeiten Ewigkeit?! Ich - kann nicht. Ich kann - und will nicht. Mache dich fort. MEPHISTOPHELES Höre, Faust. Draussen stehn die Gläubiger. Zuhauf, die du hast betrogen. Über dein Mädchen hast du Unglück gebracht der Bruder Trachtet nach dem Leben. Die Pfaffen, Sie sind hinter dir her sie wittern, und nicht Mit Unrecht Der Scheiterhaufen wartet deiner! FAUST Genug, genug! Ich weiss! MEPHISTOPHELES Heheh! So seid ihr Menschen, Die ihr unablässig Einander aufreizt und jagt! FAUST Lass den Gemeinplatz, spar deine Weisheit. MEPHISTOPHELES Kommt es einmal zum Letzten, Dann sind meinesgleichen, Dann bin ich geringerer Teufel, Als Retter gefällig zur Stelle. Höre, Faust Ich gebe dir Reichtum und Macht, Freuden der Liebe, weitesten Ruhmesglanz, weltlichen Ruhm. Offen sind dir die Herrlichkeiten dieser Erde! FAUST Ende! MEPHISTOPHELES Und draußen drängen die Gläubger, lauert der Bruder, wittern die Pfaffen, sie fordern, sie morden, sie brennen! (lacht leise) FAUST Ich weiß, ich weiß! Ende! MEPHISTOPHELES So stehn die Dinge. Wähle! FAUST Schlau wusstest du die schlingen zu legen. MEPHISTOPHELES Schlag ein. FAUST Niemals! (Klopfen an der Tür.) MEPHISTOPHELES Deine Schergen stehn dahinter. Ein Wort von dir, und sie sind nicht mehr! (Stärkeres Klopfen.) FAUST Töte sie. MEPHISTOPHELES Es ist geschehn. Möchtet His das Übrige abwarten? FAUST Kaum! - Ich geb mich dir. Aber jetzt - verlass mich. MEPHISTOPHELES Nur noch ein Geringes. FAUST Fort, fort, fort! Ich kann dich nicht ertragen! MEPHISTOPHELES Du musst es lernen. CHOR Credo in unum Deum. Patrem omnipotentem, creatorem coeli et terrae visibilium omnium et invisbilium. FAUST Was verlangst du noch? MEPHISTOPHELES Ein kurzes Schreiben, mit deinem Blut Gezeichnet, rot auf weiss. FAUST So gib es. MEPHISTOPHELES Brav. CHOR Cred in unum Deum. FAUST Wo ist mein Wille, wo mein Stolz geblieben! Unseliger Faust, das Höllenwerk begann. (Tritt an das Fenster) Wie wird mir! (Es wird Tag. Ostertag) CHOR Et ressurexit tertia die - secundum scripturam et ascendit in coelum, - sedet ad dexteram Patris. FAUST Ostertag! Da ziehen die Guten zum Münster. Oh, Tag meiner Kindheit! MEPHISTOPHELES Kehr dich nicht an das Gesäusel. FAUST Still! CHOR Et iterum venturus est - cum gloria Judicare vivos, -- vivos et mortuos. Credo, credo, credo! FAUST Du, Faust, bist nun ein Toter. Ich werde gerichtet! Wer hilft mir? (Ein Rabe fliegt herbei, Feder im Schnabel, die Mephistopheles ihm abnimmt.) MEPHISTOPHELES Ein Mann, Faust, du hast dein Wort zu halten Vollziehe! FAUST Noch hat es Zeit. Fauch mich nicht an. CHOR Credo, credo. FAUST (verzweifelt) Es gibt kein Erbarmen. Es gibt keine Seligkeit, keine Vergeltung, den Himmel icht und nicht die Höllenschrecken dem Jenseitz trotz ich! MEPHISTOPHELES Tüchtig, tüchtig! Dan nenn ich fortgeschritten Nun seid Ihr eben auf der rechten Fährte! FAUST (zitternd, indem er Mephistopheles das unterschriebene Blatt entgegenstreckt) Hier - nach Schwinden meiner Frist – es wird sich zeigen - vielleicht unterliegst noch du - bin ich - nicht dein Herr - (Er fällt ohnmächtig nieder.) CHOR Gloria in excelsis Deo et in terra pax. (Mephistopheles weidet sich eine Zeitlang an dem Anblick seines Opfers - und entreisst ihm das Blatt.) MEPHISTOPHELES Gefangen! (Er versinkt. Die Bühne wird stetig heller. Von dem Fenster her, und wie durch alle Ritzen, fluten Morgensonnenstrahlen in das Gewölbe herein.) CHOR DER MÄNNER UND FRAUEN Allelujah! ZWISCHENSPIEL (Uralte romanische Kapelle in Münster. Kahle graue Wände, Holzbänke, ein Kruzifix, Orgelspiel vom Hauptschiffe her vernehmbar. Gretchens Bruder kniend im Gebet) DER SOLDAT Du, der du nicht allein der Gott der Milde und der Gnade bist; zu Zeiten auch des Zornes, und der Rache, und der Schlachten, als der du mir bist vertrauter erhöre mein Gebet! Ich hatte nichts auf der Welt, als mein Geschwister, nicht Eltern, noch Weib und nichts, das mir s ersetze. Man hat es mir genommen, hat es verdorben Lass du den Mann mich finden und lass ihm Recht geschehn. Herr, der du nict allein der Gott der Mild und der Gnade, erhöre mein Gebet! MEPHISTOPHELES Der Mann sinnt auf deinen Tod. FAUST Räum ihn aus dem Wege. MEPHISTOPHELES Auf deine Rechnung. FAUST Nein, ich will meine Hände rein wahren! Such ein andres. MEPHISTOPHELES Wenn er dich jetzt erkennt, kein andrer Ausweg, als dass du ihn selbst tötest. FAUST Find einen anderen. (Der soldat macht eine Bewegung.) MEPHISTOPHELES Aufgepasst! FAUST Nicht ich, nicht ich - MEPHISTOPHELES Er oder du. FAUST Er schleppt sein Leben in eitler Qual, ich bin ein Mann der Tat. MEPHISTOPHELES Einverstanden. DER SOLDAT Den Mann, den Mann, den ich suche! Erbarmen (Mephistopheles als grauer Mönch tritt langsam auf und kniet Seite an Seite des Soldaten nieder.) MEPHISTOPHELES Möchtest du mir nicht beichten? DER SOLDAT Ich habe nicht an Bösem was getan. MEPHISTOPHELES Aber du hast welches vor. DER SOLDAT Ich habe vor, was Rechtens ist. Weisst du s, brauch ich zu beichten um so weniger. MEPHISTOPHELES Vielleicht wär s doch an der rechten Zeit! DER SOLDAT Gott ist bei mir. Du bist mir lästig. MEPHISTOPHELES Wer weiss, deine Stunde ist nicht weit. DER SOLDAT Teufelsmönch, zeig deine Fratze! Ich bin ein offener Mann! MEPHISTOPHELES Du wirst sie bald sehen. DER SOLDAT Hervor damit! MEPHISTOPHELES Geduld, sieh lieber nach der Tür. Hurtig. Wehr dich! (Springt auf. Entfernte Trommeln und Trompeten.) Man rückt heran. Es sind ihrer sechs gegen Einen. Sticht dich nicht eine Rauflust? Meine Fratze? Da! (Er streckt ihm die Zunge. Mephistopheles schleicht in einen Beichtstuhl. Der Soldat zieht entsetzt einen Degen und stell t sich mit dem Rücken gegen die Wand. Es dämmert tief. An der Tür zeigt sich der Leutnant, der eine Patrouille anführt.) LEUTNANT Dort! Seht ihn! Verkrochen in der Kirche, der unsern Hauptmann niederschlug von hinten Gleiches mit Gleichem, haut den Mann zu Boden! Der Oberst wird s uns danken! (Sie kämpfen. Kurz darauf fällt der Soldat erschlagen) MEPHISTOPHELES (aus dem Beichtstuhl, mit gereckten Armen) Hier? Am heiligen Ort? Ihr seid des Teufels! Mürbe für die Hölle! Im übrigen gut gemacht, und meine Segen. LEUTNANT Der Mönch ist toll. Lasst ihn laufen. MEPHISTOPHELES Möcht euch wohl nicht anders raten. Ziehn wir die Rechnung vorerst, Kirchenschändung; Bruder Soldat, mit einem Mordplan, ab; der weise Faust ladet s auf sein Gewissen drei Ratten in einer Falle. (Ein Strahl des Mondes senkt sich auf den am Boden hingestreckten Toten.) この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@ Aiko Oshio Busoni,Ferruccio/Doktor Faust/2
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Market Overview According to Market Research Future (MRFR), the global Bare Metal Cloud Market Research is expected to expand from USD 1.52 billion in 2020 to USD 7.73 billion by 2027, with a CAGR of 31.12% from 2020 to 2027 (forecast period). The report offers a systematic and rigorous evaluation of the effect of COVID 19 on current and future economic conditions. The report addresses some of the key market factors that will impact the growth of the sector, such as market share, the emerging region, and key players. Bare Metal Cloud is a public cloud service alternative built directly on hardware without the need for virtualization. It is primarily used to improve storage capacity, conduct data-intensive computing operations, and deliver efficient high-performance, latency-sensitive workloads across multiple platforms. A bare metal cloud server is provided via a Metal-as-a-Service (MaaS) model dedicated to a single tenant. Workloads are deployed in this cloud type to servers that are pre-configured with client-specific specifications and performance capacity. Bare metal cloud servers offer high performance, high availability, and cost-effective infrastructure services. Get a Free Sample @ https //www.marketresearchfuture.com/sample_request/7032 Market Dynamics Rising use of data-intensive applications that are latency sensitive, increasing demand for flexible, effective, and on-demand cloud service applications, and the need for increased processing power and input/output operations per second are some of the factors stimulating the expansion of the Bare Metal Cloud Market Research. Market Segmentation The global market for bare metal cloud has been segmented based on service type, organization type, and vertical. Based on the service type, the global bare metal cloud market has been segmented into database services, computing services, networking services, identity, and access management services, volume and object storage services, and others. Computing services are the most common bare metal cloud service among cloud-based companies that ensure the proper functioning of their data center operations. Computing services include data-intensive computing operations, mission-critical applications, large Random-Access Memory (RAM) Non-Volatile Express Memory (NVMe), and Solid-State Drives (SSDs). Based on organization type, the global bare metal cloud market has been segmented into small and medium enterprises and large enterprises. On the basis of vertical, the global bare metal cloud market has been segmented into BFSI, government, manufacturing, healthcare, IT and telecommunication, retail, and others. Regional Analysis The geographical analysis of the global bare metal cloud market is done for Europe, Asia Pacific (APAC), North America, and the rest of the world. North America, trailed by Europe, is projected to dominate the bare metal cloud market, as these regions are sustainable and well-established economies that invest extensively in emerging technologies like Internet of Things (IoT), DevOps, Big Data, Mobility and Social Media. In addition, public sector cloud initiatives such as CloudFirst and the trusted cloud will drive growth in these regions during the forecast period. Asia Pacific is set to rise at the highest CAGR during the forecast period due to significant cloud initiatives undertaken by various countries such as Australia, China, and Singapore (G-Cloud) Get Full Report @ https //www.marketresearchfuture.com/reports/bare-metal-cloud-market-7032 Key Players The industry giants in the bare metal cloud market are significant vendors such as IBM Corporation (U.S.), Internap Corporation (U.S.), Oracle Corporation (U.S.), CenturyLink, Inc. (U.S.), and Rackspace Hosting, Inc. (U.S.). The other critical innovators in the market are Dell Technologies, Inc., Scaleway Inc., Spotinst, Joyent, Inc., Bigstep, and Strom. Table of Contents 1 Executive Summary 2 Scope of The Report 2.1 Market Definition 2.2 Scope of The Study 2.2.1 Research Objectives 2.2.2 Assumptions Limitations 2.3 Market Structure Continued… Similar Report B2B Telecommunication Market Information by Solution (Unified Communication and Collaboration), Deployment (Fixed, Mobile), Organization Size (Large, Enterprise), Application (Industrial, Commercial) and regions Trending #MRFR Report** https //ictmrfr.blogspot.com/2022/04/geofencing-market-companies-growth-with.html https //blogfreely.net/pranali004/telecom-expense-management-market-size-impressive-cagr-changing-business-scope https //postheaven.net/pranali004/financial-app-industry-impressive-cagr-changing-business-needs-scope-of https //market-research-future.tribe.so/post/openstack-service-market-research-impressive-cagr-changing-scope-of-current--6263de46791566c10c79891e https //www.scutify.com/articles/2022-04-24-infrastructure-as-a-service-industry-cagr-changing-business-scope-of-current-and-future-industry- About Market Research Future At Market Research Future (MRFR), we enable our customers to unravel the complexity of various industries through our Cooked Research Report (CRR), Half-Cooked Research Reports (HCRR), Raw Research Reports (3R), Continuous-Feed Research (CFR), and Market Research Consulting Services. Contact Market Research Future (Part of Wantstats Research and Media Private Limited) 99 Hudson Street, 5Th Floor New York, NY 10013 United States of America 1 628 258 0071 (US) 44 2035 002 764 (UK) Email sales@marketresearchfuture.com Website https //www.marketresearchfuture.com
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第2幕 第1場 (高い木立に満ちたイゾルデの居室の前庭。舞台脇に位置する上り階段がそこへとつながっている。明るくて風情のある夏の夜。開け放たれたドアのたもとには、燃えさかる松明が立てられている。狩の響き。ブランゲーネは、居室の脇の階段の上に立ちながら、ますます離れたところから聞こえてくる狩の一行の様子を目で追っている。不安に駆られて居室を振り返って見ると、イゾルデが近づいて来るのが見える。イゾルデは居室から出て、燃えるようにきびきびと彼女のもとへと進んでくる。) ISOLDE あなたにはまだ聞こえるの?あんな音、 私にはとっくに遠くに行ってしまったのに。 BRANGÄNE (耳を澄ましながら) まだまだ近くにいます、 はっきりと響いて来ます。 ISOLDE (耳を澄ましながら) 心配と恐怖のあまり 耳がおかしくなっているのよ。 あなたを惑わせているのは 木の葉が、さやさやといっている音だわ。 風が微笑みながら木の葉を揺すっているのだもの。 BRANGÄNE あなたこそ、ご自身の願いの激しさに 惑わされているのです。 あなたに聞こえる音は、ご自身の妄想です。 (耳を澄ます) 私にはホルンの音が聞こえます・・・ ISOLDE (再び耳を澄ましながら) ホルンの音なら こんなにたおやかに響くものですか。 泉から、やさしく、 さらさらと流れ出る波の音が こんなにも喜ばしくざわめいて来るのです。 ホルンの音がまだ轟いてるなら、 どうして私にそれが聞こえるでしょう? 夜の沈黙の中で 私に笑いかけるのはただあの泉だけ。 静まりかえった夜の中で あの方は私を待っている・・・ ホルンがまだ近くで鳴っているなどと言って、 あなたは、その方を私に近づけずにおくつもり? BRANGÄNE あなたを待っている方・・・ おお、私の警告を聞いて下さいまし・・・! この夜その方を密告者が狙っているのです。 あなたの目が見えなくなったからといって、 世間の目まで見えなくなったと よもやお思いなのですか? あの時、船べりで トリスタン様の震える手から、 自分をほとんど見失い 血の気の失せた花嫁を マルケ王がお出迎えしたとき、 あらゆる者が当惑して よろめいている方を見るばかりだったとき、 お心映えの優しい王様は 穏やかなお気遣いを見せて、 あなたが耐え忍んだ長い航海の苦労を 大声で悲しまれました。 ところが、私は気がつきました、 ただ一人の男だけが、 トリスタン様だけに目をやっているのを。 邪悪な悪だくみと 探るような目つきで その男はトリスタン様の表情の中から 自分に役立つことを読み取ろうとしていたのです。 この男が陰険に耳をそばだてているところに 出くわすこともしばしばでした。 ひそかにあなたがたを陥れようとする男、 メロートを警戒してください! ISOLDE メロート様のことを言っているの? おやおや、勘違いもいいところね! あの方はトリスタン様の もっとも誠実なお友達じゃなくって? 私の大切な人が私を避けねばならない時は 決まってメロート様と二人でいるじゃないですか。 BRANGÄNE 私にあの男を怪しいと思わせているところが あなたには好ましく見えるのです! トリスタン様からマルケ王のもとへ メロートの道は通じていて、 そこにあの男は災いの種を播くのです。 今日、人々が会議の場で 今宵の狩を こんなにあわてて素早く決めたのも、 あなたが呑気に思っている以上に もっと高貴な獲物を 猟師の悪だくみは狙っているからなのです。 ISOLDE お友達に良かれと思い、 このたくらみを あくまで同情から 友であるメロート様は仕組まれたのです。 誠実な方をののしるつもりなの? お前なんかより余程 あの方のほうが私を気遣ってくれるわ、 お前が私に閉ざしたものを あの方は開いて見せてくれるのだから。 おお、ぐずぐずしているままの苦痛は勘弁して! 灯りよ、ブランゲーネ! おお、灯りをよこしなさい! この光の 最後のかがやきを消すのです! ほんとうの夜になるように 合図するのです。 もうすでに夜は、森の中、家の中を 寝静まらさせて、 私の心をも、とっくに 歓喜に満ちたおののきで満たしています。 おお、光を消しなさい、 人を追い払うかがやきを消しなさい! 愛する人を迎え入れるために! BRANGÄNE ああ・・・警告の灯りはそのままにして下さい! あなたに危険を知らせるためなのに! おお、かなしい!かなしい! ああ、なんと哀れな私でしょう! あの忌まわしい飲み物! 不忠にも、 たった一度きり 姫様の意向に背いたばかりに! もし耳をふさぎ目を閉じて意向に従えば、 あなたがなさろうとした行為の結末は すなわち死でした。 でも、あなたの恥辱、 恥ずべき苦しみ・・・ それが私のした行為の結末でした。 罪深い私が、それを知らねばならぬとは! ISOLDE あなたのした行為ですって? おお、なんと馬鹿なひと! 恋の女神を知らないとでも? そして、その魔力を知らないとでも? 最も大胆な心を持つ 女王よ? 世界の全てを生成する 支配者よ? 生と死は 彼女のしもべ・・・ 女神は歓喜と苦悩から、生と死を織り上げ、 嫉妬すらも愛に変えるのです。 死の薬を 不遜にも私は手に取りましたが、 恋の女神は、それを 私の手の及ばぬところへ取り上げてしまわれた。 いちど死を覚悟した女を ひとまず生かしておいて 死の薬を 彼女の手にお収めになったのです。 もう、どうなってもいいの。 どんな結末を迎えてもいい。 どんな運命になったっていい。 どんな所に連れて行かれてもいい。 私は恋の女神のものになったの。 だから女神への忠節を尽くさせて! BRANGÄNE もはや恋の 悪意に満ちた薬が あなたの理性の光を奪い去ってしまい、 私がいくら警告しても、 あなた様は分かってくれないとしても、 今日だけは聞いてください・・・ ああ・・・私の願いを聞いてください! あなたを危険から守ってくれる明るい光を・・・ 今日だけは、今日だけは、 あの明るい松明を消さないでください! ISOLDE 私の胸の中で 炎を煽りたてている女神、 私の心を 燃え立たせている女神、 魂の昼となって 私に笑いかけている女神・・・そうよ、 恋の女神はこのように望んでいるのです・・・ 「夜よ、来るのだ! そこで明るくかがやけ! (松明に駆け寄って) お前の松明の光なんか消え失せろ。」 (ドアから松明を取る) お前は見張り台へ行って、 そこで忠実に見張りなさい! この松明・・・ これが、たとえ私の命の光だとしても・・・ 私は、笑いながら、 ためらわず消し去るわ! (松明を地面に投げ捨てたので、松明の火は次第に消えていく。ブランゲーネは動転しながらもこちらに背を向けて、外に通じる石段づたいに鋸壁の上まで登りつめるので、彼女の姿はゆっくりと見えなくなっていく。イゾルデは、木立に囲まれた小道のほうに、初めは内気そうに耳を澄まし、目をこらしている。しかし、次第に高まっていく期待に動かされて、木立の小道のほうへと近寄っていき、ますます確信を深めたように目をこらす。ハンカチーフで行っていた彼女の合図は、初めは時々でしかなかったが、徐々に回数を増し、ついには情熱的な焦燥の中で、どんどん速くなっていく。突然の恍惚とした身振りは、彼女があの友を彼方に認めたことを物語る。彼女はますます高く伸びあがり、この空間をもっと良く見渡そうと石段へと急いで戻りながら、石段の最上段から近づいて来る者に合図をする。そしてその者に向かって弾けるように飛んでいく。) 第2場 TRISTAN (飛び込んでくる) イゾルデ!いとしい人! ISOLDE トリスタン!いとしい方! (二人は嵐のように抱きしめ合い、そのまま舞台前景へと出てくる) あなたはあたしのもの? TRISTAN また君を手に入れたの? ISOLDE あたし、あなたをつかまえていいの? TRISTAN 信じていいんだろうか? ISOLDE やっとだわ!やっと! TRISTAN 僕の胸へ! ISOLDE あたしが感じているのは、ほんとうにあなた? TRISTAN 君を見ているのは僕自身? ISOLDE これがあなたの眼? TRISTAN これが君の口? ISOLDE ここにあなたの手? TRISTAN ここに君の心臓? ISOLDE あたしなの?あなたなの? あたし、あなたをしっかりつかまえている? TRISTAN 僕なのか?君なのか? まやかしじゃないの? 【二人】 夢じゃないかしら? おお、魂の歓喜、 おお、最高に甘く気高く、 最高に向う見ずで美しい、 最高に幸せな歓び! TRISTAN たぐいのない! ISOLDE 豊饒の! TRISTAN 至福の! ISOLDE 永遠の! TRISTAN 永遠の! ISOLDE 予感されたことも、 認識されたこともない! TRISTAN 感情にあふれ 高く崇高な! ISOLDE 喜びの歓声! TRISTAN 歓びの恍惚! 【二人】 天にも届くほどの 世界の陶酔! ISOLDE あたしのもの!トリスタンはあたしのもの! TRISTAN 僕のもの!イゾルデは僕のもの! 【二人】 私のものであり、あなたのもの! 永遠に、永遠にひとつのもの! ISOLDE なんて長い間、遠かったの! なんて遠かったの!この長い間! TRISTAN なんと遠いのだ、こんなに近いのに! こんなに近いのに、なんと遠いのだ! ISOLDE おお、お友達のかたき! 意地悪な「遠さ」! 鈍重な時間の ぐずぐずした「長さ」! TRISTAN おお、「遠さ」と「近さ」、 無情にも二つに引き裂かれたもの! 愛らしい「近さ」! 味気ない「遠さ」! ISOLDE あなたは暗闇の中に、 あたしは光の中にいた! TRISTAN その光だ!その光だ! おお、この光は、 なんと長い間消えなかったろう! 太陽が沈み、 昼が遠ざかっても、 昼はその嫉妬を 押し殺そうともしなかった。 人を追い払うためのしるしを あらたに灯し、 そのしるしを愛する人の扉のもとに置き、 私がその人のもとへ行けないようにしたのだ。 ISOLDE でも、愛する者の手は その光を消したわ、 侍女は抵抗しましたが、 あたしは恐れなかった。 恋の女神のお力とご加護を得て 昼に反抗したのです! TRISTAN その昼だ!その昼! あの陰険な昼を、 あの最も手強い敵を、 憎み、非難しよう! あなたが、あの光にそうしたように、 ああ、僕もあの松明を、 愛の苦しみに報いるために、 厚かましい昼の目の前で消せればいいのに! あいつがあの明るさでもって 呼び起こさない 苦難が一つでもあるだろうか、 苦痛が一つでもあるだろうか? 夜の黄昏どきの 壮麗さの中にあってさえ、 可愛いあの人が、自分の家でも昼を心に抱き、 脅すように私に差し出した! ISOLDE 愛する女が昼を 自分の家の中で抱いていたとすれば、 自分の心の中で 明らかに、混乱しながら 反抗的に昼を抱いていたのは、 かつては、あたしの愛する人でした。 トリスタン・・・あたしを欺いた人! その方の中から嘘をついたのは、 昼ではなかったの? その方がアイルランドに 求婚の旅に出て、 マルケ様にあたしを娶せようとし、 死に忠誠を捧げた時。 TRISTAN その昼です!その昼、 それがあなたの周りできらめき、 その人が太陽にも 比されるところにまで導き、 最上の栄誉の 輝きと光の中で イゾルデを私から奪い去ろうとしたのです。 その情景は私の眼を ひどく魅了しましたが、 私の心は深く 地面へと押しつけられました。 こんな明るい昼の明りの中で どうしてイゾルデが私のものになったでしょう? ISOLDE あなたのものではなかったでしょうか、 あなたを選んだこの女は? なぜ意地悪な昼は あなたをそそのかして、 あなたに定められたこの女を あなたが裏切るようにさせたのでしょう? TRISTAN あなたの周りで 気高い壮麗さできらめいていたもの、 栄誉のかがやき、 名声の力、 そうしたものに執心するほど、 私は妄想のとりこになっていた。 かすかな光の 一点の曇りもない明りとともに 私を頭の天辺から 明るく照らしていたもの、 世界の名誉にみちた 昼の太陽が、 その光線の 空しい喜びとともに、 私の頭の天辺を 貫いて 心の奥底の 深い小部屋にまで達したのです。 そのとき、清らかな夜の中で 暗闇に閉ざされながら目ざめていたもの、 知りもせず予感もせずに、 私がその黄昏の中に感じ取っていたもの、 私の両眼があえて見ることが できなかった一つの映像が、 昼の明りに照らされて、かすかに光りながら 私の眼の前に開かれたのです。 私にとって賞賛に値し 気高いと思われたものを、 私は高らかに 全軍の前で賞賛しました。 すべての領民の前で 高らかに褒め称えたのです、 地上で最も美しい 王の花嫁を。 昼が私の身に呼び起こした 羨望、 私の幸福が呼び覚ました 嫉妬、 栄誉と名声を気の重いものとした 妬み、 こうした全てに私は逆らい、 誠実に決心したのです、 栄誉と名声を保持するために 私自身がアイルランドへ旅立つことを。 ISOLDE ああ、何と空しい昼の奴隷だったの! あなたを欺いたものに 欺かれて、 どんなにあたしはあなたのことを 愛しつつも苦しまねばならなかったか。 昼の偽りにみちた 華麗さの中で、 昼のきらめきの 欺瞞に囚われて、 愛が熱く その方を抱いている部分で、 心の最も奥深い部分で あなたを私ははっきりと憎みました。 ああ、でも心の奥底では なんと傷が深くうずいたことでしょう。 私がひそかに抱いていたものは、 あの時、何といとわしく思えたことでしょう、 昼の明りの中で 忠誠を心に抱いた片方の人が 愛の眼差しを失って、 敵として私の前に現れたのですから! あなたを裏切り者として 私に仕向けたもの、 あの昼の光から 私は逃れ去ろうとしました、 夜を目がけて あなたを一緒に連れて行こうとしました。 そこは、私の心に 偽りの終わりが約束され、 嘘を思いつく 妄想が溶けていくところ・・・ そこであなたと 永遠の恋を飲み干さんがため、 私とともに一つになって あなたをも死に捧げようと望んだのです。 TRISTAN あなたの手の中に その甘美な死はあったのです。 あの時、その手が私に差し出した その死を私が認め、 気高くもしっかりと 私に 罪の償いを約束するものを 示してくれたときに。 すると柔らかに 崇高な力につつまれて 私の胸の中で夜が暮れていきました。 その時、私の昼は終わったのです。 ISOLDE でも、ああ、偽りの飲み物は あなたを欺いて、 もう一度、夜はあなたから 姿を隠したのです。 ただ死の眼前に横たわっていた者を あの飲み物はまたも昼に投げ返したのです! TRISTAN おお、飲み物に称えあれ! その液体に称えあれ! その魔術の 気高い力に称えあれ! あの飲み物が私に注がれた 死の扉を通して、 その広々と開け放たれた場所で、 その飲み物は私に、私がその中で ただ夢みながら起きていただけだった 夜の奇蹟の王国を開いてみせたのです。 心の隠された小部屋の中の あの映像から、 その飲み物は、昼の 欺くような明るさを取り払い、 私の眼が夜を見通して、本当のことを 見ることができるようにしてくれたのです。 ISOLDE ですが、追い払われた昼は その復讐をしたのです。 昼があなたの罪と うまく折り合いをつけてしまい、 たそがれゆく夜が あなたに示してくれたものを、 あなたは、昼間の星ともいうべき 王の権力へと 譲り渡さねばならなかった・・・ ひとりさびしく 空しい壮麗さの中で、弱く光りながら そこで生きていかねばならなかった。 そんなことがどうやって私に耐え忍べたと? そして今もどうやって耐え忍べると? TRISTAN おお、ぼくたちは今や 夜に捧げられた者たちなのです! あの陰険な昼、 羨望に心はやる昼、 その昼の偽りがぼくたちを引き離したり、 嘘がぼくたちを欺くことは、もうできない! あの空しい壮麗さ、 あの大言壮語する明るさは 夜がその眼差しを向けた者には 嘲笑いの種でしかありません。 昼のゆらめく光が かりそめにぱっと輝いても ぼくたちの眼はもう眩まない。 死の夜を 愛しながら見出した者・・・ 夜がその深い秘密を 打ち明けた者・・・ その者の前では、昼の嘘、 名声や栄誉、 権力や利益は、 どんなに輝いて気高かろうが、 太陽の前の空しい塵のように ばらばらに解きほぐされてしまう! 昼の空しい妄想の中でその者に残されたのは ただ一つ、あこがれること・・・ 聖なる夜に向けて あこがれること、 その夜の中では、原初から永遠に、 ただ一つ真実なものとして 愛の喜びがその者に笑いかけているのです! (トリスタンは柔らかに彼女を傍に引き寄せて花の咲いたベンチに座らせ、彼女の膝の上に身を沈め、彼女の腕の中に頭を擦りよせる) 【二人】 おお、沈み来たれ、 愛の夜よ、 忘れさせておくれ、 私が生きていることを。 お前の胎内に 私を引き取り、 私をこの世から 引きはがしておくれ! TRISTAN 最後の松明の灯りも いまは消えた。 ISOLDE あたしたちが考えたこと、 あたしたちに思えたこと、 TRISTAN すべての考え・・・ ISOLDE すべての想い・・・ 【二人】 聖なる黄昏どきの 気高き予感は 妄想のぞっとするような感覚を 世を救いながら消し去っていく。 ISOLDE あたしたちの胸のうちに 太陽は身を隠し、 喜びの星々が 笑いながら輝く。 TRISTAN あなたの魔力に 柔らかに絡め取られ、 あなたの視線に 甘く溶かされ。 ISOLDE あなたの心には心を寄せ、 口には口を寄せて。 TRISTAN ひとつの息吹に ぴったり結びついて。 【二人】 喜びに眩んで 我が視線がさまよおうとも、 眩惑されて この世界が色褪せようとも、 ISOLDE 昼がまやかしで あたしたちを照らそうとも、 TRISTAN 欺くような妄想の前に 引きずり出されようとも、 【二人】 そんなことがあろうとも 私が、この世界そのもの! それは、歓喜のいとも気高き織物・・・ 愛のいとも神聖なる生命・・・ そして決して再び目覚めることなき、 妄念を離れた やさしく目ざめた願い。 (トリスタンとイゾルデは完き恍惚の状態に沈潜し、その恍惚の中で頭を寄せ合いながら花咲くベンチの上にあおむけになり、そのままでいる) 【ブランゲーネの声】 (見張りの鋸壁のほうから) ひとりさびしく見張る 夜のしじま・・・ 愛の夢が微笑みかける お二人さん・・・ この私の呼び声に 気がついて! 眠るお二人に 良からぬことが迫っています! 不安でたまらない私が、 起きて!と叫んでいるのです。 気がついて! 気がついて! もうすぐ夜が明けますわ。 ISOLDE (静かに) 聞いた?いとしい人! TRISTAN (同じように静かに) このまま死なせてくれ! ISOLDE (徐々に少し身をもたげながら) うらやんで見はっている! TRISTAN (あおむけになったままで) 絶対目覚めるものか! ISOLDE でもあの昼は トリスタンを起こさずにおかないはずでは? TRISTAN (少し頭をもたげながら) あんな昼など 死に打ち負かされたままでいい! ISOLDE (激しくなく) 昼と死、それは 同じような勢いで あたしたちの愛に迫ってくるよう 定められているのではないかしら? TRISTAN (ますます身を高く起こしながら) ぼくたちの愛? トリスタンの愛? 君の?ぼくの? イゾルデの愛? どんな死の勢いが その愛を打ち負かせるというんだい? あの力強い死・・・ それがぼくの前に立ちふさがり、 ぼくの体と命を 脅かしても、 そしてぼくはこの愛のためなら この体と命をわざと捨てるのだけれど、 そうだとしても、死の勢いがこの愛自身に 触れることなど一体あり得るだろうか? (頭をますますぴったりとイゾルデに擦り寄せながら) もしや僕が、そのためなら喜んで死ねる この愛のために今死んだとしても、 この愛がぼくとともに 死ぬなどということがあり得るだろうか? 永遠に生き続けるはずの愛が、 ぼくとともに終わるなどということが? そう、そしてこの男の愛が死なないんだとしたら、 どうして、トリスタンがこの愛のために 死ぬということが、あり得るんだい? ISOLDE でもあたしたちの愛は 「トリスタン、と・・・イゾルデ」 という名前じゃないかしら? この甘いことば・・・「と」。 その「と」が取り持って結んでいる 愛のきずな、 それはトリスタンがもしや死んでしまえば、 死がばらばらに壊してしまうんじゃないかしら? TRISTAN (きわめて冷静に) 死によって何が死ぬというの? 死ぬのはただ、ぼくたちの邪魔をするものだけ・・・ トリスタンが 変わらずイゾルデを愛し、永遠に 彼女のために生きることを邪魔するものだけ・・・ ISOLDE でもこのことば・・・「と」 それが壊されてしまったら、 イゾルデ自身の命とともに、 トリスタンも死の手に委ねられるかも・・・ それ以外のことが考えられる? (トリスタンは、意味深い身振りとともに、イゾルデをやさしく引き寄せて) TRISTAN ならばいっそ死んでしまったほうが いいのかい、離れずに、 永遠に一体になって 終わりなく、 目覚めることなく、 不安を抱くことなく、 名も無く 愛にかき抱かれ、 自らを捧げ尽くして、 この愛のためにのみ生きたほうが! ISOLDE (思いに沈み恍惚の中にあるように彼を見上げて) いっそ死んでしまったほうが よいのでしょうか、離れずに・・・ TRISTAN 永遠に一体になって 終わりなく・・・ ISOLDE 目覚めることなく・・・ TRISTAN 不安を抱くことなく・・・ 【二人】 名も無く 愛にかき抱かれ、 自らを捧げ尽くして、 この愛のためにのみ生きたほうが! (イゾルデは圧倒されたように頭を彼の胸に傾けながら) 【ブランゲーネの声】 (前と同じく見張りの鋸壁のほうから) 気がついて! 気がついて! もう夜は昼に取って代わられるわ。 TRISTAN (微笑みながらイゾルデに頭を垂れて) 聞いてなけりゃいけないのかい? ISOLDE (夢中になってトリスタンを見上げながら) このまま死なせてよ! TRISTAN (ますます真剣に) 起きてなけりゃいけないの? ISOLDE (ますます感動に震えながら) 絶対に起きないわ! TRISTAN (さらに迫るように) なおもあの昼が トリスタンを起こす定めだとでも? ISOLDE (陶酔して) 昼なんか 死に打ち負かされればいいのよ! TRISTAN 昼の脅しに、いま、 ぼくたちは逆らったのだね? ISOLDE (募りゆく陶酔とともに) 昼のまやかしを永遠に逃れたのよ。 TRISTAN 昼の白みゆく光が、ぼくたちを 追い払うことはもう決してないのだね? ISOLDE (大きな身振りで完全に身を起こしながら) あたしたちにとって夜は永遠に続くのよ! (トリスタンは彼女を追って身を起こし、熱狂的な陶酔の中で抱きしめあう) 【二人】 おお、永遠の夜、 甘美な夜! 気高く崇高な 愛の夜! お前が抱きしめた者、 お前が笑いかけた者、 それらの者は、どうして不安を抱かずに、 お前から目覚めることができようか? そんな不安は追い払ってしまえ、 やさしき死よ、 あこがれに満ちて望まれている 愛の死よ! お前の腕の中で、 お前に浄められ、 原初の神聖さに温められて、 目覚めの苦しみから解放されるのだ! TRISTAN どうやって捉えよう、 どうやって諦めよう、 この喜びを・・・ 【二人】 太陽からも遠く、 昼がもたらす別れの 嘆きからも遠く離れて! ISOLDE 妄想もなく・・・ TRISTAN 柔らかなあこがれ、 ISOLDE 不安を抱くことなく・・・ TRISTAN いとしき欲求。 嘆きもなく・・・ 【二人】 気高く消え去っていく。 ISOLDE 切なく求めることもなく・・・ 【二人】 やさしく闇につつまれて。 TRISTAN 避けることなく・・・ 【二人】 離れることなく、 ぴったりと二人きりになり、 永遠に我が家に帰り、 計り知れない空間で 至福の夢を見る。 TRISTAN トリスタンは君、 ぼくはイゾルデ、 もうトリスタンではない! ISOLDE あなたはイゾルデ、 トリスタンはあたし、 もうイゾルデじゃない! 【二人】 名づけることなく、 別れることなく、 新たに認め合い、 新たに燃え立ち、 永遠に終わらず、 ひとつの意識になる・・・ それは熱く燃え上がる胸の 至高の愛の歓び! (二人は陶然とした状態のままでいる) 第3場 (ブランゲーネが甲高い叫び声を発する) KURWENAL (抜き身の剣とともに突入してくる) お逃げください、トリスタン様! (トリスタンは驚いて背後の舞台のほうへ振り向く。マルケ王、メロート、その他の廷臣たちは狩の衣装に身を包んで、木立の合間の道をきびきびと舞台全面に進み出て、愛し合う二人の前に驚いて立ちすくむ。ブランゲーネは、時を同じくして城壁から降りて来て、まっしぐらにイゾルデのもとにやって来る。イゾルデは、無意識の恥ずかしさに捉えられ、顔をそむけて、花咲くベンチの上にもたれかかる。同様にトリスタンも無意識的に体を動かしつつも、片方の手でマントを広げて、イゾルデをやって来た者の視線から隠そうとする。彼は長い間この状態のまま、身じろぎもせず凍りついたような視線を男たちに向けたが、男たちは思いのままに動きながらも、目だけはトリスタンをじっと見ている。朝が白みゆく。) TRISTAN (より長い間の沈黙の後で) 味気ない昼だ、 これが最後だな! MELOT (マルケ王に) 殿、お言葉をいただかねばなりませぬぞ、 私めの訴えは正しかったでしょうか? 私めの首を質草にしましたが、 首はつながったと考えてようございますか? 私は殿にお示ししたのでございます、 それも明白な行為の現場で。 殿の名声と栄誉を 私は忠実に 恥辱からお守り申し上げたのでございます。 MARKE (深い衝撃を受けたあまり、震えた声で) 本当にそうしたというのか? そんなふうに思えるのか? そこの者を見るがよい、 誠実な中でも誠実な男だぞ、 その者に目をやるがよい、 親友の中でも最も親しき者だぞ、 そんな男の誠実の 最も自由な振舞いが 我が心を、こんなにも 敵意に満ちた裏切りで傷つけるとは! トリスタンが私を欺いたのなら、 いったい私はどんな希望を抱けば良いのだ? トリスタンが 私に嘘をついていたことが メロートの忠告により 明らかになったとしても。 TRISTAN (痙攣するように激しく) 昼の幽霊! 明け方の悪夢! 嘘つきで、みじめな! 消えてしまえ、行ってしまえ! MARKE (深く心を傷つけて) 私に、そう言うのか? そんなことを、トリスタンよ、私に・・・? どこに誠実があるというのだ? トリスタンが私を欺いた今・・・ 名誉と正しい作法なぞ どこにあるというのだ? すべての名誉の砦たる トリスタンがそれらをかなぐり捨てたからには・・・ トリスタンが楯の紋章にと 選んだ「美徳」・・・ その美徳は今や どこへ消え去ってしまったのだ? 美徳が我が友のもとを去った今、 トリスタンが私を裏切った今となっては・・・ (トリスタンは視線をゆっくりと地面に落としていく。マルケ王が言葉を続ける間、彼の表情には悲しみの色が次第に濃く読み取られる。) 何のためだったのか、 あの数知れぬ勲功は・・・ あの栄誉に満ちた名声、 あの偉大なる権力、それらはみなお前が このマルケのために勝ち取ったものなのに、 栄誉と名声は、 偉大さと権力は、 あの数知れぬ 勲功は、マルケに 与える恥辱の代わりにはならなかったのか? 王の感謝は 少なすぎるとでも思ったのか? お前が王のために勝ち取ったもの、 名声と王国を、王はお前に 遺産として持たせようと思ったというのに・・・ かつて子を作らずに 妻が死んだとき、 余りにも王はお前を愛していたので、 決して新たに このマルケ王は妃をとろうとはしなかった。 たしかに、宮廷でも領地でも あらゆる領民が、 頼むように、脅すように、 王に詰め寄り、 我が国にも女王がほしい、 お妃様を選びなさいと懇請した・・・ そしてお前自身さえも、 この叔父に 宮廷の願いを、 領地の望みを、 穏便に叶えなさいと懇願した・・・ それでも、宮廷と領地にあらがい、 お前にさえもあらがい、 抜け目なく、うまいこと 王はそれを拒んだのだ。しかし、 最後にはトリスタン、お前が王を脅迫したのだ。 永遠にこの宮廷と 領地に別れを告げるだろう、 お前自身が 王に花嫁を娶せるために 遣わされないならば、などと言って。 だからこそ王は成るがままに任せたのだ・・・ お前の胆力が私のために手に入れた こんなにも素晴らしい女人を いったい誰が見ることができよう? 誰が知りあうことができよう? 誰が誇りを持って 私のものだと言うことができよう? わが身の幸福を自ら讃えることなくしては・・・ 私の意志があえて 近寄ろうとしなかったもの、 我が願いが、畏敬に満ちつつも 内気に諦めていたもの、 あまりに素晴らしすぎて、 愛らしく高貴に、 我が魂を 癒さずにはいられぬもの、 そんな豪奢な花嫁を 敵意と危険をものともせず、 お前は私に捧げてくれたのだ。 今やそんな持ち物のゆえに、 お前は我が心を 常の場合よりも 苦痛に対して感じやすくしてしまった。 その部分、私の最もやわらかく、 感じやすく、むき出しの部分が 傷つけられたからには、 決してもはや 回復することは望めない・・・ 呪われた者よ、 なぜ、こんなにもえぐるように、 私のその部分に傷を負わせるのだ? なぜ、武器に塗られた 苦しめる毒でもって、その部分を傷つける? その毒は、私の悟性と脳を じりじりと焦がすように傷つけ、 私が友人をもはや 信頼できないようにし、 私のとらわれない心を 疑いで一杯にし、 私をして、夜の暗闇に紛れて こっそり聞き耳を立てながら 友達のもとに忍び寄らせ、 私の名誉に終止符を打たせようというのに。 いかなる天国によっても救い得ない この地獄が、なぜ私のもとに? いかなる悲惨な状態でも償えない この恥辱が、なぜ私のもとに? この、測り知ることができないほど深く 謎めいた理由を、 誰が世間に向けて示してくれるというのだ? TRISTAN (同情に満ちてマルケ王に向けて目を上げながら) おお、王よ、それを 私はあなたに言うことはできない。 そして、あなたが問いかけたことは、 あなたには決してわからないことです。 (あこがれに満ちて彼を見上げているイゾルデの方に向いながら) これからトリスタンが行くところへ、 イゾルデ、あなたはついてきてくれますか? トリスタンが言っているその国とは 太陽の光が射さないところ・・・ それは暗い 夜の国。 その国から母は 私を送り出した。 その時、母は死にながら 私をみごもり、 死にながら 光のもとへと送り出した。 私を産んだとき、 母の愛の隠れ家だったのは 夜の奇蹟の国で、 その夜から私は、あの時、目ざめたのです。 あなたにトリスタンを贈ってくれた奇蹟の国・・・ その国へと、ご案内するのです。 ついてきてくれますか? 誠実に、愛らしく・・・ イゾルデ、さあおっしゃってください! ISOLDE あなたという友が 異国の王妃として私を求めたとき、 その悪意に満ちた友にさえ 誠実に、愛らしく イゾルデはついていかねばならなかった。 今、あなたがあなた本来の場所へ行き、 あなたの遺産を私に示そうというのなら、 どうして、その国を避けるはずがあるでしょう? その国は全ての世界を包んでいるのですから・・・ トリスタンの家であり故郷であるところ、 そこへイゾルデも参ります。 誠実に愛らしく あなたに従います。 さあ、その道をイゾルデにお示しください! (トリスタンはゆっくりと彼女に身を屈め、やさしく額に口づけする。・・メロートは憤激のあまり飛び上がる) MELOT (剣を抜きながら) 裏切り者め!こいつ! 報いをあたえねば!王よ! こんな恥辱を我慢できるとでも? TRISTAN (自らの剣を抜き、素早く振り返る) 私と命のやり取りをしようというのは誰だ? (メロートに視線を向けて) この男は我が友だった。 私を誰よりも大切なものとして愛してくれた。 私の栄誉と名声のために 誰よりも心を砕いてくれた。 そして我が心を 思いあがらせ、 群臣が 私に迫るように仕向けたのだ。 もっと栄誉と名声を積み上げるようにと・・・ 王にあなたを娶せるようにと・・・ イゾルデ、あなたの眼差しは あの男の眼をも眩ませたのです。 嫉妬のあまり、この友は 私を裏切ったのです、 そう、私が裏切った王のために! (メロートに突進していく) 用意はいいか、メロート! (メロートが剣を突き出すと、トリスタンは自らの剣を取り落とし、傷を負ってクルヴェナールの腕の中に沈み込む。イゾルデはトリスタンの胸に身を投げる。マルケ王はメロートを押しとどめる。素早く幕が降りる) ZWEITER AUFZUG ERSTE SZENE Garten mit hohen Bäumen vor dem Gemach Isoldes, zu welchem, seitwärts gelegen, Stufen hinaufführen. Helle, anmutige Sommernacht. An der geöffneten Türe ist eine brennende Fackel aufgesteckt. Jagdgetön. Brangäne, auf den Stufen am Gemach, späht dem immer entfernter vernehmbaren Jagdtrosse nach. Sie blickt ängstlich in das Gemach zurück, darin sie Isolde nahen sieht. Zu ihr tritt aus dem Gemach, feurig bewegt, Isolde ISOLDE Hörst du sie noch? Mir schwand schon fern der Klang. BRANGÄNE lauschend Noch sind sie nah; deutlich tönt s daher. ISOLDE lauschend Sorgende Furcht beirrt dein Ohr. Dich täuscht des Laubes säuselnd Getön, das lachend schüttelt der Wind. BRANGÄNE Dich täuscht des Wunsches Ungestüm, zu vernehmen, was du wähnst. Sie lauscht Ich höre der Hörner Schall. ISOLDE wieder lauschend Nicht Hörnerschall tönt so hold, des Quelles sanft rieselnde Welle rauscht so wonnig daher. Wie hört ich sie, tosten noch Hörner? Im Schweigen der Nacht nur lacht mir der Quell. Der meiner harrt in schweigender Nacht, als ob Hörner noch nah dir schallten, willst du ihn fern mir halten? BRANGÄNE Der deiner harrt --- o hör mein Warnen! --- des harren Späher zur Nacht. Weil du erblindet, wähnst du den Blick der Welt erblödet für euch? Da dort an Schiffes Bord von Tristans bebender Hand die bleiche Braut, kaum ihrer mächtig, König Marke empfing, als alles verwirrt auf die Wankende sah, der güt ge König, mild besorgt, die Mühen der langen Fahrt, die du littest, laut beklagt ein einz ger war s, ich achtet es wohl, der nur Tristan fasst ins Auge. Mit böslicher List, lauerndem Blick sucht er in seiner Miene zu finden, was ihm diene. Tückisch lauschend treff ich ihn oft der heimlich euch umgarnt, vor Melot seid gewarnt! ISOLDE Meinst du Herrn Melot? Oh, wie du dich trügst! Ist er nicht Tristans treuester Freund? Muss mein Trauter mich meiden, dann weilt er bei Melot allein. BRANGÄNE Was mir ihn verdächtig, macht dir ihn teuer! Von Tristan zu Marke ist Melots Weg; dort sät er üble Saat. Die heut im Rat dies nächtliche Jagen so eilig schnell beschlossen, einem edlern Wild, als dein Wähnen meint, gilt ihre Jägerslist. ISOLDE Dem Freund zulieb erfand diese List aus Mitleid Melot, der Freund. Nun willst du den Treuen schelten? Besser als du sorgt er für mich; ihm öffnet er, was mir du sperrst. O spar mir des Zögerns Not! Das Zeichen, Brangäne! O gib das Zeichen! Lösche des Lichtes letzten Schein! Dass ganz sie sich neige, winke der Nacht. Schon goss sie ihr Schweigen durch Hain und Haus, schon füllt sie das Herz mit wonnigem Graus. O lösche das Licht nun aus, lösche den scheuchenden Schein! Lass meinen Liebsten ein! BRANGÄNE O lass die warnende Zünde, lass die Gefahr sie dir zeigen! O wehe! Wehe! Ach, mir Armen! Des unseligen Trankes! Dass ich untreu einmal nur der Herrin Willen trog! Gehorcht ich taub und blind, dein Werk war dann der Tod. Doch deine Schmach, deine schmählichste Not mein Werk, muss ich Schuld ge es wissen? ISOLDE Dein Werk? O tör ge Magd! Frau Minne kenntest du nicht? Nicht ihres Zaubers Macht? Des kühnsten Mutes Königin? Des Weltenwerdens Wälterin? Leben und Tod sind untertan ihr, die sie webt aus Lust und Leid, in Liebe wandelnd den Neid. Des Todes Werk, nahm ich s vermessen zur Hand, Frau Minne hat es meiner Macht entwandt. Die Todgeweihte nahm sie in Pfand, fasste das Werk in ihre Hand. Wie sie es wendet, wie sie es endet, was sie mir küre, wohin mich führe, ihr ward ich zu eigen num lass mich Gehorsam zeigen! BRANGÄNE Und musste der Minne tückischer Trank des Sinnes Licht dir verlöschen, darfst du nicht sehen, wenn ich dich warne nur heute hör, o hör mein Flehen! Der Gefahr leuchtendes Licht, nur heute, heut die Fackel dort lösche nicht! ISOLDE Die im Busen mir die Glut entfacht, die mir das Herze brennen macht, die mir als Tag der Seele lacht, Frau Minne will es werde Nacht, dass hell sie dorten leuchte, sie eilt auf die Fackel zu wo sie dein Licht verscheuchte. Sie nimmt die Fackel von der Tür Zur Warte du dort wache treu! Die Leuchte, und wär s meines Lebens Licht --- lachend sie zu löschen zag ich nicht! Sie wirft die Fackel zur Erde, wo sie allmählich verlischt. Brangäne wendet sich bestürzt ab, um auf einer äusseren Treppe die Zinne zu ersteigen, wo sie langsam verschwindet. Isolde lauscht und späht, zunächst schüchtern, in einen Baumgang. Von wachsendem Verlangen bewegt, schreitet sie dem Baumgang näher und späht zuversichtlicher. Sie winkt mit einem Tuche, erst seltener, dann häufiger, und endlich, in leidenschaftlicher Ungeduld, immer schneller. Eine Gebärde des plötzlichen Entzückens sagt, dass sie den Freund in der Ferne gewahr geworden. Sie streckt sich höher und höher, und, um besser den Raum zu übersehen, eilt sie zur Treppe zurück, von deren oberster Stufe aus sie dem Herannahenden zuwinkt. Dann springt sie ihm entgegen ZWEITE SZENE TRISTAN stürzt herein Isolde! Geliebte! ISOLDE Tristan! Geliebter! Stürmische Umarmungen beider, unter denen sie in den Vordergrund gelangen Bist du mein? TRISTAN Hab ich dich wieder? ISOLDE Darf ich dich fassen? TRISTAN Kann ich mir trauen? ISOLDE Endlich! Endlich! TRISTAN An meiner Brust! ISOLDE Fühl ich dich wirklich? TRISTAN Seh ich dich selber? ISOLDE Dies deine Augen? TRISTAN Dies dein Mund? ISOLDE Hier deine Hand? TRISTAN Hier dein Herz? ISOLDE Bin ich s? Bist du s? Halt ich dich fest? TRISTAN Bin ich s? Bist du s? Ist es kein Trug? BEIDE Ist es kein Traum? O Wonne der Seele, o süsse, hehrste, kühnste, schönste, seligste Lust! TRISTAN Ohne Gleiche! ISOLDE Überreiche! TRISTAN Überselig! ISOLDE Ewig! TRISTAN Ewig! ISOLDE Ungeahnte, nie gekannte! TRISTAN Überschwenglich hoch erhabne! ISOLDE Freudejauchzen! TRISTAN Lustentzücken! BEIDE Himmelhöchstes Weltentrücken! ISOLDE Mein! Tristan mein! TRISTAN Mein! Isolde mein! BEIDE Mein und dein! Ewig, ewig ein! ISOLDE Wie lange fern! Wie fern so lang! TRISTAN Wie weit so nah! So nah wie weit! ISOLDE O Freundesfeindin, böse Ferne! Träger Zeiten zögernde Länge! TRISTAN O Weit und Nähe, hart entzweite! Holde Nähe! Öde Weite! ISOLDE Im Dunkel du, im Lichte ich! TRISTAN Das Licht! Das Licht! O dieses Licht, wie lang verlosch es nicht! Die Sonne sank, der Tag verging, doch seinen Neid erstickt er nicht sein scheuchend Zeichen zündet er an und steckt s an der Liebsten Türe, dass nicht ich zu ihr führe. ISOLDE Doch der Liebsten Hand löschte das Licht; wes die Magd sich wehrte, scheut ich mich nicht in Frau Minnes Macht und Schutz bot ich dem Tage Trutz! TRISTAN Dem Tage! Dem Tage! Dem tückischen Tage, dem härtesten Feinde Hass und Klage! Wie du das Licht, o könnt ich die Leuchte, der Liebe Leiden zu rächen, dem frechen Tage verlöschen! Gibt s eine Not, gibt s eine Pein, die er nicht weckt mit seinem Schein? Selbst in der Nacht dämmernder Pracht hegt ihn Liebchen am Haus, streckt mir drohend ihn aus! ISOLDE Hegt ihn die Liebste am eignen Haus, im eignen Herzen hell und kraus, hegt ihn trotzig einst mein Trauter Tristan --- der mich betrog! War s nicht der Tag, der aus ihm log, als er nach Irland werbend zog, für Marke mich zu frein, dem Tod die Treue zu weihn? TRISTAN Der Tag! Der Tag, der dich umgliss, dahin, wo sie der Sonne glich, in höchster Ehren Glanz und Licht Isolde mir entrückt ! Was mir das Auge so entzückt , mein Herze tief zur Erde drückt in lichten Tages Schein wie war Isolde mein? ISOLDE War sie nicht dein, die dich erkor? Was log der böse Tag dir vor, dass, die für dich beschieden, die Traute du verrietest? TRISTAN Was dich umgliss mit hehrster Pracht, der Ehre Glanz, des Ruhmes Macht, an sie mein Herz zu hangen, hielt mich der Wahn gefangen. Die mit des Schimmers hellstem Schein mir Haupt und Scheitel licht beschien, der Welten-Ehren Tagessonne, mit ihrer Strahlen eitler Wonne, durch Haupt und Scheitel drang mir ein bis in des Herzens tiefsten Schrein. Was dort in keuscher Nacht dunkel verschlossen wacht , was ohne Wiss und Wahn ich dämmernd dort empfahn ein Bild, das meine Augen zu schau n sich nicht getrauten, von des Tages Schein betroffen lag mir s da schimmernd offen. Was mir so rühmlich schien und hehr, das rühmt ich hell vor allem Heer; vor allem Volke pries ich laut der Erde schönste Königsbraut. Dem Neid, den mir der Tag erweckt ; dem Eifer, den mein Glücke schreckt ; der Missgunst, die mir Ehren und Ruhm begann zu schweren denen bot ich Trotz, und treu beschloss, um Ehr und Ruhm zu wahren, nach Irland ich zu fahren. ISOLDE O eitler Tagesknecht! Getäuscht von ihm, der dich getäuscht, wie musst ich liebend um dich leiden, den, in des Tages falschem Prangen, von seines Gleissens Trug befangen, dort wo ihn Liebe heiss umfasste, im tiefsten Herzen hell ich hasste. Ach, in des Herzens Grunde wie schmerzte tief die Wunde! Den dort ich heimlich barg, wie dünkt er mich so arg, wenn in des Tages Scheine der treu gehegte Eine der Liebe Blicken schwand, als Feind nur vor mir stand! Das als Verräter dich mir wies, dem Licht des Tages wollt ich entfliehn, dorthin in die Nacht dich mit mir ziehn, wo der Täuschung Ende mein Herz mir verhiess; wo des Trugs geahnter Wahn zerrinne; dort dir zu trinken ew ge Minne, mit mir dich im Verein wollt ich dem Tode weihn. TRISTAN In deiner Hand den süssen Tod, als ich ihn erkannt, den sie mir bot; als mir die Ahnung hehr und gewiss zeigte, was mir die Sühne verhiess da erdämmerte mild erhabner Macht im Busen mir die Nacht; mein Tag war da vollbracht. ISOLDE Doch ach, dich täuschte der falsche Trank, dass dir von neuem die Nacht versank; dem einzig am Tode lag, den gab er wieder dem Tag! TRISTAN O Heil dem Tranke! Heil seinem Saft! Heil seines Zaubers hehrer Kraft! Durch des Todes Tor, wo er mir floss, weit und offen er mir erschloss, darin ich sonst nur träumend gewacht, das Wunderreich der Nacht. Von dem Bild in des Herzens bergendem Schrein scheucht er des Tages täuschenden Schein, dass nachtsichtig mein Auge wahr es zu sehen tauge. ISOLDE Doch es rächte sich der verscheuchte Tag; mit deinen Sünden Rat s er pflag; was dir gezeigt die dämmernde Nacht, an des Tag-Gestirnes Königsmacht musstest du s übergeben, um einsam in öder Pracht schimmernd dort zu leben. Wie ertrug ich s nur? Wie ertrag ich s noch? TRISTAN O, nun waren wir Nacht-Geweihte! Der tückische Tag, der Neid-bereite, trennen konnt uns sein Trug, doch nicht mehr täuschen sein Lug! Seine eitle Pracht, seinen prahlenden Schein verlacht, wem die Nacht den Blick geweiht seines flackernden Lichtes flüchtige Blitze blenden uns nicht mehr. Wer des Todes Nacht liebend erschaut, wem sie ihr tief Geheimnis vertraut des Tages Lügen, Ruhm und Ehr , Macht und Gewinn, so schimmernd hehr, wie eitler Staub der Sonnen sind sie vor dem zersponnen! In des Tages eitlem Wähnen bleibt ihm ein einzig Sehnen --- das Sehnen hin zur heil gen Nacht, wo ur-ewig, einzig wahr Liebeswonne ihm lacht! Tristan zieht Isolde sanft zur Seite auf eine Blumenbank nieder, senkt sich vor ihr auf die Knie und schmiegt sein Haupt in ihren Arm BEIDE O sink hernieder, Nacht der Liebe, gib Vergessen, dass ich lebe; nimm mich auf in deinen Schoss, löse von der Welt mich los! TRISTAN Verloschen nun die letzte Leuchte; ISOLDE was wir dachten, was uns deuchte; TRISTAN all Gedenken --- ISOLDE all Gemahnen --- BEIDE heil ger Dämm rung hehres Ahnen löscht des Wähnens Graus welterlösend aus. ISOLDE Barg im Busen uns sich die Sonne, leuchten lachend Sterne der Wonne. TRISTAN Von deinem Zauber sanft umsponnen, vor deinen Augen süss zerronnen; ISOLDE Herz an Herz dir, Mund an Mund; TRISTAN eines Atems ein ger Bund; BEIDE bricht mein Blick sich wonnerblindet, erbleicht die Welt mit ihrem Blenden ISOLDE die uns der Tag trügend erhellt, TRISTAN zu täuschendem Wahn entgegengestellt, BEIDE selbst dann bin ich die Welt Wonne-hehrstes Weben, Liebe-heiligstes Leben, Nie-wieder-Erwachens wahnlos hold bewusster Wunsch. Tristan und Isolde versinken wie in gänzliche Entrücktheit, in der sie, Haupt an Haupt auf die Blumenbank zurückgelehnt, verweilen BRANGÄNES STIMME von der Zinne her Einsam wachend in der Nacht, wem der Traum der Liebe lacht, hab der Einen Ruf in acht, die den Schläfern Schlimmes ahnt, bange zum Erwachen mahnt. Habet acht! Habet acht! Bald entweicht die Nacht. ISOLDE leise Lausch, Geliebter! TRISTAN ebenso Lass mich sterben! ISOLDE allmählich sich ein wenig erhebend Neid sche Wache! TRISTAN zurückgelehnt bleibend Nie erwachen! ISOLDE Doch der Tag muss Tristan wecken? TRISTAN ein wenig das Haupt erhebend Lass den Tag dem Tode weichen! ISOLDE nicht heftig Tag und Tod mit gleichen Streichen sollten unsre Lieb erreichen? TRISTAN sich mehr aufrichtend Unsre Liebe? Tristans Liebe? Dein und mein , Isoldes Liebe? Welches Todes Streichen könnte je sie weichen? Stünd er vor mir, der mächt ge Tod, wie er mir Leib und Leben bedroht , die ich so willig der Liebe lasse, wie wäre seinen Streichen die Liebe selbst zu erreichen? immer inniger mit dem Haupt sich an Isolde schmiegend Stürb ich nun ihr, der so gern ich sterbe, wie könnte die Liebe mit mir sterben, die ewig lebende mit mir enden? Doch stürbe nie seine Liebe, wie stürbe dann Tristan seiner Liebe? ISOLDE Doch unsre Liebe, heisst sie nicht Tristan und --- Isolde? Dies süsse Wörtlein und, was es bindet, der Liebe Bund, wenn Tristan stürb , zerstört es nicht der Tod? TRISTAN sehr ruhig Was stürbe dem Tod, als was uns stört, was Tristan wehrt, Isolde immer zu lieben, ewig ihr nur zu leben? ISOLDE Doch dieses Wörtlein und --- wär es zerstört, wie anders als mit Isoldes eignem Leben wär Tristan der Tod gegeben? Tristan zieht, mit bedeutungsvoller Gebärde, Isolde sanft an sich TRISTAN So stürben wir, um ungetrennt, ewig einig ohne End , ohn Erwachen, ohn Erbangen, namenlos in Lieb umfangen, ganz uns selbst gegeben, der Liebe nur zu leben! ISOLDE wie in sinnender Entrücktheit zu ihm aufblickend So stürben wir, um ungetrennt --- TRISTAN ewig einig ohne End --- ISOLDE ohn Erwachen --- TRISTAN ohn Erbangen --- BEIDE namenlos in Lieb umfangen, ganz uns selbst gegeben, der Liebe nur zu leben! Isolde neigt wie überwältigt das Haupt an seine Brust BRANGÄNES STIMME wie vorher Habet acht! Habet acht! Schon weicht dem Tag die Nacht. TRISTAN lächelnd zu Isolde geneigt Soll ich lauschen? ISOLDE schwärmerisch zu Tristan aufblickend Lass mich sterben! TRISTAN ernster Muss ich wachen? ISOLDE bewegter Nie erwachen! TRISTAN drängender Soll der Tag noch Tristan wecken? ISOLDE begeistert Lass den Tag dem Tode weichen! TRISTAN Des Tages Dräuen nun trotzten wir so? ISOLDE mit wachsender Begeisterung Seinem Trug ewig zu fliehn. TRISTAN Sein dämmernder Schein verscheuchte uns nie? ISOLDE mit grosser Gebärde ganz sich erhebend Ewig währ uns die Nacht! Tristan folgt ihr, sie umfangen sich in schwärmerischer Begeisterung BEIDE O ew ge Nacht, süsse Nacht! Hehr erhabne Liebesnacht! Wen du umfangen, wem du gelacht, wie wär ohne Bangen aus dir er je erwacht? Nun banne das Bangen, holder Tod, sehnend verlangter Liebestod! In deinen Armen, dir geweiht, ur-heilig Erwarmen, von Erwachens Not befreit! TRISTAN Wie sie fassen, wie sie lassen, diese Wonne --- BEIDE Fern der Sonne, fern der Tage Trennungsklage! ISOLDE Ohne Wähnen --- TRISTAN sanftes Sehnen; ISOLDE ohne Bangen --- TRISTAN süss Verlangen. Ohne Wehen --- BEIDE hehr Vergehen. ISOLDE Ohne Schmachten --- BEIDE hold Umnachten. TRISTAN Ohne Meiden --- BEIDE ohne Scheiden, traut allein, ewig heim, in ungemessnen Räumen übersel ges Träumen. TRISTAN Tristan du, ich Isolde, nicht mehr Tristan! ISOLDE Du Isolde, Tristan ich, nicht mehr Isolde! BEIDE Ohne Nennen, ohne Trennen, neu Erkennen, neu Entbrennen; ewig endlos, ein-bewusst heiss erglühter Brust höchste Liebeslust! Sie bleiben in verzückter Stellung DRITTE SZENE Brangäne stösst einen grellen Schrei aus KURWENAL stürzt mit entblösstem Schwerte herein Rette dich, Tristan! Er blickt mit Entsetzen hinter sich in die Szene zurück. Marke, Melot und Hofleute, in Jägertracht, kommen aus dem Baumgange lebhaft nach dem Vordergrunde und halten entsetzt der Gruppe der Liebenden gegenüber an. Brangäne kommt zugleich von der Zinne herab und stürzt auf Isolde zu. Diese, von unwillkürlicher Scham ergriffen, lehnt sich, mit abgewandtem Gesicht, auf die Blumenbank.Tristan, in ebenfalls unwillkürlicher Bewegung, streckt mit dem einen Arm den Mantel breit aus, so dass er Isolde vor den Blicken der Ankommenden verdeckt. In dieser Stellung verbleibt er längere Zeit, unbeweglich den starren Blick auf die Männer gerichtet, die in verschiedener Bewegung die Augen auf ihn heften. Morgendämmerung TRISTAN nach längerem Schweigen Der öde Tag zum letztenmal! MELOT zu Marke Das sollst du, Herr, mir sagen, ob ich ihn recht verklagt? Das dir zum Pfand ich gab, ob ich mein Haupt gewahrt? Ich zeigt ihn dir in offner Tat Namen und Ehr hab ich getreu vor Schande dir bewahrt. MARKE nach tiefer Erschütterung, mit bebender Stimme Tatest du s wirklich? Wähnst du das? Sieh ihn dort, den treuesten aller Treuen; blick auf ihn, den freundlichsten der Freunde seiner Treue freister Tat traf mein Herz mit feindlichstem Verrat! Trog mich Tristan, sollt ich hoffen, was sein Trügen mir getroffen, sei durch Melots Rat redlich mir bewahrt? TRISTAN krampfhaft heftig Tagsgespenster! Morgenträume! Täuschend und wüst! Entschwebt! Entweicht! MARKE mit tiefer Ergriffenheit Mir dies? Dies, Tristan, mir? --- Wohin nun Treue, da Tristan mich betrog? Wohin nun Ehr und echte Art, da aller Ehren Hort, da Tristan sie verlor? Die Tristan sich zum Schild erkor, wohin ist Tugend nun entflohn, da meinen Freund sie flieht, da Tristan mich verriet? Tristan senkt langsam den Blick zu Boden; in seinen Mienen ist, während Marke fortfährt, zunehmende Trauer zu lesen Wozu die Dienste ohne Zahl, der Ehren Ruhm, der Grösse Macht, die Marken du gewannst; musst Ehr und Ruhm, Gröss und Macht, musste die Dienste ohne Zahl dir Markes Schmach bezahlen? Dünkte zu wenig dich sein Dank, dass, was du ihm erworben, Ruhm und Reich, er zu Erb und Eigen dir gab? Da kinderlos einst schwand sein Weib, so liebt er dich, dass nie aufs neu sich Marke wollt vermählen. Da alles Volk zu Hof und Land mit Bitt und Dräuen in ihn drang, die Königin dem Lande, die Gattin sich zu kiesen; da selber du den Ohm beschworst, des Hofes Wunsch, des Landes Willen gütlich zu erfüllen; in Wehr wider Hof und Land, in Wehr selbst gegen dich, mit List und Güte weigerte er sich, bis, Tristan, du ihm drohtest, für immer zu meiden Hof und Land, würdest du selber nicht entsandt, dem König die Braut zu frein. Da liess er s denn so sein. --- Dies wundervolle Weib, das mir dein Mut gewann, wer durft es sehen, wer es kennen, wer mit Stolze sein es nennen, ohne selig sich zu preisen? Der mein Wille nie zu nahen wagte, der mein Wunsch ehrfurchtscheu entsagte, die so herrlich hold erhaben mir die Seele musste laben, trotz Feind und Gefahr, die fürstliche Braut brachtest du mir dar. Nun, da durch solchen Besitz mein Herz du fühlsamer schufst als sonst dem Schmerz, dort, wo am weichsten, zart und offen, würd ich getroffen, nie zu hoffen, dass je ich könnte gesunden warum so sehrend, Unseliger, dort nun mich verwunden? Dort mit der Waffe quälendem Gift, das Sinn und Hirn mir sengend versehrt, das mir dem Freund die Treue verwehrt, mein offnes Herz erfüllt mit Verdacht, dass ich nun heimlich in dunkler Nacht den Freund lauschend beschleiche, meiner Ehren Ende erreiche? Die kein Himmel erlöst, warum mir diese Hölle? Die kein Elend sühnt, warum mir diese Schmach? Den unerforschlich tief geheimnisvollen Grund, wer macht der Welt ihn kund? TRISTAN mitleidig das Auge zu Marke erhebend O König, das kann ich dir nicht sagen; und was du frägst, das kannst du nie erfahren. Er wendet sich zu Isolde, die sehnsüchtig zu ihm aufblickt Wohin nun Tristan scheidet, willst du, Isold , ihm folgen? Dem Land, das Tristan meint, der Sonne Licht nicht scheint es ist das dunkel nächt ge Land, daraus die Mutter mich entsandt, als, den im Tode sie empfangen, im Tod sie liess an das Licht gelangen. Was, da sie mich gebar, ihr Liebesberge war, das Wunderreich der Nacht, aus der ich einst erwacht; das bietet dir Tristan, dahin geht er voran ob sie ihm folge treu und hold --- das sag ihm nun Isold ! ISOLDE Als für ein fremdes Land der Freund sie einstens warb, dem Unholden treu und hold musst Isolde folgen. Nun führst du in dein eigen, dein Erbe mir zu ziegen; wie flöh ich wohl das Land, das alle Welt umspannt? Wo Tristans Haus und Heim, da kehr Isolde ein auf dem sie folge treu und hold, den Weg nun zeig Isold ! Tristan neigt sich langsam über sie und küsst sie sanft auf die Stirn. --- Melot fährt wütend auf MELOT das Schwert ziehend Verräter! Ha! Zur Rache, König! Duldest du diese Schmach? TRISTAN zieht sein Schwert, und wendet sich schnell um Wer wagt sein Leben an das meine? Er heftet den Blick auf Melot Mein Freund war der, er minnte mich hoch und teuer; um Ehr und Ruhm mir war er besorgt wie keiner. Zum Übermut trieb er mein Herz; die Schar führt er, die mich gedrängt, Ehr und Ruhm mir zu mehren, dem König dich zu vermählen! Dein Blick, Isolde, blendet auch ihn aus Eifer verriet mich der Freund dem König, den ich verriet! Er dringt auf Melot ein Wehr dich, Melot! Als Melot ihm das Schwert entgegenstreckt, lässt Tristan das seinige fallen und sinkt verwundet in Kurwenals Arme. Isolde stürzt sich an seine Brust. Marke hält Melot zurück. Der Vorhang fällt schnell この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@wagnerianchan Wagner,Richard/Tristan und Isolde/III